末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

救援本部ニュース 第382号

2012-10-31 06:24:43 | #すべての原発いますぐなくそう



救援本部ニュース382号 2012.10.31

「日刊 動労千葉」7397号(2012.10.13)10・1外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会11・4日比谷へ全力を!
 動労千葉の機関紙『日刊 動労千葉』に「10・1外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会」と題するアピールが上・中・下の3回にわたって掲載されました。今回、その結論部分(下)を転載します。
*  *  *

すべてが臨界点に 反原発闘争、反失業闘争、沖縄のオスプレイ配備をめぐる闘い、反橋下の闘い、それぞれが我慢ができない現実のなかで、ひとつ火を点ければどこから爆発し、燃え上がってもおかしくない現状にある。
 あらゆる問題について、労働者の側がここで踏ん張り切って団結を広げ始めたら、今度は間違いなく敵の側が崩れ始める。あらゆる矛盾がそういう臨界点、沸騰点に来ている。今が一番苦しいときかもしれないが、大きな可能性に満ちた情勢だ。
 しかし、ひとつ欠けていることがある。労働組合が力を取り戻すための闘いだ。それが実現できれば、全てが力を得て動きだす。それを作るのが11月集会だ。11月集会の意義は、現場で全力をあげて闘いぬいた経験をひとつの力として結合することにある。労働者は自らをひとつの政治的な力に高めなければならない。
分割・民営化に決着を 1047名闘争でも、高裁での「解雇撤回・JR復帰」判決を求める署名運動がこれまでになく広がっている。われわれの力で国鉄分割・民営化に決着をつける運動に発展させたい。
 25年間、本当にくやしい思いをしながら打ち破れなかったのが国鉄改革法の壁であった。「国鉄方式」などという言い方で、「全員解雇-選別再雇用」という民営化・外注化・労組破壊攻撃が、全ての労働者にのしかかる状況を生み出したのが国鉄改革法であり、国鉄分割・民営化だった。これが打ち破れたら、この間の非正規化攻撃の根幹が打ち破れる。6・29判決をもう一歩進め、国鉄分割・民営化攻撃に決着をつけよう。同時にこの闘いは、4・9政治解決でいったんバラバラに解体された国鉄闘争支援陣形をもう一回再団結する闘いであり、闘う労働運動再結集運動だ。11月集会が目指した課題の重要な柱が、具体的な形でもう一本立ったのだ。
 10月11日、和解を拒否して闘い続けている国労秋田闘争団事件でひどい高裁判決が下りた。6・29判決が認定した、「不採用基準そのものが不当労働行為である」ということを全部くつがえしたのだ。これをもう一度くつがえし、国鉄方式で首を切られ、非正規職に突き落とされた1千万を超す仲間たちの恨みをはらすところまで持っていく大勝負が、11月集会を出発点に始まるのだ。
国際連帯闘争の発展 国際連帯闘争も大きく発展している。10・1外注化をめぐって、われわれがストライキを闘っている期間中ずっと、民主労総ソウル本部は、「外注化・非正規化との願いは全世界の労働者の共通の課題だ」「動労千葉が組織の存亡をかけて闘っているんだからわれわれが一緒に闘うのは当然のことだ」と、韓国の日本大使館前で闘いを展開してくれた。これは、涙が止まらないぐらいうれしい出来事であった。この闘いの路線でいいんだ、国際的にも通用するんだ、労働者の共感を得て団結させることができるんだ、やってきた闘いは間違っていなかったんだと、あらためて確信を深めることができたのだ。
11月集会に1万人を! 連帯労組関西生コン支部は、今年、1400人の組織拡大を実現している。この組織拡大の闘いは、「このままでは関西生コン支部の10年後はない」と武委員長が訴え、その危機感から決断したものだったと高副委員長は提起している。さらに、「現場の組合員をその気させることができれば、一人ひとりの労働者がそのカを持っている。それに責任をとりきることが組合役員の責任だ」とも提起している。
 これは本当に大事なことだ。11月集会を軸にわれわれが進めてきた運動も同じことだ。このままでは10年後はない。だが、情勢はわれわれに無限の可能性を与えてくれている。だからこそここでやりぬく。
 時代を変える。未来をつかみとる。こんな社会を変える。11月集会をそういう出発点にしよう。11・4集会の大成功に向けて団結して頑張ろう。


新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!国鉄1047名解雇撤回! 外注化阻止・非正規職撤廃!反原発・反失業を闘う国際統一行動を!11・4全国労働者総決起集会11月4日(日)正午 東京・日比谷野音

『東日本大震災救援対策本部ニュース 第3集』11月1日発売! 2千円+税。注文は救援対策本部まで。.



★当面する闘争スケデュール

★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP


              

福島診療所
建設パンフ
        SunRise第1号    SunRise第2号

韓国・現代自動車で非正規職撤廃求め蔚山工場を包囲

2012-10-31 06:20:22 | 世界の闘い

■韓国・現代自動車で非正規職撤廃求め蔚山工場を包囲
前進 速報版 2012年10月30日 20:13

 10月26日、金属労組は、現代自動車蔚山(ウルサン)本社工場に対する包囲闘争に立ち上がった。蔚山工場では、10月17日夜以来、現代自動車の2人の非正規職労働者が正規職化を要求して高さ50メートルの送電塔に上がり、高空籠城闘争を闘いぬいている。この日午後4時30分から送電塔の下で、金属労働者決意大会が開かれた。工場正門前からデモ行進し、700人に膨れ上がった決意大会だ。これに先立ち、蔚山、牙山(アサン)、全州(チョンジュ)の現代車3工場の非正規職労働者約400人が工場正門前に結集、蔚山工場非正規職支会のカンソンヨン首席副支会長が「今年は必ず正規職化をかちとり、工場に堂々と帰ろう」と檄を飛ばした。さらに3工場の非正規職組合員1000人はこの日夜、全面ストライキに突入し、27日明け方まで徹夜の座り込みを敢行した。つづきは本文で



★当面する闘争スケデュール

★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP


              

福島診療所
建設パンフ
        SunRise第1号    SunRise第2号

議員文化部 その3 健診・検診論議

2012-10-30 06:51:37 | Weblog
議員文化部懇親会に参加するため新阪急ホテルから
また裁判所近くまで歩きました。
「ここが最近注目の大阪市役所です。あれっ、橋下市長、今日はいないですね」と
ダックツアーでも御堂筋を往復しましたから、これで2往復です。

会場は向かい合わせの掘りごたつ式テーブルが3つ。
さっそく禁煙派は奥に陣取って、喫煙派は反対側へ。
たまたま禁煙テーブルには保健福祉委員が多かったので、
健康、健診に関してのまじめな話に花が咲きました。

人間ドックの前日の飲食の注意。
ビールと尿酸値の関係。
胃カメラの苦手な話。
フラダンスと健康。
おなか回りと体脂肪。
このマツタケは日本産か。
なすびの嫌いな人と食べに行ったらどうなるか。

あとは飲みすぎて覚えていません。
タイトルだけ読まれた方には何のことだか分からないでしょうが、
説明するとそれぞれ10分はかかる奥深いものでした。
19時30分で一旦解散して、このテーブルだけ1時間以上話していましたから、
「尼崎市のように、無料と追加項目充実で検診率をあげよう」で心はひとつだと思います。

また帰りは大阪駅までテクテクと。
ジャンベなしで一日よく歩きました。





★当面する闘争スケデュール

★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP


              

福島診療所
建設パンフ
        SunRise第1号    SunRise第2号



中国・寧波デモ続報

2012-10-30 06:33:13 | 世界の闘い





■中国・寧波デモ続報、市政府包囲と武装警官との激突さらに続く
前進 速報版 2012年10月29日 11:57

 10月22日から開始された中国浙江省寧波市でのデモは、26日の深夜の激突で武装警官の暴行を受け、多数の逮捕者を出したにもかかわらず、27日以降も不屈に継続して闘われた。28日も早朝から労働者住民は市内の天一広場に集まり、数千人がデモ、1万人近くの労働者住民が寧波市政府を取り囲み、市政府に化学工場建設の中止を訴えて闘った。(写真は天一広場から市政府までデモで移動する労働者住民と、市政府前で訴える寧波大学学生) つづきは本文で


★当面する闘争スケデュール

★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP


              

福島診療所
建設パンフ
        SunRise第1号    SunRise第2号

救援本部ニュース 第381号

2012-10-29 06:29:58 | #すべての原発いますぐなくそう


救援本部ニュース381号 2012.10.29

『序局』第3号が発行されました!
3・11から1年間、福島の人たちがややもすれば押しつぶされるような状況があった。それをとにかく怒りではね返してきた

 近日発売予定の『東日本大震災救援対策本部ニュース 第3集』と同じアール企画から、『序局』第3号が発行されました(発売 星雲社 定価1260円)。
 その中に掲載されている「座談会 福島と官邸前―思いはひとつ」から、福島診療所建設委員会事務局長の渡辺馨さんの発言の冒頭部分を紹介させていただきます。
渡辺馨さん(1956年伊達市保原町生まれ。NTT福島勤務。3・11直後より避難住民支援に従事。子どもたちを守り、民衆が生き抜くための「ふくしま共同診療所」建設に奔走)
*  *  *
渡辺 私が思うところは、3・11から1年間、福島で起こっている事態に対して「とにかく安全なんだ」「収束したんだ」ということがずっとキャンペーンされてきて、福島の人たちがややもすれば押しつぶされるような状況があった。それをとにかく怒りではね返してきた1年。だから、今年の3月11日の郡山集会までは、「原発いらない」をスローガンに入れるか入れないか、そのレベルで悩むっていうか。そういう綱引きをやって、それを最後的に押し返して、最後は5月5日までに稼働ゼロにしちゃったことが、けっこう自信というか、確信をつくったという気がしてます。「これでやれるんじゃないか」とか、「やっていいんだ」とかいうものがみんなに芽生えていて、そこに1か月後に再稼働。それはないだろうってところに一気に行った。
 そういう意味では、福島のいろんな人たちが、悩み苦しみ、大変な思いをしながらも、あきらめずに、しかも福島の怒りをやめなかった。というか、やめられなかったんですね。現実にあきらめられないし。起こっている事態はどんどん深刻化しているし、今だって事故調の報告とか、東電のビデオとかで新たな事実が現れてるわけですよね。もうこんなことが起こっちゃうのかっていうほどね。だからそういうところにますます怒りが行くのと同時に、全国の人たちもやっぱり福島とつながろうという思いもあるだろうし。さっきの、自分たちがこの社会をなんとか変えるために自分もやっていいんだっていう、権利を得たというか、そういう気持ちになってきた。あまりにお租末な国の正体を見たっていうのがあると思う。
 だからそこから、20万から100万っていうことはどうすればいいのかっていうことがあるだろうし、やっぱりさっき言われたように、その根底にもちろん震災と原発事故っていうことだけじゃなくて、いま生きられない人たち、学生だったら大学出たって就職もできないだとか、非正規しか仕事がないだとか、そういう人たちが何百万といるわけで、そういう人たちがどこかで怒りたい、この社会に異を唱えたいっていうところが、この反原発の闘いと合流したと思うんです。
 じゃあわれわれは原発反対という闘いから、非正規職の労働者たちの怒りを本当に共有できるのか、ということもある。例えば原発の労働者の実態と本当にどうやって向き合っていくのか、試されていると思う。最近、EテレのETV特集で原発労働者の実態をやったんですよ。川内村の話。川内村は原発城下町って呼ばれていて、かなりの労働者が原発に働きに出ていた地域なんだけど、その人たちが今、福島第一原発の収束作業員3千人と言われる労働者の一角をなしている。それが高線量で許容限度量がすぐきちゃう。被ばく労働そのもの。そしたらやめなきやならない。でも、やめるっていっても生活が成り立たない。だからどっか違う原発に行ってちょっと時間稼ぎをしてまた戻ってくるとかね。また、原発はもう怖いから今度は除染の方に行こうということで、だけど除染ではとても賃金が安くて食っていけない。川内村は除染で戻ろうっていうことをやるんだけど、除染事業の現場はゼネコンによるものすごいピンハネなんだね。そういう中で、また原発に戻って来ちゃう。そういうシステムなんですよ。そこで「収束作業員は5年間で4万人必要だ」とも言われていて、どれだけの労働者がそこに行かざるをえないのかということを考えると、これはやってらんないぞっていうね。やっぱり怒りをそこに集中したい、いよいよそういう時期に来たのかなっていう気持ちになりました。…

『東日本大震災救援対策本部ニュース 第3集』11月1日発売!2千円+税。注文は救援対策本部まで。

子どもたちの命を守る! 人々の心と闘いの拠りどころ 福島診療所を建設しよう

新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!
国鉄1047名解雇撤回! 外注化阻止・非正規職撤廃!
反原発・反失業を闘う国際統一行動を!
11・4全国労働者総決起集会
11月4日(日)正午 東京・日比谷野音


★当面する闘争スケデュール

★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP


              

福島診療所
建設パンフ
        SunRise第1号    SunRise第2号

官邸・国会前で抗議行動続く

2012-10-29 06:25:04 | #すべての原発いますぐなくそう



■「ねばり強く闘いぬこう!」官邸・国会前で抗議行動続く
前進 速報版 2012年10月28日 01:06

 秋も深まった10月26日、国会・首相官邸前などに多くの労働者民衆が駆けつけ、「原発なくせ!」「子どもを守れ!」と叫んで闘いぬいた。福島から駆けつけた女性を始め、多くの人が世代を越えて発言に立った。原発政策推進の野田政権と財界へのこみ上げる怒りを語った。すべての発言者が口々に「原発をなくすまでねばり強く闘いぬこう! 頑張ろう!」とそれぞれの人生をもかけた、心の底からの呼びかけを行った。
 首相官邸前では福島県二本松市から二人の幼児を連れて参加した若いお母さんがマイクを握って訴えた。つづきは本文で


★当面する闘争スケデュール

★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP


              

福島診療所
建設パンフ
        SunRise第1号    SunRise第2号

救援本部ニュース 第380号

2012-10-28 06:09:22 | #すべての原発いますぐなくそう


救援本部ニュース380号 2012.10.27

俺たちは奴隷じゃない!労働組合を作り闘う
 10月25日付毎日新聞で、25歳の記者が同年代の青年労働者の闘いを紹介しています。
 札幌市の特殊車両製造・整備会社の労働者が4カ月前に前に労働組合を結成し、先月21日に24時間ストライキを決行。彼らは、20~40代の男性24人で平均年齢は29歳。
 「25歳の私と同年代の若者が『おれたちは奴隷じゃない』と未払い賃金の支払いなどを求め立ち上がった姿をみて、働き方に悩みや疑問を抱えた時、自らの手で守るすべがあることを、働く若者はもっと知るべきだと痛感した」「労働者が異議を唱えなければ、会社側の不当な行為を許しかねない。サービス残業や過労死などの増加は労働者側が声をあげてこなかったことも一つの要因だ。特殊車両製造・整備会社の労組員は争う理由を『これから生まれる子どものために』『家庭を築いたときのために』と話した…声を上げることをためらう必要はない」
 その通りです!
解雇・非正規化攻撃との本格的闘いに
 闘わなかったら生きていけない。そのために自ら労働組合に結集して闘う。労働組合を作って闘う。闘う労働組合に作り変えて闘う!
 世界大恐慌の進行は、全労働者に大失業を強制し、08年リーマンショック時の「派遣切り」以上に無慈悲な大量解雇や非正規職化の攻撃がいっきに襲いかかってきています。未来を担う青年労働者が先頭に立って闘うときが来ています。
外注化がもたらす安全崩壊の現実
 新自由主義の最大の柱である外注化・非正規職化が何をもたらすか。JR北海道の「車両の3割検査不備」という恐ろしい現実にすべてが示されています。これで事故が起こらない方がおかしい事態です。
 原発事故だって同じ。東電は原発被ばく労働を、使い捨ての膨大な下請け・非正規職労働者に押しつけるとともに、コスト削減のために汚染水移送用配管の材質をステンレス製に取り替えることすらやめて水漏れ事故を繰り返していたのです。(救援本部ニュース379号)絶対許されない!
闘う労働組合を再生し立ち向かう!
 あらゆる意味で、闘う労働組合の団結を作り出すことがいかに必要か、です。
 被災地をはじめ、すべての労働者にとって生きぬく闘いはいよいよこれからが正念場です。反原発・反失業の闘いは労働組合の再生と一体です。11・4労働者集会に結集し、闘う労働組合の出陣式としましょう。

大失業と安全崩壊を許さない闘いを! 11・4集会に集まろう

新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!
国鉄1047名解雇撤回! 外注化阻止・非正規職撤廃!
反原発・反失業を闘う国際統一行動を!
11・4全国労働者総決起集会
11月4日(日)正午 東京・日比谷野音


★当面する闘争スケデュール

★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP


              

福島診療所
建設パンフ
        SunRise第1号    SunRise第2号