「マイナ保険証」の利用率は2023年4月の6.3%から、10月4.5%、11月約4.3%と下落する一方だ。
政府はその理由を『医療機関が不慣れな患者に教えることに消極的なため』と見ているがそれは大間違いだ。
国が労働者・民衆の団結を破壊し改憲・戦争へと進むために、
戦後革命~60 年安保闘争の力で実現した「国民皆保険制度」を解体し、
全労働者・住民の個人情報を国家が一元管理する「国民総背番号制」として
マイナカードを強行していることが、利用率の下落を促進している最大の原因だと私は思う。
マイナンバー関連改悪法は6月の戦争国会で『防衛財源確保法』などと共に成立しており、
マイナ保険証が戦争のための『徴税・徴用・徴兵』を目的とした
『現代の赤紙』であることは明らかだ。
217億円を「患者に利用を勧め、利用が増加した医療機関に配る支援金などにあてる」とし、
この支援金が2024年1月から始まる。
例えば2023年10月に利用率が10%だった病院が2024年1~5月で60%にまで増加した場合、
その期間の利用件数が1万件なら120万円の支援金を受け取れるという。
これまでマイナカードには2兆円以上が注ぎ込まれているが、
戦争に利益誘導するいかなる方針も、医療の現場から反対の声をあげて阻止しよう。
マイナ保険証 利用率高めた医療機関への「支援金」を予算案に…「あらゆる手段」で今後も税金投入か(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
健康保険証とマイナンバーカードを一体にした「マイナ保険証」の利用率は2023年4月に約6.3%だったが、同年11月には約4.3%と下落している。業を煮やしたわけではないだろ...
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