職人たちの徒然草

新潟県・燕市在住の職人ヤスさんと、東京都・杉並区在住の職人ナガさんの交換?日記です。

小宇宙冷蔵庫

2006年12月22日 | ヤスさん日記
ナガさん新潟は雪国特有のどんよりした空の下。
ピンと張り澄み切った冷気を吸い込むとまたひとつ新しい日が始まります。

新しい冷蔵庫が来る前にせっせと今までの中身を整理しました。
日付不明の海苔の佃煮。
(そうだこれは仲間の引き出物…。もう3年も経つのか。)
お土産にもらったカラスミ。
(誰かが来たら開けようと思いつつ賞味期限が…。)
風邪をひいた時用のアイスマクラ。
(2年前の風邪はひどかったな。)
水炊き用のスープの塊。
(鍋を囲んで話した目標に少しは近づいたかな。)

ひとつひとつのモノが持つフレーズは
また徐々に埋もれていって。
そこにあるという安心感から
また記憶の底に埋もれてゆくのでしょう。
次に会う日はいつこのことか。


最近買った絵本の一節。
お風呂に入るのが嫌いな男の子。
シャンプーが嫌い。
目をつぶってる時に周りが妖怪で一杯になるから。

私はいつの頃から暗いお風呂でも平気になってしまったのかしらん。
コメント (2)
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