職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

水魚

2010年07月28日 | ヤスさん日記
どうしようもなく溢れてくるもの
って
ありますよね。
それを周りからみると
どうしようもなくてどうしようもない。
しかし
どうしようもなさが強ければ強いほど
周りからの関係性を越えて
光る場合もあるのです。
それがいいか悪いか
で判断してしまえるものなら
そんな世界なのでしょう。
でもそれを越えた所に美しさがある
はずです。
そんなコトを想う今日この頃。

久しぶりに太郎ちゃんに会いたいな
と思いながら。

「今日の芸術は
 うまくあってはいけない。
 きれいであってはならない。
 ここちよくあってはならない。」
ここに示されているメタファーは
いつまでも光るものなのだと思います。
世間との関係性の上で
そのまま受け取れば
飛躍しすぎているのかもしれませんが
メタファーは光る。

魚は清い水の中では生きていけないもの
されど濁りきった水の中でもいきていけないもの
されば
その性質を持った上で
どのような場所を求めるか。

さて
満月あけからは
あたりまえの様に新月に向かう
しかし
新月に向かっているという意識の中で
今日を生ききれれば
と思う職人でした。

ながさん
東京も暑いでしょうね。
コメント
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