桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ビックリ!

2012-10-07 | Weblog

現地調査終了後、原口さんを自宅に送る武田さんから「一緒に昼を食べよう!」の誘い。それが、パスタだと言う。
普通ならばパスタ嫌いの俺は辞退だが、原口さんと一緒だとなれば拒否もならず、ときには良いかと、志布志市内にある店に同行した。
店に着くと、若い女性から家族連れまで、かなりの客がいた。
で、頼んだのが、写真にある夏野菜パスタ。
食べてビックリ!
適度な辛さに味加減、美味いなんてモノではなかった。パンで汁をも食べて、一緒に行った志布志銀座組の菅家さんは「皿を洗う必要がないね」と言われるほど、完食した。
いゃあパスタも美味いモノは美味いねぇ。
次からは、嫌いと言わずに済みそうだ。

志布志の夜

2012-10-07 | Weblog
昨夜は、泊まりが多くてダグリに泊まれない人が出て、俺も川畑さんのホテル、枇榔に宿泊した。そして、何時も通りに、菅家さん、柳原さん、元読売記者の菅野さん、狭山事件事務局で柳原さんの闘いを支える安田さん、それに川畑さんと志布志銀座に繰り出した。前夜が遅かったので、早く帰ろうとしたが、志布志事件の支援者で漁師をしている人から誘い。無下に断れず、ダグリに泊まる人たちを帰し、俺と川畑さんとで、その席に行った。
とにかく、鹿児島の人は酒が強い!
かくして午前様となり、1時過ぎの帰還だった!

大崎事件

2012-10-07 | Weblog




昨日と今日は、志布志市の国民宿舎、ボルベリア・ダグリを会場にして大崎事件の現地調査だった。
参加者は百名弱。原口アヤ子さんも娘さん二人と参加して元気な姿を見せてくれた。
昨日は、弁護士さんの報告。今日は、現地に行っての調査だった。
この事件は、堆肥に埋もれた死体を発見したことから、誰かが埋めた!殺したから隠した!となり、家族を疑って犯人視した自白強要が行われ、状況捜査などを疎かにしたため、満足な解剖も行われなかった。もし事故死を疑った検死や捜査が行われていたならば、原口さんは苦しむことはなかったろう。
来て見て、改めて一日も早い再審開始を求めたいと思った。