雪深く

久々の長野の朝は
雪深く
清廉な朝を迎えております。
踏みしめる毎に
音を立てて歩く境内は
心新たに
想いを巡らせるのに
佳き時間です。
雪道も
最初の一歩があっての道
ですものね。
ながさん
東京はいかがお過ごしですか。

雪に染められると
その下に在るモノの想像が
膨らみます。
きっと
土も同じなんでしょうけれども
雪は溶けてなくなり
我々が過ごした冬を
カタチとして見せてくれる
ような気がするのです。

春夏秋冬
時は巡り
この冬の一見動きが
静かになる時程
その中で蠢いているチカラは
強い
のかもしれませんね。

さて
今日からはまた三日間の催事。
ひとつひとつ
伝えられるコトを
伝えてみたいと思います。
カタチに成った器の下にも
もう見えなくなったけれども
確実に鎚跡はあるわけですしね。