好きな事 嫌いな事

普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

明日でお別れ

2009-03-16 18:49:55 | ひとりごと。
明日、末の娘の卒園式です。

今日は前日ということもあり、朝からお母様方が集まって、
ホールの飾りつけや謝恩会でご披露するダンス(なつかしのヒゲダンス)や歌の練習に余念がありません。
あ~もうこういうことも最後なのね(^_-)-☆

小さい幼稚園だったので、園児たちのみならず、保護者のみなさま方ともみんな仲良くなれた。
アットホームで、あたたかみのあるいい幼稚園でした。

先生方も子供目線での保育にとても熱心でいてくださる。
たとえば、普通、雨の日はお教室の中で遊びましょう、というところだけれど、
「雨の日お散歩」という日があります。長靴をはき、レインコート、傘をバス通園の子も持っていく。
(もちろん、どしゃぶりの日などではなく、小雨程度の日、ではありますが)

そして、みんなでコートを着て、傘をさして園からご近所のスーパーまで行って帰ってくる、ということをするそうです。

ただ、雨の中を歩く、ということでも、子供達にとっては不慣れなことではあります。

傘の差し方からはじまり、雨で見通しの悪い中、危なくない歩き方、傘を一人で差す、たたむ、
ズボンのすそを長靴の中に折りいれること、ぬれてしまった長靴やコートの処理など。
年少さんは仕方ないところもありますが、年中・年長の大きい子たちでも、
以外にちゃんとできていない子が多いのだとか。
そして、帰ってきてから、晴れの日と何が違うか、何が危険なのかをみんなで話し合う。


考えてみれば小さい子供の雨の日のお出かけって、やることいっぱい、気をつけることいっぱい、です。
つい、親がやってしまうよね。私もそうです。
でも、一人でできるようにさせる、のも親のつとめ。危ないから守って庇護するだけでは、子供は成長しない。
この雨の日お散歩のことだけでも、親の気が回らないところまで、
園の先生方は本当によく考えて、教え育ててくださっているのだな、と改めて感謝でいっぱいです。



できて当たり前に思えることでも、どんなことでも最初は「はじめて。」
はじめは、うまくできない。でも、教えてもらって、何度もやって、できるようになる。


そして、その背後には、必ず「できるようにしてくれた人」の存在があります。


人は、できるようになると、できるようにしてくれた人のことを忘れてしまうもの。


でもきっと、この子たちは幼稚園時代のことや、優しかった先生方のことを、いつまでも覚えているだろうな、
と、ホールの飾りつけや歌の練習などしながら、思ったのでした(^_-)-☆


…明日、私、泣くかしら。


(^^)/~~~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする