名月

秋の海は
陽射しと潮風が半袖に心地よく。
盛りを過ぎた砂浜が
やけに落ち着くと感じます。
穏やかな海を眺めていると
私も穏やかになれるようで。
やっぱり
時としてこんな時間も必要だな
と思う今日この頃。
ながさん
東京の秋はいかがお過ごしですか。

中秋の名月であり
仲秋の名月である
この葉月の満月は
今の時間の概念に
ひとつの提起をしてくれます。
西暦では９月９日の１１時が満月
なのですが
夜に名月を愛でるには
８日になのか９日なのか
それぞれの感覚が試される時。

そして
どちらも間違いじゃないと
いろんな角度からのお話があるんだと
ひと呼吸おいてみる時
なのかもしれません。

私はきっと
両日どちらとも
日本酒とともに
月を愛でるコトになるでしょうけれども
いろんな方向からの意見があって
どちらにも間違ってない部分があるだろうね。
と言えるようになりたいなと
思う職人なのでした。

ただ
その情報に基づいても
好き嫌いは大きくあるでしょうけれどもね。

さて
人が月に何をみるのでしょうか。
そんなコトを
この葉月の名月を愛でながら
考えてみたいと思います。