桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

マスコミ

2011-04-19 | Weblog
日本のマスコミは、基本的に体制や権力の代弁者で、マスコミ本来の存在価値である批判精神を持たないところがある。
今朝もテレビオジサンの俺は、起きて即、スイッチを入れたが、大震災の復興を理由に一部政治組織の代弁みたいなことを言う人がいた。みのもんたの番組だけどね。
国会議員を削減して金を復興に回せ!だと。
いやはや、こんな短絡的な言葉が、あたかも正論であるごとくにばらまかれるのだから困ったものだ。
みのもんた、庶民の代弁者であるごとく装っているが、本質は一部権力の代弁者だ。
一人一億を超える金が使われているのだから、議員を削減してうんぬんと、三屋祐子が言ったらば、それに同調して、声を重ねた。
この人たちは民主主義を判ってないよね。
議員が少なければ良い、コストが少なければ良い。判り易い論ではあるが、国民の声や願いを政治に取り上げるには、それなりに人数は必要なのだ。議員を減らす前に税金から払っている政党助成金を止めれば良い。簡単に320億も作り出せる。
大体、復興資金を考える方向が違い過ぎる。毎年、日本がアメリカ軍に支払う思いやり予算は4桁、何千億だよ!こんな払う必要のない金を、なぜ払うのか、理解出来ない。
この金を復興に使え!と言おうよ、三屋さん、みのさん!
それに大企業は、今、244兆円(兆だよ、兆!)の内部留保金、つまり貯金を持っている。国民のために、この金を使わないの?
三屋さん、みのさん、莫大な大企業の内部留保金、復興に使え!と言おう!
アメリカ軍に金を支払うことで儲けるのが大企業。その大企業ともたれ合う政治権力。大企業が保持するマスコミ。テレビなどのマスコミが本質的に日本社会にある問題を斬り込めないのは、この図式があるからだ。テレビに出演する人たちは、その代弁者でしかないのだ。

新記録

2011-04-19 | Weblog

一昨日は、友人が立候補した川口市に応援に行った。何でもやるつもりだったが、繁華街を歩いて宣伝したときに三ヶ所でマイクを握った他は、基本的にビラ配りだった。知らない街、地図を頼りに、何とかこなした。
昨日は取手市だった。支援して下さる方の応援だったが、昼に宣伝カー上に乗って訴えた他は、川口市と同じビラ配りだった。こっちは仕事でも歩いて良く知った街、なんの不安もなく配り歩き、気が付けば三万歩を超えていた。
俺の持っている万歩計は距離も測れるが、一昨日は20キロには足りなかったけども、昨日は20キロを超えて歩いたことになる。
新記録だ!
俺が行った地方選挙応援、まだ負けたことがないが、何とか二人に当選して欲しいね。