自分の大切な砦

初めてのツアーに申し込みました。
モン・サン・ミシェルへ。
きっと
自分一人では
このツアーに申し込んでおらず
また
パリ市内を歩きに歩いて
お店を物色したりしつつ
カフェでお茶をする。
そんな日々だったように思います。
今回は
加代子さんがご一緒してくださるお陰で
普段にはない経験を
させてもらっていると感じます。
旅に浮かれることなく
自分の敬虔さと向き合う１日でした。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

パリ市内の教会。
それらの荘厳さの塊もよかったですが
モン・サン・ミシェルの
祈りの塊のような場所の
削り取るような力強さに
痛く共感しました。

表現して
表現して
表現して
そこに取り込まれてゆくような空間
と
削いで
削いで
削いで
必要なものはなんだのだろう
とゆう問いを持てる空間と。

モン・サン・ミシェルが
海に囲まれている
ってのもひとつの大切な要素で。
イギリスに攻められ
海賊に攻められれ
要塞化してゆくと共に
巡礼地としての大切な場所でもあり。

あの
小高い島のように
私も大切な場所を
しかと守る術を持っておきたい
と思う職人なのでした。

いや
本当に自分の範疇を超えた
素晴らしき経験。
この度の大きな宝物をいただいたようです。
誰にも侵食されない自分の砦を守るため
帰ったらまた
叩いて
叩いて
叩いて
更に深めます。

閉まるボタンの習慣

ながさんが繋いでくれたご縁の
お陰様で
とってもとっても楽しい時間であり
有意義な時間になっております。
見えなかったものが
見えるようになる。
その補助線を知識は引いてくれる
のだろうな
と感じるパリの日々。
そして
見えるようになってしまうと
そこに焦点を当ててしまう
ってことにもなるのだな
と思う今日この頃。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

書きたいことは
山ほどある
けれども
それを文字にしてみると
なんだか
私から離れてしまう
ような気もします。

現地で感じることは
些細なことの中に
私が持っている本質が
反射されるとゆうこと。

今のホテルも
とっても良いホテル。
エレベーターに乗ってみると
閉まるのボタンが無いのです。

普段は
閉まるボタンを押してから
何階かを押す。
この数秒の違いが
時間を大切にする
とゆうことを
認識させてくれる習慣
だったりするのですが
ここでは
それすら放棄しなければならない。

そして
案外それも心地よく。

いや
また帰ったら
閉まるボタンの習慣や
１秒を大切にするって意識は
いつも通り発動するのでしょうけれども。

ワインとバラの日々。
少しばかり
浸ってから帰りますね。
ほんと
中村さんには感謝しかない。
ながさん
次は是非ご一緒に。

陽の長さの楽しみ方。

フランスの夏。
昼の長さが
人の精神に与える影響は
どんなものなのだろうか
と考えつつ。
夜２１時ごろに
やっと日が傾きかけた空を見上げながら
考えるパリの１日目。
間違いなくあると思うのですが
その深淵は
訪問者にはわからないもの
なのでしょうね。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

日本は四季がはっきりしている
なんて話もありますが
その土地のいろんな季節を味合わなければ
理解できないこと
多々あると思います。
気候も当然のことながら
食が人に与える影響も大きいもの。

四季がはっきりしているだけに
その季節の素材も多様だった日本。
それが
いつでも同じような野菜が採れる
といったとこで
今の日本を見ているように思うのは
気のせいだけではない
のだろうなと。

そうそう。
そう思うと
殺菌剤が多く使われるのも
日本の特徴で
それは均一化の道筋を
つけているようなものでしょう。
多様性
なんて言葉には置き換えられない
それぞれで育まれている菌が
活躍の場を失っている。

いや
その土地の話から
いろんな方向に広がってしまいましたが
この旅で
ほんの一端をかじる。
異邦人としての私が感じるフランスを
目一杯楽しんでみよう
とゆうことでした。

そろそれ
夜が明け始めます。
ながさんも
良き１日を。

２度目のシャルル・ド・ゴール空港

なんだかんだ
やっぱり
なんだかんだとありながら
無事に
シャルル・ド・ゴール空港に着きました。
香港経由パリ行
と思っていましたが
香港へゆくまでも
１ヶ月半ぶりの台北を経由して
２０時間くらいの旅程。
いつか
BIGになったら直行便で行けるようになりたいな
と思うパリの朝。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

文化の近い
はいつものこと。
今回は
二人の２２歳の娘２人も同行なのですが
若いうちに世界触れる
文化の違いに触れるってのは
大切なことだな
と思ったりしています。

若い感性と一緒に居ることで
私にどんな発見があるのか。
フランスに
１度目の刺激と
２度目の刺激は
違うものだな
と改めて感じたりしつつ。

経験を積むとは
腰が落ち着くとともに
見えないものが
見えてくるともに
ふわふわしたあの感覚や
不安いっぱいの心持ちや。
それを
押し包むような
笑顔や。

はい。
２０時間を経て
まだ
腰は落ち着いてないようです。
パリ初日は
散歩程度にゆっくりと過ごし。
一息つきたいと思います。
ながさん
珍道中の報告をお楽しみに。

運がいい

運がいい
運がいい。
成田発香港経由フランス行
香港空港のストも
なんとか切り抜けてくれたようですし
台風８号から１０号も
なんとか隙間を縫って行けるようです。
そして
なんとなく泊まった秋葉原から
都営浅草線で成田空港まで１本。
運がいい
運がいい。
そう思い込むことで
舞い込んでくることもあるでしょう。
ながさん
昨日はいろんなお話が
ゆっくりとできて。
なんとはないことですが
出会った頃の私たちには
考えられなかったそれぞれの立場
なんだろうと思います。

そのステージに
何故立てたのか。
そして
来年の話をしながら
どんなステージが待っているのか。
とても楽しみになりました。

運がいい
運がいい。
振り返ってみれば
そんなことが沢山ありました。
苦も
振り返ってみれば。

苦楽を共にしたながさん。
ほんと
何があってもよろしくお願いします。
喜び合い
悲しみ合い
祝い合い。
これからを楽しみに
成田から旅立つとします。

先へのベクトルの問題

最近
えーちゃんの本を読んでいるわけですが
自分の来し道も振り返ったりしています。
きっと
周りからみればクレイジーだった
と思いますが
それくらいに
闇雲に突き進むくらいが
私にはちょうど良かったのでしょう。
小さな光さえみえない
けれども
闇の中でいろんなものにぶつかりながら
見つけられる光があるものでしょう。
ながさん
今日の会合を楽しみにしております。
東京はいかがお過ごしですか。

職人の仕事
なんてのは
やろうと思えば
やれることはいくらでも出てくるわけです。
そのやめ時がいつなのか
やめ時を決める能力が
職人の力でもあるのかもしれません。

やろうと思えば
いくらでもやれることを見つけられる
やってもやっても見つけてしまう。
そのやめ時。
体力の限界か
打ち合わせか。

やれるだけやって
まぁ今日はここまで
と決めつつも
頭の中では
作業が続くのです。

先へのベクトルの問題
なのかもしれません。
ここまで
と自分では決められないけれども
続ければ続けられないだけに
自分で決めなければならないポイント。

兎に角
職人に成り立ては
突き進んでいたなと。
ながさん
今日はゆっくりお話ししましょうね。
準備万端出発します。

行不由経

熱帯夜で寝れない
と思っていたのですが
どうも
ここ数日
心に引っかかりがあったせいで
眠れなかったようです。
それが
今朝
なんだかスッキリと溶けて。
この数日の
なんとも言えない
周りを纏っていたもやもやした空気が
なんだったのかを理解することができました。
変わりたい
変わらなければならない
本当にそんな時期なのですね。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

いや
確かに
昨日のように反省改過の
大きなきっかけだったのでしょう。
現象としては
あり得ないことが
あり得ると思い込んでしまう。
その思い込みのせいで
自分を縛り
眠れない夜をつくってしまう。

本当に
過ぎてしまえば
とは思うのですが
その時その時の
心の重さが
いつまでも実感として残ります。

変わりたい
変わらなければ
その為の環境づくり。
この思い込みは
しっかりと胸に刻み
今日を始めたいと思います。

信頼を繋いでゆく
信用を続けてもらう。
その一歩一歩
行不由経
です。

人の表も裏も
どんなところでも
透明になってゆく
それが年齢を重ねる
とゆうことでしょうか。

ながさん
明日は会合ですね。
私もスーツケースを引っ張り出して
フランスに向けて整えたいと思います。
きっと
ひとつ成長できる旅。
また旅行記でも書くとしますね。

泰然自若

なんだか
頭が良く回らない
なんて思っていたのですが
どうも
猛暑のために
寝不足のようです。
寝ていると思っているのですが
やはり
どこか眠れてないのでしょうね。
夕方ごろに目が冴えてきて
また
夜を迎える。
暑さ寒さも彼岸まで
といいますが
今年はフランス出張の間に
暑さも過ぎ去ってくれそうです。
ほんと
あと３日後には機上の人に。
ながさん
東京の猛暑はいかがお過ごしですか。

いよいよ
ってことで
準備も進んでおります。
一人だったら
なんとかなる
ってことも
多くの方とご一緒するからには
慎重に慎重を重ね
想像を膨らませつつ
対処をするとゆう
私には苦手分野も
これからの自分に必要なこと
なのでしょう。

なんとか
なんとか
いつもやれているのも
反省と改過の繰り返し。
小さなミスのうちに
自分に刻み込めるかが
大切なのでしょう。

でも
たとえ大きな失敗
になったとしても
泰然自若として
改過する。

泰然自若。
この言葉を
最近は刻み込んでおります。
周りがことを大きくしない。
自分で責任を取れることには関わり
当事者に委ね見守る。

心は右往左往するものです。
でも
流れは以前からできていて
気づかないうちに今に辿り着いていて。
ほんと
小さなうちに気づかなければならないのです。

そんなことを
寝不足の頭の中でぐるぐると。
あとひとつ
納品を終えたら晴れて出発です。
あとひとつ
無事に届けられますように。
備えて早く寝るとします。
やっぱり
保冷剤とゆういっときのオアシスが必要なようです。

美しい光に包まれて

居酒屋やBarの
カウンターって
やっぱり
ひとつ
階段を昇るような
そんな気がします。
昨晩も
何度か伺っていて
いつも
応援してくださっている方のお店へ
ひとりカウンターに。
まだまだ
知らない世界があるものです。
ながさん
いかがお過ごしですか。

掃除がなぜ大切か
って話は
何度もしたような気がしますが
やはり
掃除が行き届いていないと
すっきりしないといいますか
心もササクレてくるように思います。

この現象はなんなんだろう
と考えているのですが
物理的な作用が
必ずあるはずなのです。
この掃除の物理的作用が
どう精神に
影響を与えるのか。

人は環境を
見ていないようで見ているもの。
凝視しているわけではない
としても
視界に入っている様々なものに
無意識層で
影響を受けているのでしょう。

周辺をどう快く保つのか。
今日は
窓拭きから始めてみたいと思います。
工房に入ってくる光の質が
私に作用する。
綺麗な光に包まれて
仕事をしたいものです。

ながさんは
仙台出張のようですね。
東北は夏祭りの季節
良い時間をお過ごしくださいね。

なんとも言えないご縁

新月や満月は
リフレッシュの日
と決めているのですが
前年は
弥彦神社を詣でてから
岩室の温泉へ
が流行っていたのですが
今年は
弥彦神社から弥彦温泉へのルートが
私の中での流行。
なにがどう
とゆうわけでもないのですが
足が向いたり
心地よかったり。
なんともゆうわけではないのです。

けれども
「なにごとの おわすますかはしらねども
　かたじけなさに 涙こぼるる」
ような心持ちで
私の背筋はのびるのです。

昨日も
足湯をしながら
永ちゃんの成り上がり
を読み始めました。

人の言葉にすることと
行動の裏腹さ。
言葉も重要
けれども
その行動を見たら
本当のところは
そこにあるのだろうと思うのです。

永ちゃんが
高校生くらいに
どこぞの社長からもらった
カネーギーを何度も読み返していた
って逸話は
面白いなと思ったのです。
カーネギー人を動かす。

そのなんとも言えないご縁が
永ちゃんの背骨に
入っているのだろうなと。

なんとも言えない大切なご縁。
振り返ってみれば
とも思いますが
そこに潜んでいるやもしれません。
そして
今日会うのかもしれません。

はい。
新月明けも
張り切って
いつも通りに淡々と
叩き始めるとします。

ながさん
４日後の会合を
心から楽しみにしていますよ。