職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

うまくいかない日。

2008年01月25日 | ヤスさん日記
全てがなんとなくいまいち
空もモもの寂しく
仰向けば天上も無口で
食べるものと言ったら残り物
そんな時の過ごし方は。

いつだったかの日々も
そんなだったなと。
学校へも行かずに
日がな一日マンガ本と小説とテレビとゲームとetc
深夜ラジオから流れる声に
親しみをもち
日々毎週を楽しみに。

そんななんとなくな日々の中で
醸成されたもの
もしくは守られたものが
どんなカタチで現れているのか
また、現れてゆくのか
それは知る由もなく。
ただそんな時間もあったんだなと
今日は再認識の日なのでした。

何も考えないということが可能なはずもなく
もしくは考えが全てを覆い尽くし
飽和状態になればそれはまたゼロに
戻るのか
どうか。

もし全てが相対するもので
出来ていたら
良き考えが浮かんだ分
悪しき考えが浮かぶものなのか
これは難題なのかもしれません。
世界を覆うその総和の割合は
いかがなものなのでしょうね。

ふと浮かんだものをトレースしてみる
幸せはこんなとこにもあったんだなと。
「智に働けば角がたつ、
 情に竿させば流される、
 意地を通せば窮屈だ。
 とかく、この世は住みにくい。」
その中に観た光は
漱石の目をどんな風に輝かしたのでしょうかね。
新潟の空はめまぐるしく
この四角い空間だけが取り残されているような
天気が続きます。
どんな時でもその中に醸成しているモノの香りを
確かめていたいなと思う職人なのでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする