少し前、遠縁にあたる男性が亡くなった。90歳にての病没。
遠縁とはいうものの、親戚づきあいには事欠かない人だったので、
冠婚葬祭や盆暮れ正月など 必ずそこにいた。
この人は、私が結婚するときも、したあとも、延々と同じことを言って来た。
それがものすごく嫌だったので、そのイヤだった記憶ゆえに亡くなったという事実が深く思われる。
何を言われたのかというと、
「結婚したら家庭に入るものだ」「奥さんが外で働いてるなんて、みっともない」
「母親が働いてるなんてろくな子どもに育たない」「家のことをやらない女は女といえない」
などなど・・・・今、思い出しても ぞっとすることばかり。完全に昭和の価値観。
(読んで、ご不快になられた方、申し訳ありません。)
でも私、絶対仕事はやめなかった。
正社員こそやめたものの、非常勤でずっと働いてきた。
妊娠中~子どもが1歳になるまでは、仕事はお休みした。それ以外は、都合の許す限り、
仕事を続けてきた。結婚を機にやめる、という選択肢は1ミリもなかった。
この、遠縁の男性はそれがとにかく気に入らなかったらしく、
自分の縁続きのものがそんなことではだめだ、許せることではない、と
「早く仕事をやめさせろ」と回りにも言っていたらしいが
幸いなことに、他の親戚一同は聞き流すにとどめ、私に直接どうこう言ってくる人はいなかった。
第一、結婚相手の旦那さんや、旦那さんのご実家のみなさんも、
「結婚したからって、せっかくの仕事を辞めない方がいい」「女性も仕事をもっていたほうがいい」「子どもの世話は見てあげるから、できるだけ社会と接点を持って」と、感謝しかないことを言ってくれた。ありがたい限り。
実は、この遠縁男性に何度か会うたびに、このようなことを言われつづけ、
少しだけ気持ちが揺れたことがある。
「やっぱり、口では家庭と仕事を両立させたら、と言ってくれてるけど、
(旦那さんは)奥さんは家庭を守ってほしい、と思ってるのかな」
「仕事をやめて、家庭に入って、家事育児をしっかりやったほうがいいのかな」
などということを思ってしまったことがある。
「まだ、仕事なんかしてんのか」と、言われるたびに。
しょげる理由もないのだが、なんとなく下を向いてしまったこともある。
今、思うのは
あの時辞めないでよかった ということ。これにつきる。
親戚の中でも、本家筋で、言ってみれば「声の大きい人」だったので、自分の言い分が通るままに生きてきた人だった。と、思う。
ここ10年ほどは年賀状だけのつきあいになっていたが、
この人からの賀状がくるたびに、胸のおくがちくっとした。
だったらこっちから出さなければと思って出さずにいると、あちらからは来るので
仕方なく義理でのやりとりだけ・・・
それも、やめればよかった。義理なんか、何もないのに。
でも
もうこれで
何の義理もなく 二度と思い出すこともない 亡くなった人のことを悪く言うつもりはないが
本当の気持ちを言うなら すっきりした・・・ 言いたいことはただ一つ☆
あなたの言う通りにしないでよかった ということです。叔父様。
人は、人を動かそうとするけれど 動かせるはずはなく
また、動いてもいけないのです。自分の人生の決定権は、自分にしかない☆
どんなに否定され、違う道を提示されようとも そちらへ行ってはいけない。
それが本意でないのなら。行かないでよかった。
ろくな子どもにならない と言われた娘たち
まともに、大きくなりました。
そして私は
まだ、働いています。これからもずっと。仕事なくして、何の人生か.。:・・.。:*・★
もちろん、家庭に入ることを意志として選んだのなら、それも立派な歩み方☆
人、それぞれ☆ 人生の歩き方は違うし、みんな違ってみんないいんです。
人が亡くなってすっきりしたというと語弊があるかもしれませんが
今日はそんな話。
寒くなりました☆
お身体に気をつけて(*˘︶˘*).。.:*♡
(@^^)/~~~
遠縁とはいうものの、親戚づきあいには事欠かない人だったので、
冠婚葬祭や盆暮れ正月など 必ずそこにいた。
この人は、私が結婚するときも、したあとも、延々と同じことを言って来た。
それがものすごく嫌だったので、そのイヤだった記憶ゆえに亡くなったという事実が深く思われる。
何を言われたのかというと、
「結婚したら家庭に入るものだ」「奥さんが外で働いてるなんて、みっともない」
「母親が働いてるなんてろくな子どもに育たない」「家のことをやらない女は女といえない」
などなど・・・・今、思い出しても ぞっとすることばかり。完全に昭和の価値観。
(読んで、ご不快になられた方、申し訳ありません。)
でも私、絶対仕事はやめなかった。
正社員こそやめたものの、非常勤でずっと働いてきた。
妊娠中~子どもが1歳になるまでは、仕事はお休みした。それ以外は、都合の許す限り、
仕事を続けてきた。結婚を機にやめる、という選択肢は1ミリもなかった。
この、遠縁の男性はそれがとにかく気に入らなかったらしく、
自分の縁続きのものがそんなことではだめだ、許せることではない、と
「早く仕事をやめさせろ」と回りにも言っていたらしいが
幸いなことに、他の親戚一同は聞き流すにとどめ、私に直接どうこう言ってくる人はいなかった。
第一、結婚相手の旦那さんや、旦那さんのご実家のみなさんも、
「結婚したからって、せっかくの仕事を辞めない方がいい」「女性も仕事をもっていたほうがいい」「子どもの世話は見てあげるから、できるだけ社会と接点を持って」と、感謝しかないことを言ってくれた。ありがたい限り。
実は、この遠縁男性に何度か会うたびに、このようなことを言われつづけ、
少しだけ気持ちが揺れたことがある。
「やっぱり、口では家庭と仕事を両立させたら、と言ってくれてるけど、
(旦那さんは)奥さんは家庭を守ってほしい、と思ってるのかな」
「仕事をやめて、家庭に入って、家事育児をしっかりやったほうがいいのかな」
などということを思ってしまったことがある。
「まだ、仕事なんかしてんのか」と、言われるたびに。
しょげる理由もないのだが、なんとなく下を向いてしまったこともある。
今、思うのは
あの時辞めないでよかった ということ。これにつきる。
親戚の中でも、本家筋で、言ってみれば「声の大きい人」だったので、自分の言い分が通るままに生きてきた人だった。と、思う。
ここ10年ほどは年賀状だけのつきあいになっていたが、
この人からの賀状がくるたびに、胸のおくがちくっとした。
だったらこっちから出さなければと思って出さずにいると、あちらからは来るので
仕方なく義理でのやりとりだけ・・・
それも、やめればよかった。義理なんか、何もないのに。
でも
もうこれで
何の義理もなく 二度と思い出すこともない 亡くなった人のことを悪く言うつもりはないが
本当の気持ちを言うなら すっきりした・・・ 言いたいことはただ一つ☆
あなたの言う通りにしないでよかった ということです。叔父様。
人は、人を動かそうとするけれど 動かせるはずはなく
また、動いてもいけないのです。自分の人生の決定権は、自分にしかない☆
どんなに否定され、違う道を提示されようとも そちらへ行ってはいけない。
それが本意でないのなら。行かないでよかった。
ろくな子どもにならない と言われた娘たち
まともに、大きくなりました。
そして私は
まだ、働いています。これからもずっと。仕事なくして、何の人生か.。:・・.。:*・★
もちろん、家庭に入ることを意志として選んだのなら、それも立派な歩み方☆
人、それぞれ☆ 人生の歩き方は違うし、みんな違ってみんないいんです。
人が亡くなってすっきりしたというと語弊があるかもしれませんが
今日はそんな話。
寒くなりました☆
お身体に気をつけて(*˘︶˘*).。.:*♡
(@^^)/~~~