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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

蝶になる日

2012-04-27 21:03:05 | 学校&就活
朝から嬉しいことが♪
就活講座で担当した母校の学生さんが、「内定いただきました!」とのメールをくれました。

よかった~~~!!!本当によかった!!
4年生のこの時期に内定☆ これでゴールデンウィークも心置きなく遊べるというもの(#^.^#)
心からおめでとう、と申し上げます。

よかったね、高橋さん!!(#^.^#) そんな高橋さんにお話を一つ♪


*ある日のこと、イモ虫が悩んでいました。

「ボクは、あの宝石のように空を飛びまわる、美しい蝶のように生まれたかったのに・・・・・・
なぜこんなに小さな枝の上で、いつも揺さぶられていなければならないんだろう?」

友だちのイモ虫が答えました。

「何言ってるんだ。オレたちは羽がないんだから、仕方ないじゃないか?それに――――」

友だちは、少し離れた枝に触覚を向けた。

「蝶になろうとするヤツは、みんな、あんな姿になっちゃうんだぞ」

恐ろしい姿だった。茶色に変色していて、まるでミイラ。
友だちがしたり顔で、続けた。

「あれが、蝶になろうとしたヤツの末路さ。あんな醜い姿になるのがオチなんだ」

いも虫はくやしそうにうなずいた。

「わかった、もう夢を見るのはやめることにするよ」

それでも……イモ虫たちは、ある日サナギになり、美しい蝶となり、はばたいていったのでした。



私たち人間も、イモ虫と同じようなもの。生きている限り、サナギになるときが必ず訪れる。細胞は蝶になる準備を整え始める。

イモ虫は、蝶になることがわからないので、なんで自分だけがこんなに不幸なんだ、と恨みたくなる。

多くの人が、苦悩、困難、障害にいたずらに思い悩んでしまうのは、自分が蝶になる存在であることに気づいていないからなのではないでしょうか?

もしも、これから深い悩みが生じてきたら、自分はサナギだと考えてみる。

「もうすぐ蝶になるのだったら、自分はどんな蝶になるのだろう?」

蝶になんてなれないと思うかもしれないけど、蝶になってしまえば、イモ虫であったことすら忘れてしまうもの。

蝶とイモ虫の違いがなんだか、わかるでしょうか?

イモ虫は自分で葉を食べるだけだけど、蝶は蜜を吸い、そして花粉を運ぶ。遠くに運んでいって、そして新たな場所で実を結び、新しい芽生えをもたらす。

蝶は仲介役となって、まわりに豊かさをもたらす。

イモ虫が蝶になる本当の目的は、自分がキレイになって空を飛べるからというだけではなくて、蝶になれば、それだけ社会の役に立てるからなんですね。

人は誰でも蝶になれる存在なのです*



ちなみに、イモ虫がサナギになったり、サナギが蝶になったりすることを昆虫用語で蛻変(ぜいへん)といいます。
身も心もまったく新しい形に進化することです。なんかかっこいいですよね。


学生から社会人へ☆彡 ある意味「蛻変」かもしれません  ガンバレ!!高橋さん!!

そして就活生のみなさん♪
やった努力は必ず報われる♪蝶になる日を夢見て自分を信じて、がんばりましょう!!



******* 人を信じよ、しかし、その百倍も 自らを信じよ。 by手塚治虫




(^^)/~~~
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