末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

血糖値の管理怠り後遺障害 八尾市立病院

2008-09-09 16:46:48 | 医療の民営化と闘う

■血糖値の管理怠り後遺障害に6800万円 八尾市立病院
朝日新聞 9月9日

 大阪府八尾市は8日、市立病院に入院中の女性患者(57)が06年、高カロリー輸液の点滴をした後、血糖値の適切な管理を怠ったため高次脳機能障害などになったとして、8月に女性側と和解し解決金6800万円を支払った、と発表した。
 病院によると、06年2月に胃がん手術をした女性が退院後、食事をとれなくなって同4月に再び入院。栄養失調の状態になったため病院は同5月末から高カロリー輸液の点滴を始めた。しかし5日後に女性の意識レベルが低下し、高次脳機能障害と診断され、右足が壊死(え・し)して切断を余儀なくされた。この間、50代の男性外科医は女性の血糖値を測定するのを忘れ、かなりの高血糖状態になったことに気づかなかったという。
 女性側が昨年3月、市に対し損害賠償を求めていた。病院は事故後、高カロリー輸液の実施マニュアルを定めたという。米田正太郎院長は「患者や家族に深くおわびする。二度と医療事故を繰り返さない」とコメントした。

 9月16日この件で質疑を行います。(詳細は後日)
 民営化と事故は隣り合わせです。尼崎列車事故しかり、ふじみ野市プール事故しかり、そして八尾市焼却場汚染事故と八尾市立病院医療事故です。国や行政は、常に「現場労働者がマニュアル通りにしない意識の問題」と結論付けます。そんなことで解決するわけがない。どれだけ人が減らされて、危ない状態で仕事をしているのか。トップは現場を見に来るべきだ。今回そんな答弁は許さない!



八尾北医療センター労組大会

2008-09-09 07:16:27 | 医療の民営化と闘う

〔速報〕

八尾北医療センター労働組合は、昨日第8回定期大会を開き、「八尾北センターの民営化絶対反対!橋下打倒!道州制-民営化攻撃粉砕!11月労働者集会-今こそ『生きさせろ』の大幅賃上げストライキへ」の運動方針を参加者全員で採択し、民営化絶対反対の新しい団結を固めました。
 八尾北命と健康を守る会、解放同盟全国連西郡支部、宮崎紙業労働組合、関西合同労組大阪東部支部、教育労働者、大阪府で働く自治体労働者からの来賓のあいさつを受けたあと、07年度たたかいの総括、現場から労働強化、賃下げに対する怒りと闘いの決意が出されました。
 民営化反対を闘っている労働者はみんな仲間だ、私たちの闘いが福田を倒した。団結すれば資本主義を倒せる。確信新たに八尾北労組は前進します。