末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

民主労総ゼネストに連帯 各地で行動

2015-06-27 07:42:09 | Weblog
民主労総ゼネストに連帯 各地で行動
前進 速報版 2015年6月26日

沖縄 全島ゼネストに向けて集会




九州 動労総連合を九州につくる



岡山 ストライキをやれる組合を


札幌 国際連帯で戦争を止める

福島・郡山 戦争への青年の怒りと結び




新潟 国鉄闘争で討論広がる


名古屋・津 トヨタを直撃し『前進』配布


広島 8・6ヒロシマの成功誓う



仙台 学習会、街宣と市内デモ


大阪 橋下打倒した力に確信








三里塚一坪共有地裁判、3人の証人採用をかちとる

2015-06-22 11:17:23 | 三里塚闘争

■三里塚一坪共有地裁判、3人の証人採用をかちとる
前進 速報版 2015年6月22日 07:33
 
 6月18日、千葉地裁民事第5部(鹿子木康=かのこぎやすし=裁判長)で、一坪共有地裁判が開かれ、三里塚芝山連合空港反対同盟と顧問弁護団、支援の労働者・学生がともに闘った。
 この日は裁判長の交代に伴う更新手続きとして、弁護団が意見表明を行った。
 この裁判は反対同盟の鈴木幸司さん(故人)、いとさん夫妻が共有権を持つ駒井野の一坪共有地について、2006年に千葉県が、明け渡しを求めて起こしたものだ。千葉県企業庁は「新産業三角構想」による「成田国際物流複合基地計画」の一環として、一帯の土地を造成し成田空港会社(NAA)に譲渡するので、この一坪共有地を明け渡せというのだ。
 だがそんな大げさな事業計画は、提訴から9年たち、とっくに破綻している。130億円という膨大な債務を残し、県企業庁は今年で解散と決まっており、それを引き継ぐ事業体も明らかではない。県側はその事実を再三指摘されながら現状説明すら行わず、関連する文書の提出要求にも応じず、訴訟を継続している。
 この一坪共有地は、空港反対運動の中でつくられた「三里塚地区周辺に土地を持つ会」の組合所有であり、共有者個人から買収することはできないものだ。県はそれを、「全面的価格賠償方式」を適用し、拒んでも、金銭補償の形をとって共有権を強奪するというのである。まさに市東さんの農地裁判と同様の、裁判所を使っての事実上の公用収用であり、とんでもない違憲・違法だ。ただちに却下されなくてはならない。
 以上のような弁護団の鮮明で鋭い意見表明に対し、県の代理人弁護士らは一言も反論できず、陰鬱(いんうつ)な表情でだんまりを決め込んでいる。
 さらに今回、弁護団の7人の証人申請に対し、専門分野を持つ以下の3人の証人が採用された。
 ①清水和邦・福井県立大学教授(「土地を持つ会」の民法上の性質などについて証言)、②小長井良浩弁護士(土地を持つ会の会則の作成、成立の経過などについて証言)、③鎌倉孝夫・埼玉大学名誉教授(経済学的観点から成田空港の“公共性”の虚構について証言)。
 次回期日を9月3日午後1時30分開廷とし、清水証人への尋問を行うことを確認してこの日は閉廷した。
 千葉県弁護士会館で報告集会が開かれた。最初に司会の伊藤信晴さんが、市東さん農地法裁判での突然の控訴棄却に対する激しい怒りをこめて、反対同盟の「弾劾声明」を読み上げた。
 続いて葉山岳夫弁護士を始め弁護団が発言し、3人の証人採用をかちとったことを重要な前進として確認した。そしてさらに、県企業庁役人や元NAA幹部などの敵性証人を採用させなければならないことを強調した。
 最後に伊藤さんがあらためて、元反対同盟・石毛博道などの第3滑走路建設誘致策動を弾劾し、空港周辺住民と結合して闘いを進めることを明らかにし、この日の闘いを締めくくった。(TN)

6・15国会闘争が大高揚 全学連先頭に

2015-06-21 12:06:37 | 生きさせろゼネストへ




■6・15国会闘争が大高揚 全学連先頭に
前進 速報版 2015年6月20日 12:23

「安倍政権を打倒するぞ!」「青年を戦場に送るな!」「学生はストライキで闘うぞ!」。6月15日、戦争法制定絶対阻止へ、全国学生の怒りのシュプレヒコールが安保国会を直撃した。60年安保闘争での全学連の国会デモと、機動隊による東大生・樺美智子さん虐殺によって日本労働者民衆の記憶に刻まれた「6・15」は、戦争攻撃と新自由主義大学を打ち砕く全国学生運動復権への新たな出発点となった。
 全学連は朝9時から国会前座り込みを行い、正午に日比谷公園霞門に移動。森幸一郎書記次長が檄(げき)を発し、動労千葉の労働者から連帯アピールを受けた後、国会に向けデモを行った。力強く進む200人のデモ隊は弾圧を狙う警察権力を圧倒し、沿道からは多くの注目と声援が寄せられた。キャンパスでビラを見たという首都圏大学の1年生が飛び入りでデモに合流してきた。
 午後3時30分から、文部科学省前で申入書提出と抗議行動を行った。昨年7月1日の「集団的自衛権行使」閣議決定を契機に、東大を中心に大学の軍事研究・戦争協力が加速度的に進んでいる。全学連は申入書とともに、戦争協力絶対阻止の決意を込めて徹底弾劾を文科省にたたきつけた。
 4時30分からは戦争法阻止へ抗議に座り込む1千の労働者の隊列と一体となって、衆議院第二議員会館前で全学連の独自集会を開催した。冒頭に斎藤郁真委員長が「労働者・学生の大ゼネストで戦争を止め社会を変えよう! 戦争を起こす体制を打倒しよう! 『6・15』を新たな闘いの出発点にしよう!」と熱烈なアジテーションを行った。隣りの教職員組合の隊列からもエールと手拍子が送られ、飛び入りの労働者からは1万円のカンパが寄せられた。
 京都大、東北大、富山大、三里塚現地行動隊の仲間から学生の反戦闘争への決起と学生自治会建設を絶対にかちとる決意が表明され、森川文人弁護士、武内更一弁護士、婦人民主クラブ全国協議会が連帯アピールを行った。その後参議院議員会館へと移動し、全国学生集会を100人でうち抜いた。
 6・15国会闘争の大高揚は、6〜8月安保国会粉砕決戦と全国学生運動の大爆発を確信させた。安倍打倒と戦争法粉砕へ、全国学生ゼネストは絶対にできる! 学生自治会建設の闘いをさらに推し進め、全国学友は階級闘争の先頭で闘おう!

職場に旗たてゼネストへ 関西で青年労働者集会開く

2015-06-20 11:59:01 | 生きさせろゼネストへ

■職場に旗たてゼネストへ 関西で青年労働者集会開
前進 速報版 2015年6月19日 14:37

 6月14日、大阪市・弁天町の生涯学習センターで関西青年労働者集会が開催され、100人を超す結集で大成功しました。集会の冒頭には5月沖縄闘争のDVDが流され、5月闘争の切り開いた地平の大きさを参加者全体が実感しました。
 集会の基調報告は大阪市職の闘う青年労働者です。6・7国鉄集会で解雇撤回・JR復帰の10万筆署名がついに達成されたことを受け、「時代は転換点を迎えている。ゼネストを真剣に組織する時だ!」と提起しました。また、大阪都構想を粉砕した地平から「都構想で体制内勢力は早々と屈服していた。これを転換させたのは間違いなく私たちの力だ。絶対反対の団結は小さく見えても資本家を絶対に追い詰める!」と宣言しました。
 基調報告を受けて各地から発言がなされました。今回の集会では、前半と後半でテーマを設定し、前半は「一つの旗が立てば全部来る時代、激しい党派闘争をチャンスにすべてをひっくり返そう!」、後半は「動労総連合を全国に! 階級的労働組合つくってゼネストやろう!」をテーマに職場実践の報告がなされました。
 前半の冒頭に立ったのは、全国水平同盟の青年です。西郡の住宅明け渡しと闘い抜いている青年は、「自分たちの闘いは差別の課題だけでなく、すべての労働者階級の未来を体現した闘いだとつかんできた。苦闘したけど、その力が高槻を始め全関西に拡大している!」と勝利感に満ちて発言。これを受けて、高槻の植木団地労働組合の青年から、「植木団地追い出しは全員解雇攻撃と同じ。労働者とともに闘う」と決意が述べられ、会場から大きな拍手が起こりました。
 続いて、全国金属機械労働組合港合同の労働者が組合内の路線議論を紹介し、「問われているのは執行部だ。この時代だからこそ執行部で徹底的に団結し、真正面から組合員と討論することで組合の団結が強化される!」と闘いの報告と決意を語りました。これに続き、全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部から青年女性部書記長、高槻医療福祉労働組合委員長が発言に立ち、前半の最後に大阪市教組の青年が「臨時職員が次々と雇い止めされているのに、組合執行部はそれを取り上げないどころか、意見を言う私に『代議員会で発言するな!』と恫喝をかけてきた。こんな組合を本気で変えたい。そのために現場に団結を取り戻す」と述べました。
 後半の冒頭は、動労西日本です。中西剛副委員長への解雇攻撃を組合の団結したストライキで撤回したことに触れ、「闘うことで攻撃ははっきりする。それが労働組合のやるべきことだし、動労千葉や私たちが守り抜いてきたものだ!」と報告。団結のすばらしさを幾度も強調し、参加者の心を震わせました。
 さらに、関西の自治体労働者、全学連と闘いの報告が続き、最後に奈良市従教育支部の労働者が「民営化に絶対反対で闘って、清掃業務の民間委託を止めてきた。この中で、組合内に激しい分断攻撃がかけられたが、組合員と真正面から討論することで支部の団結を守り抜いた。この地平を組合全体のものにして、闘う労働組合をよみがえらせたい」と決意を述べました。
 集会後は大阪市の中心をぶち抜く御堂筋デモです。労働組合の真っ赤な旗が林立するデモ隊に、沿道は圧倒的に注目。写真を撮る人や、手を振る労働者の姿も多数見られ、成功裏に一日の行動を打ち抜きました。
 今回の関西青年集会は、実行委員会で討論しながら「一つの旗が立った時に、すべてをひっくり返せる時代だ!」という路線的闘いの核心を職場の実践からはっきりさせる集会にしよう、と準備してきました。一つの職場で起こった闘いの地平が直ちに全体を獲得するものになる、それがゼネスト情勢の核心です。そのために必要なのは徹底した路線的議論と一致です。
 関西の青年労働者は、安倍を打倒しゼネストを準備する、労働組合の拠点をつくり出す挑戦を開始しています。7・5大集会へともに闘いましょう!(関西・U)

京大同学会 闘う執行部再確立 作部君らに支持広がる 自治会の力でストライキを

2015-06-13 07:28:16 | 生きさせろゼネストへ



■京大同学会 闘う執行部再確立 作部君らに支持広がる 自治会の力でストライキを
前進 速報版 2015年6月12日 16:22

 京都大学に安倍戦争政権打倒のストライキをめざす自治会執行部が誕生しました! 全学自治会同学会の中央執行委員会予備選挙で「安倍政権の戦争を止めよう! 山極(総長)・杉万(副学長)体制打倒! 10月ストライキ」を訴えて立候補した作部羊平候補者団が信任をかちとりました。この勝利は、安倍の戦争政策と大学改革へ怒り高まる学生の進むべき道筋を指し示しています。
 選挙は4月30日に公示され、6月5日の開票の結果、候補者団は投票総数1219票、有効投票1027票のうち560票の信任を得ました。この1カ月、世界情勢はますます戦争か革命かをめぐって非和解的に推移しました。安倍政権が安保関連法案を閣議決定する一方、沖縄県民大会に辺野古基地建設に怒る3万5千人が結集し、沖縄大学自治会選挙も昨年を倍する信任票で成功しました。韓国ではパククネ政権打倒のゼネストへ民主労総が前進しています。
 韓国・沖縄の闘いに日本・本土の学生がどう応えるかが問われました。作部候補者団は、反戦を闘う学生運動と学生自治会再建に変革の力があると訴えました。「なぜ安倍は『解釈改憲』という中途半端な手段をとったのか? なぜ明らかな戦争法案を『平和安全法だ』『自衛隊のリスクは増えない』と強弁するのか? それは、第2次大戦の敗北を受けた大衆の強烈な『戦争反対』の思いが労働運動・学生運動として結実する中で、容易に戦争できない力関係があるからです」「大学は現在の体制をのりこえて新しい体制をつくるために社会に開かれたところです」「(山極総長体制は)大学が国家に位置付けられ、戦争協力をさせられる現状になっていることに対し、何の立場も持っていない」「山極総長体制は、私たちにとっては乗り越えられるべき存在です」(作部候補者団のビラ)
 この訴えと闘いに多くの合流が生まれました。信任560票への不信任467票は、例年にない僅差(きんさ)です。新入生を中心に、候補者団の提起を現情勢と照らし合わせて真剣に吟味し決断した結果です。これ自身がストライキへ向かう重大な1歩目です。昨年までの中執の闘いを見てきた上回生、院生、自治寮生も圧倒的に投票しました。沖縄闘争に参加し、ゼネスト情勢を目の当たりにした1回生も選挙管理委員としてともに闘いました。
 学生の決起にあわせて教員の決起も始まりました。英語クラス数の削減による人件費削減・労働強化に怒る教員は、授業前時間を投票に当てることを歓迎しました。
 選挙の渦中での京都市内デモ(本誌前号で既報)も重要でした。戦争を止め新たな社会をつくる「革命の砦(とりで)」として大学を奪還する意義を社会に訴え、繁華街を行進しました。
 一方、当局と結託して既得権益を私物化してきた旧同学会役員は完全に鳴りを潜めました。大学当局は選挙を非公認とする「公示第4号」を出しましたが、逆に旧同学会役員との癒着関係を追及され大義のなさをあらわにしています。「私達は既に民主的手続きを終わらせています。大学当局に対して、私達は実力行動、つまりストライキで対峙します」(候補者団ビラより)。学生は6・15国会包囲行動へ!
 すべての力を学生自治会に結集し、大学ストライキ―ゼネストを実現しよう! (N)