末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

NAZEN八尾 関西各地に運動体を 福島現地報告会が大成功

2015-12-26 08:10:14 | #すべての原発いますぐなくそう

■NAZEN八尾 関西各地に運動体を 福島現地報告会が大成功
前進 速報版 2015年12月24日 12:07

 12月19日、NAZEN八尾の主催する福島現地報告会が、大阪市「市民交流センターひがしよどがわ」で行われました。
 冒頭にNAZEN関西事務局から闘いを拡大するカギとして、①原発再稼働阻止の闘いを京都・舞鶴と愛媛を拠点に全国の自治体労働者の総決起をつくり出す、②ふくしま共同診療所と連帯する医療労働者・医師・医学生の決起を、八尾北医療センター労働組合を拠点につくり出していく、という2点が提起されました。

 さらに、「NAZENという、労働組合が中心となった私たちの運動体には、すべての怒りを束ねる力がある。この力を生かしてNAZENを関西各地につくりだそう」とNAZEN関西の展望が出されました。
 続いて10月17、18日の福島いわきツアー報告が婦人民主クラブ全国協議会からありました。避難が解除された住民の1割が帰還しているという楢葉町、認定こども園の0・3マイクロシーベルトを超える高線量の実態など福島現地の生々しい報告に、腹の底からの怒りがこみ上げてきました。
 さらに高浜原発再稼働阻止に向けた報告を舞鶴の自治体労働者が行いました。12月に入って再稼働の動きが一気に進んできています。3日、高浜町長が再稼働への同意を表明。16日には、高浜原発の半径30㌔圏内に入る福井、京都、滋賀の3府県と内閣府原子力防災会議が避難計画を了承し、17日には福井県議会が再稼働を可決するなど、矢つぎ早に攻撃がかけられています。24日の異議審での運転禁止仮処分決定をくつがえすことを狙う動きです。「全体重をかけて原子力ムラが動いてきた。現場の労働者と住民が団結して再稼働を阻止する」との固い決意表明がなされました。
 報告の最後に、八尾北医療センター労働組合から、岡山大学大学院・津田敏秀教授の発表が紹介されました。福島県内の甲状腺がんの発生率が国内発生率と比較して20〜50倍に達している、今後も大きな多発は避けられないという事実が暴露されました。
 「福島の人びとの怒りの深さ、不安、責任を取らない国や電力資本への根本的な不信と怒りが渦まいている」「ふくしま共同診療所と動労水戸の闘いは、原発労働者や住民の怒りを解き放ち、束ねていく闘い」であり、「八尾北労組は、八尾北医療センターで甲状腺エコー検査を開始することを決定した」とNAZEN八尾の中軸を担う労組として、さらに団結を拡大する決意が述べられました。
 三つの報告を受け、討論が活発に行われました。「どうすれば原発をなくせるのか」「被曝労働拒否の闘いとは」をめぐって真剣に意見が交わされました。討論を通して、労働組合を軸にしてストライキで闘うことこそが原発再稼働を止める大きな力になると確信が深まっていきました。
 2・28高浜原発再稼働阻止!舞鶴集会へ、緊急行動も含めて全力で立ち上がることを誓い、団結ガンバローで集会を終えました。(NAZEN八尾・青木麻季)

東京・関東に拠点を 部落解放東日本共闘が総会 階級的労働運動進め

2015-12-25 08:03:07 | 生きさせろゼネストへ

■東京・関東に拠点を 解放東日本共闘が総会 階級的労働運動進め
前進 速報版 2015年12月24日 11:55

到達地平に確信
 解放東日本共闘会議の第24回総会が12月20日、東京・文京区の全水道会館で開催され、東京・関東から60人が結集した。結成以来23年にわたる闘いの到達地平に立った、歴史的な総会としてかちとられた。
 司会の動労水戸執行委員が開会を宣言し、主催者あいさつを田中康宏議長(動労千葉委員長)が行った。
 田中議長は、東京の清掃・屠場(とじょう)職場を例に、「労働運動の最強の拠点は、同時に解放運動の拠点だった。労働運動と解放運動が一体となって歴史を動かしてきた」ことを押さえ、「その方向性を与えるのが階級的労働運動だ」と強調した。
 連帯のあいさつを、星野文昭さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の狩野満男共同代表と合同・一般労組全国協議会の吉本伸幸代表が行った。
 議案の総括を岩本正治事務局長が、方針を大西文夫事務局次長が提起した。この1年、差別は労働者階級に対する分断攻撃であると規定して闘い、勝利してきたことがしっかりと確認された。そして16年は、非正規職撤廃・狭山闘争勝利を掲げ、動労総連合と合同・一般労組全国協の建設を進めることをとおして東京・関東に闘う労組拠点と全国水平同盟の支部を建設することが打ち出された。また、改憲阻止・安倍打倒の参院選決戦をもてこにこの闘いを推進することが提起された。
幹事団体が討論
 久原正子全国水平同盟委員長からのメッセージが紹介され、各幹事団体が議案を深める討論を行った。
 動労千葉からは、新たに幹事に就く繁沢敬一副委員長が解放闘争への意気込みに満ちて、この間の動労千葉の闘いを報告した。動労水戸からは、初代事務局長を務めた辻川慎一副委員長が発言。「23年前、解放共闘をつくっておいてよかった」と感慨を込めて語り、ライフサイクル強制配転阻止へ12・18、19第1波ストに続いて年始ストを宣言した。
 東京からは、なんぶユニオンがまず発言した。「品川区のJR大井工場(東京総合車両センター)には、あらゆる分断がある。非正規職労働者の中にの労働者がいる。組織化するためにも動労総連合を東京につくる」と決意を表明した。
 狭山集会と11月労働者集会に向けて駅頭や地域で情宣活動を行ってきた北部、東部、三多摩の労組交流センターから組織建設に向けた意欲的な発言が続いた。
 さらに、全国水平同盟杉並支部の狩野正幸書記長が「狭山闘争の解体を許さず石川一雄さんと連帯して闘う。非正規職を撤廃させる」、全学連の森幸一郎書記次長が「改憲阻止の全国大学ストに向け闘う」と決意をそれぞれ表明した。
 討論のまとめを杉並支部の田中れい子支部長が行い、「階級的労働運動が水平同盟をつくった」と確信を込めて語った。16年を闘う役員体制と幹事団体が提案され、拍手で承認した。

「ライフサイクル強制配転阻止!」動労水戸が第1波ストライキ

2015-12-20 19:31:58 | 国鉄全国運動

■「ライフサイクル強制配転阻止!」動労水戸が第1波ストライキ
前進 速報版 2015年12月20日 12:28

 12月18日、動労水戸は青年運転士の會澤憲一組合員に対する「ライフサイクルの深度化」施策による駅への強制配転を阻止すべく第1波ストに決起した。午後3時に水郡線大子運輸科前に組合員が結集し、JR東日本水戸支社に対し、會澤組合員への駅強制配転の発令を断固として許さない意思を突きつけると同時に、ライフサイクル廃止の闘いへの決起を職場の仲間に熱烈に訴えた。
 JR東日本関東7支社の平成採(国鉄分割・民営化後のJR採用社員)運転士全員に40歳までに3年間の駅勤務を強制する「ライフサイクルの深度化」施策は、定年退職の穴を埋めるため、さらには駅全面外注化の過程において現時点では外注会社に委託できない駅輸送職を運転士で一時的に穴埋めするための施策だ。だからこそ、ライフサイクル廃止の闘いは、JRが狙う駅・運転士・車掌まで含めた全面外注化攻撃を破綻に追い込む決戦でもある。
他方、JR東労組は青年労働者への統制支配と会社との結託体制の維持のための道具として一貫してライフサイクルに 積極加担してきた。仕事への責任感と誇りを持って働き運転技術を磨いてきた青年労働者は、3年間も運転業務を奪われることによる技術維持の困難さや、勤務地変更や収入減(月額手取りで15~20%の減収!)による生活と人生の破壊に対して心底怒っている。動労水戸はライフサイクル強制配転に対する青年労働者の怒りと共に当該組合員が最先頭に立って闘うことで職場に分岐をつくっている。
 この間の支社団交の中でも、ライフサイクルの破綻とデタラメが一層明らかになっている。これまで会社側は「ライフサイクルは『運輸のプロ』を育てるため」などと言ってきたが、具体的な成果について回答することができない。また、駅配転の業務上の必要性についてもまったく答えられないありさまだ。そもそもライフサイクルの根拠自体が最初からペテンだ。就業規則や労使協定すら存在しない、ただ東労組とJRとの「覚書」があるのみだ。こんなもので青年労働者の人生が破壊されることなど断じて認められない!
 ストに決起した會澤組合員は職場の門前に立ち、「間違ったことに対して誰も反対の声を上げなければ業務も職場もダメになります。東労組の年配者は『俺たちも昔運転士になる前に民間企業に出向したんだから』とライフサイクルを正当化していますが、青年の怒りをまったく理解していない。3年間もハンドルを握ることができなければ運転技術は維持できません。『運転士の仕事をなめるな!』と言いたい!」と、会社・東労組幹部に対する弾劾を叩きつけた。さらに「会社幹部にとって運転士など『腰かけ職場』かもしれませんが、多くの青年が鉄道の安全を守るために真剣に頑張っています。動労水戸への結集こそがライフサイクルを破綻に追い込みます。私たちの職場であるこの大子から闘いを開始し、関東7支社すべてのライフサイクルを廃止しよう!」と渾身で訴えた。
 動労水戸・動労総連合は、青年労働者の怒りと一体となって「ライフサイクルの深度化」施策を廃止するために闘う。すべてのJR青年労働者は動労総連合に結集し、ライフサイクルを粉砕しよう!(動労水戸書記・西納岳史)

三里塚一坪共有地裁判、鎌倉証言で「物流事業」破産の実態暴く

2015-12-19 20:28:33 | 三里塚闘争



■三里塚一坪共有地裁判、鎌倉証言で「物流事業」破産の実態暴く
前進 速報版 2015年12月19日 18:37

 12月17日、千葉地裁民事第5部(鹿子木康裁判長)で、一坪共有地裁判が開かれ、3人目の証人として鎌倉孝夫・埼玉大学名誉教授(経済学)が証言を行った。
 この裁判は、三里塚芝山連合空港反対同盟の鈴木幸治さん(故人)、いとさん夫妻が共有権を持つ駒井野の一坪共有地について、2006年に千葉県が「成田国際物流複合基地事業」のために明け渡しを求めて起こした訴訟である。だが、そんな事業と成田空港自体に「公共性」があるのかをテーマに、今回の証人調べが行われた。
 反対同盟顧問弁護団の質問に答えて鎌倉証人は、12月15日に天神峰を訪れた時の印象を語った。「土地はわが命」という考えをもとに、空港施設に囲まれながら手塩にかけて作った土で市東孝雄さんが農業を続けていることに感銘を受けた。そして成田空港が掲げる「公共性」は、企業に利益にもたらす意味でしかなく、労働者人民の生活を豊かにするものではないことを批判した。「経済大国にふさわしい一流の国際空港を持たねばならない」との宣伝で造られた成田が、現実には社会の生産基盤である農地を破壊し、地域の経済を過度に空港に依存させる構造を作り出した。
 そしてその空港を中心とした「物流事業」の計画なるものは、千葉県企業庁が空港周囲の土地を買収し造成して空港会社(NAA)という営利企業に転売するというものであり、証人は「県は地上げ屋に転落した」と厳しく指摘した。
 そしてこの大仰な計画は根本から破産し、2015年度に企業庁は清算され「後継組織」が引き継ぐとされているが、実際には何の見通しもない状態で、「清算期にはいっている事業がなぜ、土地の買収にのりだすというのか。全面的価格賠償方式を使ってそんなことをする"特段の理由"は成り立たない。地域経済の活性化などという目標はうそだ」と厳しく断じた。
 そうした背景として、戦後高度経済成長とその終息、80年代の国鉄分割・民営化に始まる新自由主義の登場、証券ブームやバブル経済とその崩壊、今日の新自由主義の全面的展開などへの経済分析を随所に織り交ぜ、資本主義がすでに歴史的生命力を失っていることを明らかにした。
 そして鎌倉証人は一坪共有地運動の意味について、「農業・生活を破壊する成田空港に対抗し、破壊を食い止め、生存権・生活権を防衛するための運動」と明確に述べ、「拒否している人に土地を売れと強要することは、法を逸脱した権力行使。暴力と言わざるをえない」と弾劾した。
 この容赦ない批判に打ちのめされた原告・千葉県は、卑劣にも反対尋問を一切放棄した。そして裁判長から今後の立証計画、とりわけ証人の人選や尋問事項の予定について質問されると、県の代理人弁護士は互いに顔を見合わせながら「今から検討して......」などとしどろもどろの対応に終始し、失笑を買った。
 次回期日を2月18日として閉廷した。
 近くの会場で報告集会が開かれた。最初に2時間近い証言をやりきった鎌倉さんが笑顔であいさつし、事前に三里塚現地を訪れたことが大きな力になったことを語った。さらに葉山岳夫弁護士が「成田空港と県企業庁の破産の実態について、経済学的分析にもとづいて暴露した今日の証言は、県側を完全に粉砕し、対応不能に追い込んだ」と完勝を宣言した。さらに弁護団全員が勝利の手応えと決意を述べた。
 司会の伊藤信晴さんは、この日までの集計で最高裁へ向けた農地を守る緊急5万人署名が1万400筆を超えたことを発表した。参加した労働者・学生・市民一同は確信を一層固め、「農地死守・第3滑走路粉砕」を誓い合った。(TN)

民主労総への弾圧許すな! 韓国大使館に抗議行動

2015-12-18 07:20:21 | #国際連帯



■民主労総への弾圧許すな! 韓国大使館に抗議行動
前進 速報版 2015年12月17日 10:33

 民主労総(全国民主労働組合総連盟)が韓国で今年4回目のゼネストに立ち上がった12月16日、動労千葉、動労千葉国際連帯委員会の呼びかけで韓国大使館抗議行動が取り組まれた。午後1時すぎ、動労千葉を先頭に全学連、東京労組交流センター、各地の合同労組・ユニオンなど平日の午後にもかかわらず約60人が港区南麻布にある韓国大使館に向かった。仙台坂の交差点で警察が車止めで行く手を阻む。ゼネスト連帯の横断幕を掲げて二の橋まで周回、ゼネスト連帯のデモ行進さながらとなった。
 動労千葉の中村仁さんを始めとする代表団8人が、「労働改悪阻止のための民主労総ゼネストを断固支持し、民主労総に対して加えられている労働弾圧、公安弾圧に抗議する」声明を携えて韓国大使館に出向いた。

 パククネ政権への要求は、「①韓国2000万労働者の声を聞け! 労働改悪5法案立法を即刻撤回せよ! ②ハンサンギュン民主労総委員長を即刻釈放せよ! ③民主労総に対する労働弾圧、公安弾圧をやめよ! ④11・14民衆総決起に対する暴力鎮圧、ペクナムギ農民への殺人行為に謝罪し、責任者を処罰せよ!」の4点だ。
 国際連帯を貫く日本の労働者・学生の正義の追及に、韓国大使館は門を閉ざしたままだ。絶対に許せない。
 代表団の抗議行動と呼応し、参加者は「民主労総ゼネストに連帯するぞ! ハンサンギュン委員長をただちに釈放しろ! 騒擾罪の発動を許さないぞ! 労働者は国際連帯で闘うぞ!」とシュプレヒコールを続けた。
 通りがかる人びとには「本日『パククネ打倒!』/韓国でゼネスト!」と大書されたビラと『前進』速報版が手渡された。


韓国ゼネスト連帯を呼びかけ渋谷デモ

2015-12-18 07:03:48 | #国際連帯





■韓国ゼネスト連帯を呼びかけ渋谷デモ
前進 速報版 2015年12月17日 10:56

「本日、民主労総が第4波のゼネストに立ち上がっています! 朝鮮侵略戦争反対! 日本の地においてゼネストを巻き起こしましょう!」。全学連の坂野陽平書記長の声が東京・渋谷の代々木公園ケヤキ並木に響きわたった。12月16日昼の韓国大使館抗議行動に続き、午後6時半から民主労総ゼネスト連帯集会が始まった。
 基調報告に立った全学連の斎藤郁真委員長は、「世界戦争への導火線に火がついた」とシリア・中東情勢を語り、さらに東アジア・朝鮮半島においても米日帝による侵略戦争が狙われている中、「民主労総のゼネストこそ、今の時代に対する根本的な回答だ」と断言。「正規・非正規の壁を越えてストライキに立ち上がっている動労千葉・動労総連合のように闘い、巨大なゼネストをこの日本からつくり上げよう。パククネと安倍を串刺しにするゼネストで戦争を必要とする社会を根本から変えよう」と呼びかけた。
 動労千葉執行委員の中村仁さん(動労千葉争議団)が韓国大使館抗議行動を報告し、「動労千葉は来春闘を組織拡大をかけて闘う。1047名解雇撤回、JR東日本採用へ新たな署名運動に出る。ゼネストに連帯して闘おう」と力を込めた。
 森川文人弁護士が、フランスやイギリスで弁護士が生きるためにストライキで闘っていることを紹介。参院選出馬を決めた鈴木達夫弁護士を先頭に、「弁護士として生きるための日弁連を」をスローガンに日弁連会長選挙を高山俊吉弁護士を推し立てて闘う決意を表明した。
 動労千葉国際連帯委員会から、金属労組を先頭に15万のゼネストが打ち抜かれており、現代自動車ウルサン工場の生産が止まったこと、午後3時から全国12地域でゼネスト大会が開かれていることなど、心躍るゼネスト報告が行われた。さらに「このゼネストは今日1日ではなく、21日から第2波ゼネスト、28日から第3波のゼネストに立ち上がる方針だ。民主労総は、年末年始の臨時国会で労働法改悪を狙うパククネ政権にゼネストで立ち向かおうとしている。ハンサンギュン委員長の逮捕に対して民主労総の全組合員は『私たちみんながハンサンギュンだ』と立ち上がっている。パククネ政権の弾圧が80万のハンサンギュンをつくり出した。19日には第3次の民衆総決起が呼びかけられている。パククネ政権は『国家非常事態』だと悲鳴を上げて、騒擾罪を11・14民衆総決起に発動しようとしている。年末年始、パククネ打倒のものすごい闘いになろうとしている。この闘いに日本での闘いで続こう」。
 ここで全参加者で声を合わせてシュプレヒコール。「チョンパオプ(ゼネスト)ヨンデ(連帯)! タンギョル(団結)トゥジェン(闘争)!」
 集会後半は、日本で民主労総とともにゼネストを打ち抜く決意表明が続いた。11月動労千葉訪韓団として11・14民衆総決起を闘った赤嶺知晃全学連副委員長(沖縄大学自治会委員長)と吉田悠君、婦人民主クラブ全国協議会の川添望さん、そして最後に青年労働者が「戦争と非正規職化と職場で徹底的に闘うことによって民主労総のようなゼネストを闘えるようになる。それが2016年だ。とりわけJRで東京で動労総連合をつくり出し、韓国の労働者の闘いに応えよう!」と呼びかけた。
 「この声を海を越えて韓国に届けよう! チョンパオプ ヨンデ! タンギョル トゥジェン!」
 さあ、デモだ。仕事帰りの労働者が続々駆けつけ、デモ隊は180人に膨れ上がった。
 デモは一気に渋谷の街に飛び出し、踊るように駆け抜けた。沿道でビラと『前進』速報版を受け取った青年労働者が立ち止まって文字を食い入るように追う。「一緒にデモしよう!」と呼びかけると、笑顔が返ってくる。外国人の青年たちが早速、速報版を写メに撮って盛り上がっている。
 巷にあふれる怒りをゼネストに束ねる日、近い将来が見えてくる。(K)

12月18日(金)西郡国賠裁判に参加しよう

2015-12-17 06:13:01 | 住宅闘争
■西郡国賠闘争裁判12月18日(金)大阪地裁に結集しよう
全国水平同盟ブログ 2015年12月17日

12月18日(金)午前11時 大阪地裁1006号法廷

裁判所は、これまで法廷がひらかれるたびに行ってきた原告8家族の意見陳述を、今回は許可しないと言ってきました。断じて許すことはできません。

 下記掲載のビラにも書きましたが、8家族が要求する、仮執行宣言をつけた理由について、新しい準備書面1でも全く回答を拒否しました。仮執行宣言を付けた理由を明らかにすることを要求すること自体が間違いだと言って、理由を述べることを拒否しています。国は、理由を明らかにしたら、裁判所が8家族に対して悪意(害意)があったことが明らかになるため、これを恐れ、理由を明らかにすることができないのです。絶対に許すことはできません。

次回法廷では、原告8家族を先頭にさらに国と八尾市を追いつめていきます。