末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

仮執行宣言取り消させたぞ! 新たな仲間と共に全国集会

2014-09-30 06:51:29 | Weblog

■西郡住宅闘争 仮執行宣言取り消させたぞ! 新たな仲間と共に全国集会
「前進」2650号 2014年9月29日発行

 「団結して世の中を変えよう」。全国水平同盟西郡支部書記長の森本政二さんの開会あいさつで、9・21住宅闘争勝利全国集会が始まった。森本さんは09年2・26住宅追い出し強制執行阻止闘争の当該だ。会場の大阪・八尾市西郡の幸第2公園に350人が結集し、9・11郡山闘争と一体で日本革命への号砲を打ち鳴らした。全国水平同盟、八尾北医療センター労組、関西合同労組大阪東部支部が主催した。

 基調報告に立った水平同盟委員長代行の久原正子さんは、公安・機動隊300人を動員した8月26日の8家族に対する強制執行との闘いの勝利、この勝利が9月19日の大阪高裁での住宅明け渡し裁判で「一審の仮執行宣言を取り消す」という画期的な判決をかちとったこと、高槻市富田(とんだ)園芸協同組合の大挙結集、八尾市の集会会場使用禁止を打ち破った勝利を確認した。これらは17年間の絶対反対の八尾北・西郡闘争が切り開いたものだ。
 久原さんは、「八尾北・西郡闘争は国や資本家の支配の崩壊を暴き出した。労働者は絶対反対・階級的団結拡大で闘えば必ず勝てる自信と確信をつかんだ。労働者による革命しかない」「安倍を打倒し、世の中をつくり直すまでやむことない闘いの拠点と団結したリーダーたちが立った」「八尾市は今すぐ8家族の家を元通りにしろ。勝ったのはわれわれだ」と高らかに宣言。「八尾北労組を拠点に、絶対反対の階級的団結を八尾市の現業労働者、全国に拡大しよう。10・17関西国鉄集会、11・2全国労働者集会の先頭で闘おう」と呼びかけた。

8家族が闘志に燃えて戦闘宣言
 いよいよ8家族の登壇だ。88歳の島瀬とよ子さんの「絶対にかたきをとったる。前へ前へ進んで闘う」と闘志をたぎらせた戦闘宣言に続き、佃照夫さんが「強制執行はすべての労働者にかけられた問題。今後も全国の労働組合とともに〝生きさせろ〟の団結で闘う」と決意表明。西郡支部青年部長の佃文弘さんは「高裁判決は、裁判所、八尾市がいかにデタラメかを証明した」と確信し、谷照さんは「19日の判決は八尾市の追い出しが不当だと明らかにした。みんなと闘えてうれしい」と述べた。8家族の勝利感あふれる決意は、西郡の村中に伝わった。
 連帯のあいさつを全国金属機械港合同執行委員の木下浩平さん、動労水戸書記長の木村郁夫さん、大阪市職役員選挙で2千票超の支持を得た自治体労働者、高槻医療福祉労組委員長の村山裕子さん、3・11反原発福島行動実行委の椎名千恵子さん、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の星野暁子さん、婦人民主クラブ全国協議会、全学連書記次長の作部羊平さんが行った。

追い出しと闘う高槻からも結集
 「植木団地を守るぞ!」というのぼりを林立させて高槻市富田園芸協同組合の労働者が大挙登壇した。代表が特別アピールを行い、「高槻市は植木団地から11月30日までに出て行けと一方的に言ってきている」と、38年にわたり園芸を営んできた組合に対する追い出し攻撃を弾劾。「水平同盟に加わり、植木団地と組合を守る。一緒に闘おう」と絶対反対で闘う決意を述べた。声援が飛び、ともに闘う決意を込めた拍手が鳴り響いた。
 決意表明に立った八尾北医療センター院長の末光道正さんは、「70年安保の大学でのバリケードの中から西郡に来た。青年医師を八尾北へ、ふくしま共同診療所へ組織しよう」と闘う医師戦線の再構築を訴えた。水平同盟杉並支部、青年労働者と登壇した関合労大阪東部支部に続き、最後に八尾北医療センター労組委員長の藤木好枝さんが「革命の扉が開かれた。地域ソビエトの拠点になる労働組合に挑戦する。10月15日、組合大会の成功をかちとる」と決意を述べた。
 集会終了後の村内デモでは、あちこちの団地の窓から手が振られ、熱い交流がかちとられた。
 国鉄闘争を軸に新たに団結を拡大し、「生きさせろ! すべてを奪い返す」闘いが始まった。


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11・2の1万結集でともに世界革命を切り拓こう!

2014-09-30 06:04:05 | 生きさせろゼネストへ

■明け渡し攻撃と対決し、医療の民営化うち砕く
「前進」2650号 2014年9月29日発行

 八尾北医療センター院長 末光 道正

 私は70年安保闘争のとき京大医学部でバリケードストライキを闘っていました。そこに西郡の人びとが来て、「医者がいない、診療所に来てほしい」と呼びかけたのがきっかけで西郡に来ました。そして「ここにはロシア革命の炎が燃え続けている」と感じ、たった1年で私の人生は変わりました。労働者とともに革命の拠点をつくる闘いを開始しました。
 1918年の米騒動や22年に結成された全国の闘いを引きつぐ西郡の労働者は、戦後革命の高揚が続く51年にカンパを集め、医者も自分たちで探して、八尾北医療センターの前身である診療所を建てました。46年~47年に大阪で天然痘が流行したとき、感染の拡大を防ぐために村の中に隔離された西郡の子ども200人が殺された悔しさと怒りがあったからです。西郡に住むすべての労働者は、生きるために団結し、医療、仕事、住宅、保育、教育、あらゆる闘いを診療所を拠点に拡大しました。八尾北は命の砦(とりで)、団結の砦、闘いの砦です。
 その八尾北に、国鉄分割・民営化と一体で民営化攻撃がかけられてきました。旗振り役が解放同盟本部派と日本共産党でした。私たちは動労千葉に学び、2000年、民営化絶対反対を掲げて八尾北労組を結成しました。これが民営化攻撃を核心でうち砕いた力です。
 私たちは、労組を土台に地域住民と一体になって闘い、大阪地裁で「八尾市の明け渡し請求を却下する」という全面勝利判決を闘い取り、八尾市に賃貸契約を強制し、八尾北を守り抜きました。
 住宅闘争でも、全国水平同盟西郡支部と8家族の十数年に及ぶ明け渡し攻撃との不屈の闘いは、八尾市、裁判所を完全に追いつめ、ついに9月19日、大阪高裁控訴審で「一審判決の仮執行宣言を取り消す」という画期的判決をかちとりました。「8・26強制執行は間違いだ」と敵に認めさせたのです。9・11郡山闘争と9・21闘争が一つになって、敵の動揺と崩壊を強制した勝利です。国鉄決戦を柱にすべての労働者階級人民の「生きさせろ」の怒りを解き放つ時が来ました。
 その先頭で闘う八尾北労組と西郡支部は8家族とともに、新たに高槻市富田園芸協同組合を獲得し、団結を広げています。八尾北労組を拠点に地域ソビエトの建設に向かって前進しています。
 いま八尾市は、八尾北を医師不足で経営破綻に追いやり、つぶそうと狙っています。青年医師は、ぜひ八尾北医療センターへ来てほしい。新自由主義のもとで医師はどちらの階級に立つのかが問われています。
 「放射能は安全」と大うそをつく山下俊一や医療を食い物にする徳洲会の徳田虎雄。安倍の新成長戦略――医療の民営化を打ち破ろう。労働者階級の一員として団結し「命より金」の資本主義を打ち倒そう。その力が11・2労働者総決起集会にあります。ここから日本革命、世界革命に勝利しよう!


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「辺野古基地建設阻止」の決意を固める沖大自治会と全国の学生

2014-09-27 08:23:29 | 沖縄闘争




■「辺野古基地建設阻止」の決意を固める沖大自治会と全国の学生
沖縄大学学生自治会HP 2014年9月25日

【報告 沖縄大学学生自治会委員長・赤嶺知晃】

9月20日、名護市・辺野古の浜で基地建設反対の沖縄県民集会が開かれ、沖大自治会と全国学生で旗を押したてて参加しました。とりわけ、「5・13不当逮捕」で5月沖縄現地闘争に来られなかった法政大学文化連盟の武田雄飛丸委員長が、今年初めて沖縄闘争に来てくれました! 東北大学学生自治会と関西学生の仲間も合流しました!

 この間、アメリカがイラク空爆拡大を表明するなど、戦争が激しさを増しています。安倍政権は、一方で海上保安庁を使ってカヌー隊への暴力的制圧をくり返し、他方で内閣改造で「沖縄基地負担軽減担当相」を新設し菅官房長官を就任させるなど、沖縄の怒りをますますかき立てています。こうした中、集会には、前回8月23日の3600人を大きく上回る5500人が集まりました!つづきは本文で




























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全国水平同盟杉並支部、9・23狭山行動から「さよなら原発集会」に連続決起

2014-09-26 16:03:36 | 狭山闘争




■杉並支部、9・23狭山行動から「さよなら原発集会」に連続決起

全国水平同盟西郡支部ブログ 2014年9月26日

 石川一雄さんが不当逮捕されてから51年、来月10月31日には寺尾判決から40カ年を迎えます。
 石川さんを先頭とした狭山闘争は、実に半世紀以上にわたって差別を貫く国家権力との非和解・非妥協のたたかいです。
 この日は、阿佐ヶ谷駅南口で、杉並支部と西部労組交流センターの仲間も参加し、午前11時から正午すぎまで、街宣・署名活動を行いました。立ち止まって話を聞いて、多くの人が署名に応じました。第3次再審で、全証拠開示と再審無罪をかちとろう!
 また杉並支部は、午後からは亀戸中央公園で16000人が結集した「さようなら原発集会」 に参加しました。


杉並支部狭山行動予定
10月 5日 狭山現地調査
 (参加したい方は、杉並支部か全国水平同盟本部に連絡下さい)
10月25日 狭山集会 




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9・21 末光道正八尾北医療センター院長と藤木好枝八尾北労組委員長の決意表明

2014-09-25 16:38:03 | Weblog
■9・21 末光道正八尾北医療センター院長と藤木好枝八尾北労組委員長の決意表明 
八尾北医療センター労働組合ブログ 2014年09月25日

末光道正 八尾北医療センター院長の発言
 青年医師よ 八尾北に来たれ! 共に世界革命を!


              
9・21で決意表明する末光院長    日頃の診察室で 

 
 結集された皆さんごくろうさまです。八尾北医療センターの末光です。
八尾北・西郡闘争は、国鉄、ふくしま、星野闘争と結びついて、階級の分断という新自由主義の根幹を打ち破って勝利しています。8家族への住宅追い出し、八尾北つぶし・全員解雇の攻撃は、団結破壊にしか生き延びる道がなくなった資本主義の最後のあがきです。分断を打ち破る「生きさせろ」の団結が、奪われたものすべてを取り戻す真の力。「7・1」情勢で一挙に仲間を獲得できる時代、革命情勢に突入しました。

 この地平に立って、私から、八尾北医療センターに若い常勤医師を獲得し、ふくしまと共に関西から闘う医師の戦線を再構築することを訴えたいと思います。私も全学連出身です。70年安保闘争の医学部バリケードストに西郡の人々が「医者がいない、共に闘ってほしい」と呼びかけたことがきっかけで私はここに来ました。「西郡には、ロシア革命の炎が燃え続けている」たった一年で私の人生は変わりました。
 米騒動や結成を闘った西郡の先達は、戦後革命の高揚が続く1951年にカンパを集め医者も自分達で探して診療所を立ました。天然痘の流行で隔離された西郡の子ども200人が殺された悔しさと怒りがあったからです。
 上下水道は長らく、西郡だけが取り残され伝染病が蔓延していました。
60年安保闘争の最中、村の人々は21箇所の井戸の安全を守る水質検査を行い、全て不適格であることを明らかにしました。病気の原因は、悪質な住環境、失業、貧困、過酷な下請け労働だ。こんなもの許せるか!生きるために団結し、医療、仕事、住宅、保育、教育を奪い返そう。あらゆる闘いが診療所を拠点に広がり今日に至っています。
 市営住宅への応能応益家賃制度の導入、大阪府下の地域27医療機関の民営化、閉鎖攻撃、介護保険制度の導入、これら全ての旗振り役をしたのが解放同盟本部派と日本共産党です。打倒あるのみ!私達は、動労千葉に学び、八尾北労組を結成し、全国水平同盟を立ち上げて、おかしいものはおかしいと闘い議会、裁判、あらゆる支配の幻想を打ち破って、ついに地域ソビエトを目指す責任勢力となっています。
 八尾北の明渡し裁判に敗北した八尾市の最後の狙いは、医師不足による八尾北の経営破たんです。今や八尾市立病院も徳洲会も大学病院もすべて「命より金」です。民医連も崩壊し医師にも分岐が始まっています。

 みなさん!医者をみつけたら必ず八尾北へ。北の方ならふくしまへ。闘いに触れて人は変わる。拠点があれば絶対勝てる。この攻防に勝利して八尾市役所に闘う労働組合の旗を立てよう。
 すべての闘いを結集し11・2労働者集会1万を実現しよう。
 戦争に突き進む安倍を打倒し、国際連帯で世界革命へ!共に闘いましょう。



八尾北医療センター労働組合 藤木好枝委員長の発言

 革命の扉を開いた。地域ソビエトの拠点になる労組の挑戦だ。ここから、そして、11・2の1万人結集で、安倍打倒し、すべてを奪い返そう




9・21で決意表明する藤木委員長



 結集されたみなさん。
 八尾北・西郡闘争は7・1情勢と真っ向から対決し8家族の団結をさらにうちかため団結を拡大する勝利を切り開いています。絶対反対、非和解を貫いて団結してたたかえば勝利する。敵のもろさが見えた。
 だからこそ問われているのは労働組合だ。労働者には社会を動かし新しい歴史を作りだす力がある。拠点となって旗を掲げて進む労働組合が必要だ。

  私たち八尾北労組は、この1ヶ月を8家族と苦楽をともにして必死に闘い抜きました。2週間足らずの期間に住宅を明け渡して出て行けという攻撃に対して、家さがし、高齢者の一人暮らし、失業中である場合とか、家が借りられない、その困難を八尾北への地域の人の信頼を基礎に突破して住む家を確保することができました。
 地域の拠点労組として医療・介護をやりぬきながら,星野文昭さんの絵画展、暁子さんとの交流会に取り組み、8/20強制執行許さない!抗議行動、26強制執行徹底弾劾!も、ともに闘いぬきました。

激しい決戦を闘いぬいたときに、9/19高裁判決ではっきりしたように敵はぼろぼろ、支配の破綻、崩壊がはっきりとみえた。革命の扉がひらかれた。地域ソビエトの拠点になる労働組合の挑戦です。

いま、八尾市は家賃はとっても一切 建物の改修はしない、エレベータ改修のために、「建物」を担保とするローンも認めないと、責任を放棄しています。倒産攻撃です。
 八尾市は800事業の民営化、現業の民営化 を強行するため、絶対反対でたたかい勝利している八尾北労組をなにがなんでもつぶそうとしているのです。 絶対ゆるさない
労組は職場全体の団結を固めて外に打って出ます。八尾市現業に絶対に闘う旗をたてる。労働者は呼びかけを待っている。今日は私たちのたたかいの中に勝利の展望を見いだし、高槻の仲間が結集しています。10・15八尾北労組大会を勝ちとり、10/17国鉄集会、11/2へ共にたたかいましょう。


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9月21日集会基調報告

2014-09-25 15:46:03 | 住宅闘争

■9月19日大阪高裁判決で、駐車場と部屋の仮執行宣言は取り消された!
■8月26日の強制執行は無効・違法だ!
■八尾市は直ちに8家族の部屋を元に戻せ! 
全国水平同盟西郡支部ブログ 2014年9月25日


基調報告する全国水平同盟委員長代行 久原正子さん

生きさせろ!
戦争と民営化、首切り・生活破壊の安倍を倒し、すべてを奪い返そう!
    9・21 住宅闘争勝利全国集会 
(2014年9月21日 八尾市西郡・幸第2公園)

基 調 報 告
  
国、八尾市は今すぐ8家族の住宅を元に戻せ! 
団結してすべてを奪い返す闘いを今日ここから始めよう!

 9月19日、大阪高裁は、八尾北・西郡一体となった渾身の反撃に恐れをなし、8家族の住宅明け渡しについて「一審判決の仮執行宣言を取り消す」、その理由は、「現に居住して生活して」おり「本件住宅の即時の明け渡しを受ける高度の必要性があるとまでは認められない」からというのです。
 ふざけるな! 国や八尾市は、今すぐ、8家族の住宅を元に戻せ! 
 だが、今さらひっこめても、もう遅い。
今回の違法で不当な強制執行は、「7・1」が作り出した革命情勢におびえ、「国にたてつく」闘う拠点を一日も早く叩きつぶす攻撃だったことがはっきりしました。「生きさせろ!」の怒りに油を注いだのです。
 八尾北・西郡闘争は、新自由主義が崩壊し、国や資本家の支配がもう終わっていることを暴き出しました。労働者は、絶対反対・階級的団結拡大で闘えば、必ず勝てます。 
 さあ、今日、ここから、安倍を倒し、すべてを奪い返す闘いを始めましょう!

<1> 住宅追い出し強制執行攻撃を打ち破り、勝利したぞ。
❶ 安倍打倒!団結した階級のリーダーたちが、ぶっ立った。

 7月31日の通告には200名、8月26日の強制執行には300名。大阪府警公安三課を先頭に八尾市、裁判所らが、この西郡に襲いかかってきました。住宅追い出し強制執行など絶対に許せません。
 この7・31に始まる強制執行攻撃に対して、当該8家族を先頭に、西郡住民、全国水平同盟、八尾北医療センター労働組合、関西合同労組などは一体となって渾身の反撃をたたきつけました。
 いま現在、、安倍による「7・1」集団的自衛権行使容認の下で、巨万の労働者が闘いに決起しています。
 この情勢のなかで、戦争に協力し組み込まれていくのか? それとも、絶対反対で闘い、断崖絶壁の危機にある安倍を打倒し、世の中を根本から作り変えるのか? 闘うのか? 闘わないのか? どちらに付くのか? が、全ての、これまで闘ってきた勢力、個人に鋭く問われる情勢です。
 この強制執行に対する反撃を合図に、「7・1」情勢を切り裂く、ひとつの「革命」がこの西郡に始まり、全く新しい団結が生み出され拡大しています。
 戦争・改憲と民営化、首切りと生活破壊の安倍を倒し、世の中を一から作り直すまで止むことない闘いの拠点と、団結したリーダーたちが、八尾北・西郡にぶっ立ちました。 勝利したのは我々です。
 全国水平同盟は、ここを最先端に、いよいよ解放運動を水路とする全人民の怒りをかき立て、闘う労働組合作りを軸に、大きな全国水平同盟の支部を西郡-全国に建設し、世の中を作り変えるために最先頭で闘おう。

❷ 強制執行との激闘を通して、住宅闘争が労働者階級の闘い  に飛躍した。
 私たちの応能応益家賃絶対反対の住宅闘争は、更地化攻撃を暴き出し、絶対非和解の国・八尾市の正体を暴きだしました。
 絶対反対、階級的団結で闘いぬく拠点がある限り、敵の攻撃は、住宅追い出しも、更地化も、地区協支配も、それが実際に強行さた瞬間から矛盾が爆発し危機と破綻が全面化してくるのです。
 いよいよ、闘いはこれからです。闘いはいくらでもあります。切り開かれた展望と絶対反対を貫き勝ち取った団結の地平で、縦横無尽に闘おう。

❸ 全国水平同盟と団結し合流する新しい仲間が登場した。 
 7・31の暴挙を弾劾し西郡の不屈の闘いを伝えるビラを見て、高槻市富田園芸協同組合(植木団地)の仲間が、激励のメッセージとカンパを寄せてくれました。8・20西郡での抗議集会にも駆けつけ一緒に闘いました。後日、交流会をもち突っ込んだ討論もしました。本日も大勢参加されています。

❹ 八尾北・西郡闘争と星野闘争は一つです。
 決戦の渦中で星野文昭絵画展を八尾北医療センターで行いました。
 また、杉並支部を先頭に、狭山第三次再審勝利に向け東京高裁への要請行動に決起しました。

❺ 民営化攻撃を粉砕し続ける拠点=八尾北医療センターと八尾北  医療センター労働組合
 今回の住宅追い出し強制執行攻撃との攻防を通して、八尾北医療センター労働組合と八尾北医療センターが、かけがえのない拠点であることが、ますますハッキリしました。
 団結の拠点、地域の闘う拠点、生きる寄る辺、いのちの砦です。
1997年から始まる八尾市の民営化、廃院攻撃を2000年の労組結成は、核心において粉砕しました。労働組合のもつ階級的威力です。
 この拠点は、労働者の基礎的団結形態である労働組合を一切の土台にしています。
 労働組合が絶対反対で闘って、階級的団結を形成し、八尾市による八尾北医療センター民営化・明け渡し=全員解雇攻撃を10数年にわたり日々打ち破り、闘い取ってきたのです。
 八尾北医療センターを守りぬき、全国水平同盟西郡支部建設と一体で、八尾北医療センター労組を拠点に、絶対反対の階級的団結を八尾市、現業、全国に拡大しよう。

❻ 2年後に八尾市現業の民営化がせまっています。八尾市現業に  闘いの旗を立てよう。
 今や、闘いを必死に抑えてきた連合と既成解放同盟指導部の支配は崩壊しています。大阪市職のど真ん中に1000名、2000名の支持を作り出した仲間の闘いに続こう。

<2> 生きさせろ! 戦争と民営化、首切り・生活破壊の安倍を倒そう。
 私たちは、国鉄闘争を先頭とする安倍打倒の全国的なうねり、階級的労働運動と国際連帯の前進を共に闘い、それと一体になりなって西郡現地の攻防を闘いぬくことによって勝利しました。また、私たちの闘いを橋下打倒、安倍打倒の闘いとして全国に、世界に発信することで勝利し、本日の西郡現地全国闘争を迎えています。
 安倍は、国鉄決戦と階級的労働運動を解体できず、改憲を真っ向から強行できないまま、集団的自衛権=戦争への道に踏み出さざるをえませんでした。7・1閣議決定が示していることは、安倍が追いつめられており、日本帝国主義・新自由主義が「国家存立の危機」にある絶望的事実です。
 労働者・人民の怒りに包囲された安倍改造内閣は19人の閣僚のうち、実に15人を日本最大の右翼組織のメンバーでかためた、かってない極右反動内閣です。
 安倍はたった今、打倒されかねない、明日をも知れない崩壊の危機にあります。今こそ、生きさせろ! 戦争と民営化、首切り・生活破壊の安倍打倒へ攻め上り、すべてを奪い返しましょう。

<3> 10月国鉄集会から、11・2労働者集会1万人結     集へ
 私たちは、動労千葉の外注化阻止闘争、動労水戸の被曝労働拒否の闘いを柱に、国鉄闘争を基軸に闘っています。国鉄決戦の勝利ですべてが切り開かれます。
 動労千葉は、国鉄分割・民営化とその後の業務外注化攻撃に立ち向かい、JR本体と下請け企業に働く労働者をひとつに組織する新たな闘いに挑戦しています。
 動労水戸は、原発推進のための福島見殺し政策に対し職場からのストライキで立ち上がっています。 
 そして、今また、9・11郡山車両センターの外注化阻止の闘いが切り開かれています。
 9・11郡山闘争を引き継ぎ、解雇撤回・JR復帰の10万筆署名を全力で達成し、最高裁・寺田体制を追いつめよう。
 10月、全国各地の国鉄集会(関西では、「国鉄1047名解雇撤回 戦争と民営化を許すな 10・17 関西国鉄集会」(10月17日 午後7時、港区民センター、国鉄闘争全国運動・関西準備会)を成功させ、11月労働者集会、1万人結集へ向け闘おう。
 11月集会は、新自由主義攻撃に立ち向かう労働者の国際連帯闘争の画期的な発展を生み出し、勝利の展望を示しています。 全国水平同盟は、11月労働者集会1万人結集の先頭で闘いましよう。

 国鉄闘争を基軸に、非正規職撤廃・住宅闘争勝利を強力な武器にして、青年労働者を組織し無数の労働組合を作りだそう。その団結した力と国際連帯の力で、安倍を打倒し「人の命よりも金もうけ」の新自由主義のこの世の中をすべてひっくり返し、住宅も医療・福祉も教育も・・・すべてを奪い返そう。

基調報告資料

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救援本部ニュース 562号

2014-09-24 16:12:20 | #すべての原発いますぐなくそう


救援本部ニュース562号 2014.9.24

ビキニ被ばく文書開示 

「政府は事故をなるべく小さく見せようとし、重要な事実を隠す。内部被ばくを軽く見ているのも同じだ」

 「ない」とされた文書がみつかった。「関係者全員に見せたかったが、ほとんど亡くなってしまった」……
 厚生労働省への文書開示請求をしていた山下正寿さんは、多くの事実を長年にわたる調査で、すでにつかんでいました。
 体力自慢のはずの漁師たちが、突然声が出なくなったり、体調を崩す。第五福竜丸とは別のマグロ船の若い乗組員がビキニで被ばくし、病気を苦に自殺していた。
 約3百人への聞き取り調査で、がんや原因不明の病気に苦しんだ漁師が大量に見つかった。実習船で死の灰をかぶり、白血病を発症して亡くなった高校生もいた――。
 しかし、国は当時、乗組員らの被ばく量検査を行いながら、結果や発病の危険性を知らせていなかった。「体表面の放射線量を計測されただけで、内部被ばくの実態は分かっていない。値が低くても健康被害を受けた人はいるはずだ」。高知県などが資料開示や調査を要請してきたが、国は「資料はない」「因果関係の証明は困難」と繰り返してきた。しかし、資料を米国に渡していたというのです。
 「当時あそこにいた船が被ばくしていたのは明らか。国が速やかに開示し、健康調査していれば長生きできた人もいたのではないか」。マーシャル諸島周辺で操業していた他の漁船も被ばくしていたことが裏付けられたことに対し、元乗組員の方たちは「今更遅すぎる」と無念さをにじませています。
 第五福竜丸の元乗組員大石又七さんが語っています。「国はビキニ事件を早く終わらせたいという姿勢だと思っていたので、文書の公開はないとあきらめていた。何もわからず亡くなった元乗組員の仲間たちに、どう責任を果たすつもりなのか。東京電力福島第一原発事故が起きて、放射能の問題は現在も続いている。今回の公開を機に、あらためて国の責任をただしたい」
 ビキニ事件も福島第一原発事故と今に至る被ばくの強制も、核や原発を維持し続けようとする国家による犯罪行為です。闘いをもって絶対に責任をとらせなければなりません。

世界の労働者と団結し、戦争と民営化の道を許すな!
今こそ闘う労働組合を全国の職場に!
国鉄1047名解雇撤回・JR外注化阻止!
集団的自衛権行使-改憲と戦争の安倍政権打倒!
福島の怒りを先頭に全原発廃炉へ!
11・2全国労働者総決起集会
11月2日(日)正午~ 東京・日比谷野外音楽堂
●呼びかけ 
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同/国鉄千葉動力車労働組合



★当面する闘争スケデュール

★八尾北医療センター医師募集










        

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