末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

「地域包括ケア」で公立病院が消える! 自治労地域医療全国集会で絶対反対を訴え

2015-02-23 08:13:14 | 医療の民営化と闘う





■「地域包括ケア」で公立病院が消える! 自治労地域医療全国集会で絶対反対を訴え
前進 速報版 2015年2月22日 07:36

 2月21日~22日、新潟市内で開催された自治労地域医療全国交流集会の初日、全国労組交流センター自治体労働者部会と新潟県労組交流センター、国鉄闘争全国運動・新潟の仲間は会場の朱鷺(とき)メッセ前に登場し、元気よくビラまきと国鉄解雇撤回10万筆署名の訴えを行って、大反響を呼びました。バスやタクシー、ワゴン車などで結集してくる組合員のほぼ全員がビラを受け取り、1時間ほどの間に集まった国鉄署名は119筆。同時に用意した『前進』200部も途中でなくなってしまいました。カンパは4千円を超えました。
 安倍政権による中東参戦・改憲への突進と一体の医療・介護の統合・破壊と切り捨て、全面民営化による全員解雇・総非正規職化、労働組合破壊の大攻撃に対して、現場に怒りと危機感が充満しています。ところが、自治労本部は、厚労省の課長や看護協会の理事を講師に「財政危機」と「人口減少・超高齢化」を振りかざし、「地域包括ケア」による「健康なまちづくり」の幻想をあおって、闘いを抑え込むことに必死です。いったいこれが許せるか!
 攻撃にさらされている全国の公立病院や介護施設、保健所などからの参加者は真剣そのもの。国鉄解雇撤回は職場の自分たちの闘いと一つです。「民営化・首切りに絶対反対の闘いを」「中東参戦と社会保障解体に突き進む安倍政権を階級的労働運動の力で打ち倒そう」「ストライキで闘う労働組合をつくり出そう」と訴える自治体部会ビラと3・15動労水戸支援共闘結成集会のビラ、そして2・15国鉄集会を報じた『前進』速報版と通常号に圧倒的な共感が広がりました。国鉄・公務員決戦の手応えは十分。動労総連合を全国に! 国鉄決戦を基軸に全国の職場で闘いぬき、ストライキで闘う労組拠点をつくり出しましょう。(K)

2・20植木団地総決起集会

2015-02-22 18:19:44 | 生きさせろゼネストへ
「全国の労働者と一つになった『生きさせろ!』の闘いとして頑張り抜く」
裁判闘争勝利!絶対反対の闘いの勝利に向かって団結固め、戦闘宣言発す

全国水平同盟ブログ 2015年2月21日




富崎弁護士


中道弁護士

平沼 全国水平同盟同盟事務局長

久原 西郡支部委員長

狩野 杉並支部書記長

港合同 木下さん

関西合同労組書記長 山口さん

北部ユニオン

NAZENヒロシマ結成3周年集会 A2BC上映会と福島共同診療所報告会

2015-02-19 06:34:00 | #すべての原発いますぐなくそう






■NAZENヒロシマ結成3周年集会 A2BC上映会と福島共同診療所報告会
前進 速報版 2015年2月18日 08:53

 2・11NAZENヒロシマ結成3周年集会が、広島市中区のアステールプラザで開催され、約100人が会場を埋め熱気に満ちた会となりました。
 第1部はA2BC上映会、第2部は杉井吉彦医師による福島共同診療所報告会。映画A2BCの上映会では、全員がスクリーンに釘付けとなり、「3・11福島」の原点的怒りを共有しました。
 第2部の冒頭、NAZENヒロシマよびかけ人の吉原美玲子さんが主催者あいさつで、被爆者として福島に寄せる強い思いを語り、ふくしま共同診療所への支援を呼びかけました。杉井医師から、広島で報告することの意義深さがまず語られ、3・11から4年目の福島の現実(汚染水も除染も仮設住宅の問題も何ひとつく解決しない)、甲状腺がん多発の問題、いまなすべきことが1時間半近くにわたって提起されました。そして「避難・保養・医療」の原則をみなさんの方針にしてほしいと訴えられました。
 質疑応答後、動労水戸支援共闘結成の呼びかけ、福島大での学生弾圧との闘い、3・11への結集の訴えなどがなされ、室本けい子さんが診療所と保養運動支援のカンパをアピール。最後によびかけ人の大江厚子さんがNAZENヒロシマ3周年迎えてのアピールを行い、「4年目の3・11、被爆70周年の8・6を福島の怒りを共にしてたたかいとろう。世界中で「命よりカネ」の新自由主義と闘う労働者・民衆と連帯して、安倍政権を倒す闘いに挑みましょう」と力強く呼びかけました。(NAZENヒロシマ事務局・H)

三里塚・新やぐら裁判 弁護団が答弁書、「NAAに土地所有権なし」

2015-02-18 06:32:05 | 三里塚闘争





■三里塚・新やぐら裁判 弁護団が答弁書、「NAAに土地所有権なし」
前進 速報版 2015年2月17日 15:59

 2月16日、千葉地裁民事第2部(岸日出夫裁判長)で「新やぐら裁判」の第1回弁論が開かれた。三里塚芝山連合空港反対同盟と顧問弁護団、支援の労働者・学生は、成田空港会社(NAA)のこの新たな提訴に、猛反撃の決意をもってこの日に臨んだ。
 この裁判は、現在東京高裁で闘われている天神峰・市東孝雄さんの農地裁判控訴審と密接不可分のものだ。市東さんの天神峰の耕作地には、看板、やぐらなど反対同盟が所有する4つの工作物が建っているが、NAAは反対同盟に対し、これらを収去し、その土地を明け渡せという裁判を起こしたのだ。
 午後1時30分に開廷すると、弁護団はNAA側の起訴状に対する答弁書を陳述し、「断じて認められない。原告NAAは、土地所有権を取得していない」と一喝し、請求の棄却を求めた。NAAの前身である空港公団は1988年、耕作者である市東東市さん(孝雄さんの父・故人)に秘密で旧地主から土地を買収した。NAAはこれを「転用目的の取得だ」と言うが、当時は工事予定のめどなどまったく立っておらず、市東家は買収の事実を知らされずに17年間も旧地主に地代を払い続けながら耕作を続けていた。
 これはNAAの悪質きわまりない脱法行為であり、買収は無効だ!
 NAAが「地主」の顔をして、「農地を明け渡せ」「やぐら・看板を撤去しろ」などという資格はみじんもない。市東さんには、正当な賃借権が存在している。
 続いて、北原鉱治事務局長が反対同盟を代表して意見陳述書を読み上げた。「看板は反対運動を広く伝え、やぐらは排気ガス調査などを行う反対同盟の重要な工作物」「農地裁判控訴審では、4つの所有物は、市東さん個人の所有物に含まれたままだ。明らかに矛盾している」「市東さんへの農地強奪攻撃を許さず、廃港の日まで闘いぬく」。この鮮明な決意に、傍聴席から大きな拍手がわいた。
 さらに弁護団は、数々の三里塚裁判で反動判決を下した元千葉地裁裁判官の上野至が、NAAの代理人弁護士として今現に原告席にいる事実を指摘し、「こんなことは許されない。岸裁判長は予断なく公平な裁判を行う気があるか」と強く迫った。裁判長は横目で「先輩」を意識しつつ、「円滑・公正に、法に照らして審理を進める」などと言葉をにごした。上野はおのれの恥知らずな生き様をあらためて突きつけられ、暗い表情でうつむいている。
 次回期日を5月11日として閉廷。
 近くの会場で報告集会が開かれた。伊藤信晴さんが司会を務め、冒頭に北原事務局長が「政治が変わるまで闘い続けなければならない」と簡潔にあいさつした。
 続いて葉山岳夫弁護士が、「農地裁判控訴審では看板・やぐらを市東さんの所有と言い続け、きょうの裁判では反対同盟を所有者として提訴。こんな言い分は通用しない」と断じた。さらに弁護団全員が発言し、NAAが農地裁判一審・多見谷判決にすがり続けることに不安を覚え動揺・混乱に陥っていることを、闘いの手応えとして確認した。
 質疑応答ののちに、動労千葉の滝口誠さんが連帯発言に立ち、前日の国鉄集会の成功と、JRダイヤ改定=地方切り捨てに対する千葉県下各市町村での怒りが沸騰している状況を報告した。
 市東さんの農地取り上げに反対する会の発言に続き、最後に東峰の萩原富夫さんが「3・4農地裁判控訴審に大結集を。そして成田市栗山公園での3・29全国集会へ意気揚々と上りつめていこう」と熱く呼びかけて集会を締めくくった。
 反対同盟と支援連は、開廷前の昼休みは裁判所前で、集会終了後はJR千葉駅近くの繁華街で情宣活動を行い、農地強奪を阻止する3万人署名を全力で推進した。(TN)

2・16関西国鉄集会(写真速報)

2015-02-17 20:02:01 | 国鉄全国運動
八尾北医療センター労働組合ブログ 2015年2月17日


八尾北労組の灰垣書記長が司会を務めました

冒頭に 前回の国鉄闘争全国運動関西結成集会で基調報告を行い、直後に急逝した富田益行さんへの黙祷を行いました



 先日、動労西日本に加盟した原田さんが富田さんの遺志を引き継ぎ、堂々と基調報告を行いました

 3本の特別報告

 動労千葉 中村仁さん


 弁護団長の 鈴木達夫さん


動労千葉 田中康宏委員長

動労西日本が2・27ストライキ突入を宣言


激闘の2~3月もいよいよ佳境です 首切り反対 戦争反対 ストライキを軸に、春闘らしい春闘を国鉄軸に勝ちとろう!


八尾北労組藤木委員長も決意表明に立ちました

ふくしま共同診療所 東京報告会に100人 杉井医師の熱い訴えに共感

2015-02-14 07:53:19 | #すべての原発いますぐなくそう



■ふくしま共同診療所 東京報告会に100人 杉井医師の熱い訴えに共感
前進 速報版 2015年2月13日 14:25

 2月8日、NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)東京が、東京都内で「ふくしま共同診療所報告会」を行った。約100人が参加し、ふくしま共同診療所の杉井吉彦医師が講演を行った。
 杉井医師は冒頭、「診療所の開設以来2年、各地で報告会を行ってきた。雪の中、2時間半もかけて話を聞きに来てくれる人もいる。福島に熱い思いを寄せている人がたくさんいることを強く感じてきた」と語った。
 そしてスライドを使いながら1時間あまりにわたって、福島の現実、子どもたちの現実を怒りを持って報告した。
 「福島では放射能や被曝について話すことがタブーとされ『復興』一辺倒。安倍首相は東京オリンピック招致にあたって二つのうそを言った。一つは福島第一原発は『アンダーコントロール』。もう一つは『健康問題については、今までも現在もそして将来もまったく問題ない』。こんなことを断言できるわけがない。安全キャンペーンのもと、福島に残らざるを得ないお母さんたちは苦悩している」と話した。
 小児甲状腺がんについて、「昨年から始まった2次検査で4人の子どもが新たに『甲状腺がん・疑い』と確定した。しかし環境省専門家会議座長の長瀧重信は『今見つかっているがんは原発事故以前に発症したもの』と言った。甲状腺検査の実質上の責任者である福島県立医大の鈴木眞一は『甲状腺がんは予後が極めて良好。進行は若い人ほど遅い。不安を助長したり過剰診療にならないようにつとめてまいります』と言っている。県民健康調査検討委員会について東京大学大学院教授の渋谷健司は『51人も手術したのは過剰診断・治療ではないか』とまで主張した」と、原因が原発事故であることを認めない動きを強く批判した。
 そして「こうした中で私たちは診療所を開設した。診療所がめざすものの3点目は『被災、被曝の現実と訴えから学び・応え、ともに避難、保養をすすめ、健康増進をかちとってゆきます』。医療機関にかかる以前に、病気にならないことが一番大切で、そのためには避難が第1です。どうしても避難できない人には保養が必要。3番目が医療です。ベラルーシではチェルノブイリ事故から四半世紀以上たつ今も、年間十数万人が1年のうち24日間の保養を行っている」と述べ、避難・保養の重要性を強調した。
 さらに「診療所は仮設住宅で医療相談をしています。4年近い仮設住宅暮らしの中で、仮設での孤独死は発表されただけで34人。仮設からこれ以上の死者を出させてはならない」と強く訴えた。
 続いて「内部被曝とは何か」と問いかけ、「線源が体の中にあること。チェルノブイリ事故後は、内部被曝が比較的低いゴメリ市でも甲状腺がんが多発した。肺炎や消化器疾患、心疾患、肝硬変などの非がん死も増加する。国会事故調委員でもあった高木学校の崎山比早子さんは、老化が促進されると報告している。広島に原爆病院があるのと同じように、福島には原発病院が必要で、長期間にわたるていねいな医療活動が必要です。福島県では原発関連死が増え続け、昨年末までに1822人、実に月平均40人。これは虐殺です」と強く弾劾した。
 そして「当診療所の考えとするべきこと」として「子どもだけでなく大人に対しても長期にわたって甲状腺エコー検査を半年に1回行っていく。被曝による障害を早期発見し治療していく。仮設住宅などに避難されている人びとの健康と命を守る」、また「被曝労働に従事させられている労働者、とりわけ福島第一原発で困難な収束作業に取り組んでいる労働者の健康と命を守る取り組みを行う」ことを強調。杉井医師の熱い訴えに参加者は真剣に聞き入った。
避難者、保養活動家が活発な討論
 質疑応答では福島からの自主避難者や、保養活動に取り組んでいる人、再稼働阻止へ行動し続けている人などから質問や意見が次々と寄せられ、杉井さんの回答に向き合った。
 福島市の椎名千恵子さんも発言し「国道6号線の開通やJR常磐線の代行バス運行開始など、帰還強制がますます強まっています。代行バスを走る道路の空間線量は最高14・7マイクロシーベルト/h。福島は絶望なんてしていられません。こうした中で真実を告げ知らせているのがふくしま共同診療所です」と、福島の現実を報告しながら3・11反原発福島行動’15への参加を呼びかけた。
 最後にNAZEN杉並の北島邦彦さんがまとめを行い、3・11郡山集会、2・15国鉄集会、そして3・1ビキニデー集会に参加を呼びかけた。
 終了後のお茶会には、診療所建設委員会に基金を寄せて応援し続けてきた人などが多数参加し、「初めて診療所のお医者さんの話を聞けて本当によかった」「子どもたちのためにこれほど真剣な取り組みを続けていることに感動した」などの声が寄せられた。
 福島の現実、子どもたちの現実に心を寄せ、診療所の活動に希望を見出す人びとが広がっていることを示した、画期的な報告会となった。避難・保養・医療の運動をさらに押し広げよう。3・11反原発福島行動’15に仲間とともに参加しよう。