職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

製作の遅筋

2017年10月11日 | ヤスさん日記
少し
ほっと一息。
喫茶店で3時間程
仕事をしたり
月刊情報誌を見たり
こんな何でもないように感じる時間が
時には必要だなと
一段落して思う今日この頃。
ながさん
東京の製作はいかがお過ごしですか。

だいぶ
製作から手を離していた
と感じます。
確かに
やることはやっていたように思いますが
日々の製作の筋力が
落ちているように思えて。

速筋は鍛えられたけれども
遅筋が弱っていた様な。

日々の製作のリハビリ。
材料を切り出し
バーナーで火にかけ
硫酸からあげて。
そんな繰り返しで
銅板との肌合いを確かめるような始まり。

多くの数ものをご注文いただき
そこに向けて意識を集中。
でもやはり
もうひとり。
下仕事をしてくれるもうひとりの誰かと
仕事をするべき時が来ていると
深く感じる職人なのでした。

ながさん
今日も一日。
それぞれの場所で励みましょうね。
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選挙と日本人

2017年10月10日 | ヤスさん日記
なんだか選挙。
いや、確かに選挙。
なんだか仕事に埋没していて
情報についてゆけてない
でも、これが日常の方々も
沢山居るのだろうな
と思う朝のひととき。
選挙は日本人には向いていないシステム
だと思いますが
そのシステムの上に乗って
いろんな事が決まってゆく以上
そこにコミットせずには居られません。

しかし
日常に埋没し
それらを優先順位の高くない方へと
引っ張ってゆく力達。

日常の事をから変化をきたしつつ
この特殊な状態へもコミットしつつ
一般的な市民と言われる私達は
どんな力の配分でこれらを過ごしていけば良いのだろうか
と思う今日この頃。。

私に出来る事は
今まで積み上げてきた経験の中から生まれるもの。
しっかりと
今回も曇り無き眼で
これらの動きを観てゆきたいと思います。

ながさん
東京行きは展示会に合わせられればと思っております。
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本と私

2017年10月09日 | ヤスさん日記
「はじまりの
 はじまりの
 はじまりの終わり」
とゆう物語を
この個展で一緒した移動本屋さんで買いました。
読書の秋
コーヒーと虫の音があれば
一日本と向き合っていたいものです。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

優良な登校拒否児だったあの頃。
親からは
近くの本屋さんでなら
つけでいくらでも本を買っていい
とゆう約束をしてくれました。

私は親の財布を気にすることなく
毎月1万円2万円と
請求書が届いたであろうに
小言をゆうわけでもなく
約束を守り続けてくれた両親に
今振り返ってみれば
感謝の念しかありません。

あの時育まれた
大切なものが
私の中でとても活き活きと動いてくれている
と感じるのです。

本を読む事を
日々に取り込める。
いつかゆっくり出来る時には
大きな本棚がある家がいいな
と思う職人なのでした。
今日は
久しぶりにゆっくりと過ごしたいと思います。
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見えてくる世界

2017年10月08日 | ヤスさん日記
ツバメコーヒーさんにての個展も
いよいよ最終日。
穏やかな秋の空は
この4日間も保ち続けてくれて
きっと今日も
穏やかな空気に包まれる事でしょう。
同時に開催している
第1回生活手仕事研究室展
こちらも沢山の方々が足を運んでくれているようで
私が居なくても
信頼出来る仲間達が
そこでの広がりをつくってくれた事を
とても嬉しく思います。

なんだか部屋が寂しそうだったから
そんな情緒的な始まりでしたが
ここを活かす為に
と考えていたら
こんな形になりました。

「私心なかりしか」
と問い続けることを
稲盛和夫さんから学びました。
そんな時は
追い風が吹くもので
この1ヶ月半とゆう短い期間でも
しっかりと形にすることができました。

走りに走ったこの数カ月も
今日で一区切り。
やりきることで見えてくる世界を
また耕したいと思います。
その見えてくる世界を観たいが為に
走って走って走りきる
のかもしれませんね。
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そうだ高野山、いこう。

2017年10月07日 | ヤスさん日記
雨の予報もあったりしましたが
それも夜中で納まり
燕は雨上がりの清々しい始まり。
ながさん東京の連休始まりは
いかがお過ごしですか。

5日から始まっているツバメコーヒーさんでの個展
その流れの中で
哲学者の鞍田崇さんをお迎えして
昨晩は鼎談に。
自分の思っている事を
言葉に乗せるって
やっぱり難しいもので。
こんなことを伝えたかったのに
とゆう大反省会は
いつもいつもいつものこと。
でも
今朝はそこから
自分が作り出す器が全てじゃないか
とゆう開き直りもあったり
その間を行ったり来たり。

「切実にうまくなりたい」
その言葉の向うには
2年前まで居てくれた心の中の親鸞さんではなく
21年目からは空海さんが居てくれるのです。

その心持ちの違いは
企画展に対する姿勢として今回も顕われていると思うのです。
「切実にうまくなりたい」
7月からの個展ツアーも
あと二日で終演となります。

これからの21年目を
この大橋保隆とゆう存在がどう歩いて行くのか。
私自身も楽しみです。

全てが終わったら
「そうだ高野山、行こう。」
と思いつつ
この二日間も全力で臨みたいと思います。
ながさん
今日もそれぞれの場所で素敵な一日を。
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茜染めの作用はグラウンディング

2017年10月06日 | ヤスさん日記
茜の作用は
グラウンディング。
根っこから抽出された茜の染液は
蒸気で部屋中に充満し
私達を包んでくれます。
グラウンディングして
また空へ。
今日一日で
今まで張りつめていた日々が
だいぶ弛んだ気がします。

活動を重ねていると
どうにも言葉にできないくらいの
感情が湧いてくる事も在ります。
それと共に
自分が冷静でいなければ
と思う日々でもあります。

そんな行ったり来たりを重ね
自分を抑える
とゆうことに上手に成り過ぎたのかな
と思ったり。

まだ後少し
この日曜日まで。
20年の節目であり
21年目としての私を
しっかりと定め表現に集中します。

ながさん
東京での会合。
しっかりと日にちを確定しましょうね。
新潟はストーブが出ましたよ。
東京も佳き一日を。
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今日

2017年10月05日 | ヤスさん日記
田んぼの先に在る朝焼け。
自然の摂理は
今日もお天道様が昇ってくる事と共に
自分もその自然界の一粒で
また新しく細胞は再生してくれるのだと
教えてくれるようです。
心身共に
明日にはまたひとつ
新しい自分になりたいと思っていた昨日。
その今日が始ります。

どれほど変わったのかは
今日の自分にかかっている
それだけのこと。

さて
今日は大阪からの仲間。
冨田貴史さんを迎えての茜染め。
手仕事仲間として敬愛する彼と
風フェスを終えた仲間達との
ゆっくりと一日を過ごす時間でもあります。

張りつめていた日々。
茜の作用が
どんな風に働くのか
今日と自分をじっくりと感じたいと思います。
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衝動

2017年10月04日 | ヤスさん日記
伊勢の旅は
弾丸ツアー。
ハードな新潟の日々から
少し距離をとり。
自分を振り返る時間でもあり
いろんな事が見えてくる時間でもあり。
そんな時間を噛み締めながら
新潟に帰り
明日よりのツバメコーヒー個展と
第1回 生活手仕事研究室展に向けての搬入準備。

誰が何を行った訳でもなく
自分の中から生まれる衝動が
これらの日々を支えてくれていて
その理念の表出を支えてくれています。

その衝動は
憤りだったり
悲しみだったりするかもしれません。
でも
その先に在るものを
捉えていれば
その感情に揺らされる事はない
と思うのですが。
それもまた人間。

感情に揺さぶられながらも
深い所に潜ってゆく。
そんな時間です。
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大きな力の方に

2017年10月03日 | ヤスさん日記
特になに
とゆう訳でもなく。
そこに唯唯在り続ける。
唯唯在り続けるだけに
そこには常在菌が沢山居る場所
なんだろうなと思います。
そこに行くだけで
それらの影響で
身体の中の常在菌と出会い
新しい世界が始ったり
元の世界を思い出したり。

思い出す
思い出す。
こんな時に思い出すのは
大和朝廷と蝦夷の戦い。

金脈の為に東北を攻め込んだ大和朝廷と
その土地に在り続けた蝦夷。

その大きな力で
制圧する
その下敷きになる人達。
私もいつかは
その大きな力の方に組していた
ことがあったからこそ。
そこで感じた事があったからこそ
今のマイノリティを
受け入れられるのだろうか
と考えたり。

考えたり
考えたりで
伊勢の旅は続きます。
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伊勢へ

2017年10月02日 | ヤスさん日記
張りつめていた
色んなものを少し抜けて
心身共に整える為に
伊勢へ向けて走り始めました。
夜中の伊勢への道。
この暗闇の先に何があるのか。
それはわかりませんし
この風フェスから個展の間に
このスケジューリングはないのだろうと
普通には思います。
普通には思いますが
普通ではないわたしには必要な時間
なのだろうなと思います。

風フェスの激務を終えて
新潟の喧噪を少し離れる時間
ながさん
またいつかご一緒に。
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