桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

ボランティア

2011-04-08 | Weblog
まず、買ってきた野菜類を石巻市に住まれる庄司弁護士宅に届けた。
先生宅は高台にあり、無事だった。
その後、石巻市のボランティアの集まる、石巻専修大学に来たらば、今日は地震の影響でボランティアは中止とのこと。
幸い、市内のガソリンスタンドが営業していたので、そこで満タンくらいまで、入れて、後は、明日のために学内駐車場に集まるボランティアの車に混じり、早い夕飯の準備に入った。

惨状2

2011-04-08 | Weblog


三陸自動車道が普通で一杯道を行ったが、信号が消え、道路に段差などがあってノロノロだった。
松島町に入って三陸自動車道を走る車を見つけて、すぐに高速に乗り、石巻市へ。
石巻市に入っても、特別なものはなかったが、川を越えたとたんに風景は一変した。あらゆる物が砂に塗れて散乱し、うずたかく積まれている。
絶句する風景だった。
コンビニの入口には、店長の張り紙があって、店員の無事に書いてあったのを見たとき、胸に込み上げるものを感じた。
もう1ヶ月が過ぎるのに、この惨状!
言葉がなかった。

惨状

2011-04-08 | Weblog
昨夜の余震は大きかった。宮城県沖が震源地で、その周辺は震度6強。停電になり、高速道路も通行止めになったニュースを聞いたが、予定通りに石巻市に向かった。
水戸南インターから入り、友部で常磐道へ。
走りは順調。車は北へ行くほどに少なくなり、湯本で磐越自動車道な入った。
それから東北道に乗り換えて北上したが、やはり昨夜の地震のせいで、最終的に給油しようとしたサービスエリアは2000円しか入れてくれない。更に北になる大和サービスエリアは停電!もちろん、食べる物もない。
ガソリンに不安を抱えながら大和インターを下りて石巻に向かった。