■燃料・資材の高騰、緊急対策求め中小建設業者がデモ
読売新聞 9月12日
関東の中小建設業者が12日、燃料や資材価格の高騰による窮状を訴え、日比谷公園(東京・千代田区)で総決起集会を開いた。
約4500人が「建設不況対策を緊急に実施しろ」などと訴えてデモ行進した。
鉄骨、鉄筋の価格は今年に入り、以前の約1・5倍に値上がりし、建設業者の経営を圧迫している。
集会に参加した、大手ゼネコンの下請け業者(神奈川)は「工費の切り詰めは、下請けにしわ寄せが来るばかり。会社の存続が危うい状態だ」と嘆いた。
東京・大田区の内装業者(70)によると、壁紙などの内装資材も2割以上、値上がりしたという。一方で、住宅の着工戸数が減っているため「業者の価格ダンピングによる仕事の奪い合いが激しい」と訴え、政府の救済策を求めた。
つぎつぎ数千の規模で労働者が「生きさせろ」と立ち上がっている。11月2日日比谷野音へ1万人の結集を!