昨日の午後5時から9時まで内科を担当しました。幸いまだインフルエンザは流行っていません。
これには二つ理由が考えられます。新型コロナウイルスに対する感染予防(マスク、手洗いなど)が広く行き渡っているためとワクチン接種が65歳以上無料になったこともあり昨年より多くの人が接種したからと思われます。
コロナの大流行で、昨年から発熱患者さんは動線を分けた仮設の部屋(準備は4部屋、そのうち稼働2部屋)で問診と診察をしています。予防具の着脱に時間がかかるため年末年始の看護師は3名から5名に増えています。医師も年末年始は内科1名、小児科は2名に増えます。薬剤師は2名のまま。事務は昨年から委託3名の他に市の職員2~3名がプラス。
これほど人員が揃っているのに、八尾市休日急病診療所ではインフルエンザやコロナの検査はしません。周辺の住民の理解が得られないというのが八尾市の見解ですが、かかりつけの院所も八尾市休日急病診療所も条件は同じです。12月11日現在の発熱外来で検査を引き受けているのは八尾市約200院所の内まだ30です。保健所も今大変な状況です。検査をもっと増やすために、八尾北のプレハブ設置も含め、まず八尾市が見本を示してもらいたいと思います。
ただ一つ約束を守ってもらったことがあります。診察室の手洗いが自動になったことです。現場の方は理解してもらっていると感謝しています。
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