末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

ヒズボラ・ハマス・イスラム聖戦指導者が会談、勝利の方策協議

2023-10-25 21:33:53 | 学生運動
「ガザとパレスチナにおけるレジスタンス(抵抗運動)の
真の勝利を実現し残忍な侵略を阻止するために、
国際的な立場と抵抗の枢軸の当事者が何をすべきか
について評価が行われた」

ヒズボラ・ハマス・イスラム聖戦指導者が会談、勝利の方策協議(ロイター) - Yahoo!ニュース

ヒズボラ・ハマス・イスラム聖戦指導者が会談、勝利の方策協議(ロイター) - Yahoo!ニュース

[ベイルート 25日 ロイター] - レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマス、同イスラム聖戦の指導者が会談した。ヒズ...

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京都大学全学自治会同学会安田副委員長、阿津書記長の不当逮捕を弾劾する!京都府警は直ちに釈放せよ!

2017-11-14 13:00:45 | 学生運動
■京都大学全学自治会同学会安田副委員長、阿津書記長の不当逮捕を弾劾する!京都府警は直ちに釈放せよ!
全国水平同盟ブログ 2017年11月14日

11月8日京都地裁包囲デモ&勾留理由開示公判に決起しました












勾留理由開示公判の後の総括集会

京大2名逮捕に対する緊急弾劾声明

安田副委員長・阿津書記長への不当逮捕を弾劾します!

京都大学全学自治会同学会中央執行委員長 作部羊平

 10月31日、京都府警によって安田淳敏・同学会副委員長、阿津良典・同学会書記長の2人の仲間が不当逮捕されました。徹底弾劾します!


 安田くんは8月9日の京都大学オープンキャンパスにおいて、「警備中の職員の首を押さえつけるなどした」とされ、公務執行妨害で逮捕されました。この「警備」であり「公務」とは、今年7月25日に反戦ストライキに関連して退学処分となった4名に対して職員が無断撮影・ビラまき妨害を行っていたことを指しています。
 反戦運動への処分に抗議してビラをまくこと、職員の一方的な監視・言論封鎖に抗議することの何が悪いのでしょうか。
さらに京都大学はこの件についてすでに懲戒処分に向けた特別委員会を立ち上げおり、今回の逮捕は一事不再理の原則に反する二重処罰に他なりません。


 阿津くんは8月10日の京都大学オープンキャンパスにおいて、「看板の撤去をしていた職員を蹴りつけた」とされ、公務執行妨害で逮捕されました。この「公務」とは、京都大学の営業活動であるオープンキャンパスに際し、大学を批判する立て看板を一斉撤去したことを指しています。
 学生が看板を出して主張することの何が悪いのでしょうか。看板撤去という、大学への批判を封殺する「公務」こそが不当であり、抵抗されて当然の行為です。


 一連の「事件」において、京大職員はわざと後ろに転んだり、「痛いじゃないか」と叫ぶなど、「暴行」の演出に努めました。今回の罪状が「傷害」でないことを見ても、いわゆる言いがかりの「転び公妨」であることは間違いありません。


 現在、京都大学では自治活動に対する弾圧が強まっています。反戦運動に対する退学処分、退学処分者含む12名への「学外者立ち入り禁止」通告、学内集会に対する大量の機動隊の配置、度重なる立て看板の撤去、学生への無断撮影、抗議する学生への新たな処分に向けた調査……。これらはすべて、京大生による話し合い要求を無視して強行されてきました。
 「事件」の目撃者は職員だけであり、逮捕は京都大学の通報がないと実現しません。一方的な規制や監視・処分を「公務」、抗議することを「公務執行妨害」と言い張って、暴力的に批判を抑え込むということです。学生・教職員の話し合いに基づく大学の自治を真っ向から否定する暴挙です。


 2人は、京都大学が米軍マネーをもらって軍事研究を行っていること、政府が軍産学共同研究という形で大学を戦争に動員しようとしていることに対して抗議活動を行ってきた学生です。今回の逮捕は、安保関連法の成立、日米韓同盟の強化と軍事演習の激化、北朝鮮への経済制裁強化など、朝鮮戦争に向けた準備が着々と整い、緊張が高まる中での治安弾圧です。
 さらに今回の逮捕を前後して、京大当局と警察は「中核派の活動」であると殊更に強調し、キャンペーンを張っています。共謀罪の発動に向けた思想弾圧であり、戦時下体制の構築を狙うものです。

 以上の観点から、2人への逮捕は京都大学・京都府警による不当な弾圧だと考えます。大学の自治を解体し、戦争に向かう攻撃です。「かつて来た道」を再び歩もうとする暴挙を許すことはできません。
 京都府警はただちに安田くん、阿津くんの2人を釈放せよ!
京都大学は一方的な規制や監視・処分を取りやめ、学生と話し合え!
 全国・全世界のみなさん、2人の仲間を取り戻すために力を貸してください! 京都大学・警察への弾劾メッセージや救援カンパのご支援よろしくお願いします。



   

齋藤いくま全学連委員長の衆院選勝利をともにかちとりましょう。

2017-10-12 18:05:10 | 学生運動
朝鮮戦争と改憲、貧困と被曝を許さないために、齋藤いくま全学連委員長の衆院選勝利をともにかちとりましょう。
2017年10月12日

 よびかけ人
  末光道正(八尾市・八尾北医療センター、京都大70年卒)
  杉井吉彦(国分寺市・本町クリニック、東京医大80年卒)
  布施幸彦(福島市・ふくしま共同診療所、杏林大80年卒)

 全国の医師のみなさん
 「安倍を監獄へ」の怒りは地に満ち、天にあふれています。追いつめられた安倍首相は森友、加計疑獄を居直り、あくまでトランプとともに朝鮮半島での戦争に突き進もうとしています。戦争と改憲、貧困と過労死、福島の被曝と帰還の強制、福祉切り捨てと医療破壊、そして大学の軍事研究、青年から未来を奪うような政治は、ただちに終わらせなくてはなりません。
 民進党は消滅し、小池都知事は「希望の党」の公認に安保法制と改憲への賛成を求めるなど、改憲と核武装論者の本性をむき出しにしています。安倍と小池のどっちがいいのか?! という問題ではありません。日本共産党の「野党共闘」も戦争絶対反対を投げ捨てるものでしかありません。

 このときに「この国に革命を」と、齋藤いくまさんが東京8区から総選挙に立候補します。齋藤いくまさんは、東京生まれの29歳、法政大学では文化連盟委員長として大学当局のサークルつぶしと闘い退学処分に、全学連委員長として2011年3・11福島原発事故直後の東電本店デモで不当逮捕など、先頭で闘い続けています。
 「奴隷として扱われている人間が『誇り』を取り戻す方法は、平和でなく反乱です。本当に社会を動かしている労働者は、団結したときにとても強い。」と齋藤郁真さんは訴えます。
 全国のみなさんが齋藤いくまさんの決断を支持し、その勝利のために、推薦と杉並区(東京8区)在住のご友人へのご紹介、選挙カンパなどのご支援をぜひともよろしくお願いします。
 
 今こそ、命と健康にたずさわる医師こそが先頭になって声をあげるときです。
 世界の人々の死因の第一が餓死と言われるように、戦争、貧困、飢餓で実に多くの民衆の生活が破壊され、命が奪われています。生きること、いのちと健康を守ることが切実なテーマとなっているのです。
 日本も非正規職労働者が2000万人を越え、子どもたちの6人に1人が貧困に追いやられ、すでに多くの国民から医療が奪われています。
 国民皆保険制度を軸とする社会保障や医療のあり方そのものが破壊され、良心的な多くの診療所や病院が経営破綻に追い込まれる一方で、東大医学部などの国家戦略特区=「医療特区」では営利が優先され、軍事研究費の増大はかの七三一部隊の人体実験の時代に戻りつつあります。
 なにより3・11から6年の福島県では、甲状腺がん及び疑いと診断された子どもたちが191人にものぼります。それでも「放射能の影響とは認められない」と強弁し、年間20㍉シーベルトの高線量地域への帰還の強制が進められています。
 
 子どもたちの命と健康を守り、青年たちの未来を取りもどすための行動が本当に必要です。その力が私たち一人一人にあります。力を合わせて齋藤いくまさんを国会に送り出しましょう。
 全国、全世界からの基金で2012年12月に、福島市に開設した『ふくしま共同診療所』は、甲状腺エコー検査、仮設住宅での健康相談、原発や除染作業に従事する労働者の健診、県内各地でも無料エコー検診を行っています。診療所と労働組合などがともに呼びかけた「被曝と帰還の強制絶対反対」署名は、4万筆を越え、県への申し入れ行動が取り組まれています。
 JRで働く労働者の労働組合である動労水戸は、帰還困難地域への常磐線延伸という被曝労働と帰還の強制に反対し、これに応えて原発労働者や自治体労働者も労働組合を組織して原発の再稼働に反対し、地域丸ごとの決起が始まっています。
 齋藤いくまさんを先頭に、青年、学生の力でこの国に革命を起こしましょう。

○連絡先
◆ふくしま共同診療所 
〒960-8068 福島市太田町20-7佐周ビル1階
Tel.024-573-9335 Fax.024-573-9380
Email:info@fukushimacollaborativeclinic.jp
◆本町クリニック 
〒185-0012 東京都国分寺市本町2-7-10エッセンビル2階
Tel.042-324-6643 Fax.042-400-0038
Email:sugii@honkuri.com






退学処分撤回へデモ 京大生の決起に激励続出

2017-08-21 22:21:26 | 学生運動


■退学処分撤回へデモ 京大生の決起に激励続出
2017年8月21日 12:39学生運動京大, 処分撤回
 8月18日夜、京都大生と全国学生、および京都の労働者・市民で、「4学生への退学処分撤回」を呼びかける京都市内デモを行いました。
 デモに先立つ三条大橋の下での打ち合わせで、被処分者の作部羊平くん(京大同学会委員長)と阿津良典くん(同書記長)が決意表明しました。「京都大学は『軍事研究反対』と言いながら米軍の研究費を受け取ってきたばかりでなく、おかしいとストライキで闘った私たちを退学処分にした。もはや彼らに大学を語る資格はない」「根拠もないルールをふりかざされて一方的に弾圧されるということは、どこの大学・職場でも起きている。退学処分を撤回させてそういう社会を変えましょう!」(作部くん)。「1回きりの人生、おかしいことに屈するような生き方はしない。処分撤回まで闘うので皆さん応援してください」(阿津くん)。2人からの訴えに、三条大橋を行きかう人たちが次々と足を止め、聞き入りました。さらに、京大の1回生から「『自由の学風』を守るため、私も4学生とともに闘います」と、心強いアピールが発せられました。
 その後、夜の繁華街に向かってデモに出発。「4学生への処分撤回」「大学生は奴隷じゃないぞ」「戦争反対 安倍を倒せ」のデモコールは圧倒的な注目を集め、写真を撮る人やビラをもらいに来る人が続出しました。終盤には男性がデモに飛び入りし、最後は「がんばって」と声をかけてくれました。これまでにない反応で、京大の闘いが京都中の関心事になっていることが感じられました。
 「4学生への退学処分撤回」をすべての学生・労働者・市民の未来をかけた闘いへ。8月30〜31日に開かれる全学連大会の成功に向けて残り2週間、京大から全力で闘います。改憲阻止へ全国大学ストライキを実現しよう。
  (京都大・作部羊平)
写真〕被処分者の阿津くん(右)を先頭に京都市内の繁華街をデモ。「4学生への退学処分撤回」を呼びかけた(8月18日)



   
   
 

全学連大会Q&A 学生の力で大学かえる 8・30〜31全学連大会へ

2017-08-15 20:43:33 | 学生運動






■全学連大会Q&A 学生の力で大学かえる 8・30〜31全学連大会へ

前進 速報版 2017年8月14日 16:56
全学連はどういう組織
Q1 全学連大会とは何ですか?

A1 「全学連」とは、全日本学生自治会総連合の略称です。全学連は戦争への反省の上に1948年に結成されました。戦前の大学は戦争に進んで協力し、学生の戦争反対の声は抑圧され、最後は「学徒出陣」で侵略・虐殺の銃を握らされ、自らも死んでいったからです。全学連は約70年間、戦争に反対し、学生の自治・生活・権利を守るために闘ってきました。
 日本には約300万人の大学生がいます。全学連は全国学生の団結した運動体として、改憲(=9条改悪)、大学の軍事研究、学生の貧困化、金もうけ至上主義の教育、管理強化など、大学・政治に関わるさまざまな問題に声を上げています。
 学生一人ひとりは微力ですが、団結して一個の組織にまとまれば大きな力を発揮します。それが「学生自治会」です。現在ほとんどの大学で学生自治会は破壊され、なくなっています。全学連は学生自治会を再建する運動に最も力を入れ、法政大、京都大、東北大、広島大、沖縄大、福島大、富山大を中心に活動しています。
 全学連大会は毎年1回、全国の学生と学生団体が集まり、互いの活動や問題意識を持ち寄り討論・交流し団結する場です。「大学・社会を変えたい」と思う人は誰でも参加できます。
Q2 今の大学の問題について詳しく教えてください。
A2 2015年から、戦後初めて「大学の軍事研究」が始まりました。それとあわせて「学生の貧困」が現在の大学の抱える最も大きな問題です。


 学費は40年前と比べて国立大で約10倍、私立大で約5倍にはね上がっています。奨学金を借りざるをえない学生も急増し、そのほとんどが利子つき借金の「学生ローン」です(グラフ参照)。「大学・教育のビジネス化」が進み、学生・保護者が「奨学金地獄」に突き落とされています。その出発点が04年度の「国立大法人化」でした。大学が営利目的になり、予算ほしさに軍事研究にのりだす研究者が出てきているのです。教育はカネもうけの道具じゃない!
Q3 学生運動をすると逮捕・処分されるのですか?
A3 大学では今、当たり前の活動・行動が許されていません。反戦運動や学生運動は処分・弾圧の対象となります。全学連は、こうした不当な逮捕・処分とも闘っています。

 全学連は「2006年3・14弾圧」(ビラまき・看板規制に抗議した学生29人が逮捕)以来、法政大で126人の逮捕―13人の重処分を出しながらも、「大学の主人公は学生だ」を掲げて運動を続けています。一昨年の京大反戦バリケードストライキに対する4学生への「退学処分」撤回も求めています。
 逮捕・処分が就職に不利になることもあるでしょう。職場で声を上げた労働者のクビを切ったり、孤立化させたりする攻撃とも同じです。学生が貧困―非正規職に追いやられ、正社員が過労死させられ、戦争でしか維持できない社会を変えることが必要です。団結を広げ仲間が増えれば、逮捕・処分・解雇もはね返せます。全学連は「仲間を大事にする運動」をめざします。
Q4 SEALDs=シールズとは何が違いますか?
A4 シールズ(昨年に解散)は軍事研究や学生の貧困、権利剝奪(はくだつ)などとは対決せず、大学では闘いません。
全学連は「キャンパスから戦争とめよう」と訴え、街頭や国会前だけでなく大学で闘い日常を変えることを重視しています。大学や職場の矛盾に声を上げられず、どうして社会を変えられるでしょうか? 戦争は法律がつくられて始まるのではなく、軍事研究として始まっています。
 学生観も違います。一昨年の安保・戦争法に反対する国会闘争で多くの労働者・学生が逮捕される中、シールズは「警察ありがとう」と言い放ち、戦争法が成立するや「野党へ投票」運動に切り縮めました。学生・労働者の怒りは「一票」にすぎず、「学生・労働者には力がない。国家権力とは闘っても勝てない」という思想です。日本共産党も同じです。しかし、戦争を止める力は社会の主人公である労働者・学生にあります。
Q5 戦争はなぜ起こるのですか? 「自衛戦争」は必要では?
A5 全学連は、改憲や「自衛戦争」に絶対反対です。戦前の日本のアジア侵略を見るまでもなく、過去の戦争はつねに「自衛」の名で行われてきました。

 戦争の原因は資本主義にあります。大企業が支配する国家による市場・資源・勢力圏を求めての武力も含めた「競争」、それが戦争です。戦争で利益をせしめるのは「1%」の大資本と政治家であり、私たち「99%」は戦争にかり出され他国の仲間と殺し合わされるのみです。
 最大の戦争挑発者は米トランプと安倍です。史上最大規模の軍事演習を繰り返し、安倍政権は朝鮮半島での戦争に参戦しようとしています。核やミサイルで対抗する北朝鮮スターリン主義も許すことはできません。
 戦争をあおる支配者たちは、同じように「競争」をあおり、社会を「勝ち組」「負け組」に分断します。「自己責任」を叫んで青年・学生を非正規職にたたき落としています。戦争と貧困をなくすために、資本主義を変革しなければなりません。
写真① 労働者とともに連日国会前へ駆けつけ、「つぶせ共謀罪」「安倍を監獄へ」と訴えた(6月15日)
写真② 京大反戦ストの先頭に立った4学生への無期停学(当時)処分撤回を求め、キャンパスで集会 とデモを行った(昨年10月 京都大学)
写真③ 韓国の6・30社会的ゼネスト



   
 

闘う新執行部を選出 京大同学会選 学生の怒り束ね

2017-06-13 05:52:07 | 学生運動


■闘う新執行部を選出 京大同学会選 学生の怒り束ね
前進 速報版 2017年6月12日 12:35

5月29日〜6月9日に行われた京都大学同学会中執予備選挙の結果、新執行部(委員長―作部羊平君、副委員長―安田淳敏君、書記長―阿津良典君)が樹立されました。京大当局が作部君ら4人に退学処分をちらつかせ、「告示第7号」で「選挙にかかわってはならない」と恫喝する中、総投票数も信任率も昨年度を上回り(総投票数803票→919票、信任率51%→57%)、見事な勝利を収めることができました。
 重要だったのは、選挙に先立つ5月20日の代議員会における一回生、上回生(院生)との討議を踏まえ、「国や大企業による私物化ゆるさん みんなで決める、自治復活!」を、「さくべ候補者団」のメインテーマに掲げたことです。

いま京大では学生処分や自治破壊に加えて軍事研究・米軍マネーの流入、管理教育強化、学費・奨学金などさまざまな課題があり、怒りの声はどんどん広がっています。代議員会では、単に個別問題の解決を訴えるのではなく、誰が本当の黒幕かをはっきりさせ、大学のみならず社会をも変革する性質をもった自治会運動をつくっていく大切さを確認。いかに同学会運動に積極的に関わる学生を増やし、社会的な連帯を広げるかを議論しました。
 この代議員会の成功を受けて行われた選挙は巨大な大衆運動となりました。選挙管理委員になり、投票を呼びかける側に立つ一回生、上回生が次々現れました。また、昼休みに作部君の演説を弾圧しビデオ撮影を続ける職員を取り巻く学生がどんどん増え、キャンパスに大きな力関係ができました。さらに「今の京大はおかしい」と一緒に抗議に立ち上がる教員も! 自ら考え、行動に立ち上がった多くの人の力が合わさって大きな運動に転じたのが今回の選挙でした。
 こうした学生決起の背景には、新たに副委員長に立候補した安田君の存在がありました。「4人を退学にしても次々と学生は立ち上がることを証明する」「大学は人材を生産する場ではなく人間を磨く場だ。権力ずくで動く10人より、決断した一人の方がよっぽど強い」――安田君の訴えに多くの学生が足を止め、ビラを受け取り、拍手をしてくれました。若きリーダーの登場に心を動かされ、応えてくれたのです。
 同学会新執行部は選挙の勝利をひっさげ、共謀罪粉砕の国会闘争と都議選決戦に総決起します。



  

あなたも行動しよう 社会を変えるのは私たち 都立西高校出身 京都大学在学 黒川結希

2017-06-12 23:08:49 | 学生運動
■あなたも行動しよう 社会を変えるのは私たち

前進 速報版 2017年6月12日 18:05
 あなたにとって今の日本社会はどんな社会ですか。完璧(かんぺき)な社会だと言う人はいないと思います。学校や親から管理されること、大学受験や就活での競争、将来の職場環境への不安...、あちこちで生きにくさを感じる社会だと思います。あなたはその中で自力で生きなければならないとか、うまくやれない自分はダメだとか思っているかもしれません。
 でもそれは百パーセント間違っています。あなたは何も悪くない。生きにくさを感じさせる社会とかシステムとか法律が間違っているのです。
 そうは言っても社会は簡単には変わらないと思うかもしれません。選挙では何も変わらない、政治家は私たちの幸せを考えてはくれない。でも「政治をする」とか「社会を変える」ってことは選挙だけにはとどまりません。第2次世界大戦下の日本では、「贅沢(ぜいたく)は敵だ」と言って、着るものや食べるものなど生活のすべてが統制され、「政治」利用されていました。それは裏を返せば、私たちの生活の中にこそ「政治」が溢(あふ)れているということです。
 あなたのバイト先、職場、高校、キャンパス、家庭...、そのすべてが今の日本社会を作っている要素であり、選挙だけではなく、これらも「政治」の現場です。そしてそこでは政治家ではなくてあなたが自分で行動することができます。
 もちろんどの現場にもあらかじめ決められたルールや方向性があり、簡単には変わらないかもしれません。でもそれらは不変のものでも絶対のものでも完璧なものでもありません。あらゆるシステムもルールも、人がよりよい生活を送るために作り替えてよいのです。
 そしてこの現場を通して自分が日本社会を作っていくのだという気概と誇りと仲間がいれば、意外と社会は根本から変わっていきます。
 大学の学費が高い、排他主義、朝鮮半島情勢の緊迫、世の中に溢れる性暴力、非正規雇用、ブラック企業...、やだなと思ったことは一緒に足元から変えていきましょう。私たち若者が次の社会を作っていく主役なのですから。



   

沖縄大で自治会執行部選挙 赤嶺統一候補に圧倒的信任

2017-05-29 18:54:57 | 学生運動


■沖縄大で自治会執行部選挙 赤嶺統一候補に圧倒的信任
2017年5月29日 12:12

 5月18日から23日まで行われた沖縄大学生自治会執行部選挙は、総投票数133票のうち赤嶺知晃委員長候補と上門大樹副委員長候補への信任票が121票投じられました。赤嶺統一候補への圧倒的支持をつくりだした核心には、今回の執行部選挙に上門君(法経3年)が副委員長候補として赤嶺委員長候補とともに立候補したことがあります。
 上門君自身が年100万円近くする高額な学費のために奨学金という借金を背負い、バイト漬けの日々を送り、社会について考え、行動する気力も体力も奪われる学生でした。それでも、「4人に1人がやめる大学 学生の貧困を変えよう!」「辺野古新基地建設阻止! 全基地撤去!」「反戦ストライキを闘う学生自治会をつくろう!」という三つのスローガンで選挙に打って出ました。

 そして1人の学生があらゆる抑圧を打ち破って立ち上がり、怒りに燃えて訴えた時に、多くの学生がその声に共感したのです。
 選挙期間中、いくつものクラスで拍手が起こり、自分が投票した後に友達に勧める学生もいました。
 今回の選挙で決定的だったのは、自治会再建から3年間の闘いでつくりだした沖大生との信頼関係がついに沖大当局―仲地博学長体制の恐怖支配を打ち破ったことです。選挙期間中、キャンパスに圧倒的支持の声がある中で、弾圧職員は姿を見せることもできませんでした。
 沖大当局が極限的に追いつめられる中で、人文学部教授・宮城公子は「休み時間は『授業準備時間』、今すぐ出て行きなさい!」と叫んでクラス討論を妨害しましたが、そのクラスでも投票する学生が現れました。当局派学生が明確に選挙への不参加を呼びかけるクラスでも学生が次々と投票に決起し、候補の訴えに拍手も起こりました。
 新執行部の団結をさらに強固に打ち固め、すべての沖大生の闘いの軸となり、反戦ストライキで「貧困と戦争」の現実を変えていきます!(赤嶺知晃)