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■10月鉱工業指数、5カ月連続悪化 今年最低更新
朝日新聞 2010年11月30日10時19分
経済産業省が30日発表した10月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値は前月比1.8%減の91.1と5カ月連続で低下し、今年の最低を更新した。エコカー補助制度の終了で、普通乗用車が同11.2%、小型車は同22.3%落ち込んだ。
ただ、経産省は11月以降は減産が一服すると見ており、基調判断は「弱含みで推移」と据え置いた。
自動車とは対照的に、エコポイント制度で旺盛な需要が続く液晶テレビは同11.9%増、冷蔵庫は同14.1%増。エアコンは生産では同26.7%減少したが、出荷は28.4%増と好調だった。
主要企業に生産見込みを聞いた製造工業生産予測調査では、11月が1.4%増、12月が1.5%増と好転する見通し。このうち、自動車などの輸送機械工業は11月が3.7%増、12月5.6%増と予想された。同省は「プラスに転じるのは海外向けの持ち直しが大きいためで、自動車メーカーは当面は厳しい見通しを持っている」と説明している。
★当面する闘争スケデュール