末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

下水道の委託阻んだぞ 奈良市従が構内集会とデモ

2016-07-31 06:18:10 | 生きさせろゼネストへ




■下水道の委託阻んだぞ 奈良市従が構内集会とデモ
前進 速報版 2016年7月30日 20:06
 7月26日、夕方6時30分、奈良市役所正面玄関に掲げられた奈良市従(奈良市従業員労働組合)の旗のもとに続々と労働者がやってきました。集まった人数はなんと180人! 奈良を始め関西全域から闘う仲間が総結集しました。さらに東京、埼玉、岡山県倉敷など全国の自治体労働者が自分たちの闘いとして駆けつけ、連帯労組関生支部奈良ブロックからも40人の仲間が参加しました。
 そして、奈良市庁舎を取り囲み「下水道の民間委託反対! 嘱託職員解雇するな! 仲川市長も池田局長も今すぐやめろ!」のシュプレヒコールが響き渡りました。

 前日に行われた団体交渉からの2日間が決戦でした。団交は夜11時まで約4時間にわたって行われ、当局は「月に30万円の給料を出すよう斡旋するから、委託会社の面接を受けてほしい」「道路維持業務の嘱託職員はどうか?」と、なんとしても非正規の仲間に「解雇に合意してほしい」と懇願してきました。しかし参加していた20人の組合員の「労働者をなめるな!」という怒りが爆発し、最後まで非和解となり団交は決裂しました。
 そして集会当日、まず下水道現場の仲間が確信に満ちて発言しました。「1年前に課長から『下水道の現業部門を完全民間委託するので職場がなくなる』と言われてから、自分の人生の中でもこんなに悩んだり、いろんな経験をしたことはなかった」と苦闘の中からつかんだ絶対反対の思いが語られました。
 続いて教育支部長が基調提起。「今日は歴史の転換点になると確信して自分の飛躍をかけて準備してきた。下水道の5人の仲間の闘いはまったく新しい団結を奈良市従に生み出した。それは民間委託に反対する正規と非正規の団結。この闘いの中で、労働組合をつぶさないと民営化も解雇もできないことがはっきりした。仲川市長は奈良市従をつぶすために警察権力を清掃職場に介入させ、マスコミを使って清掃バッシングをして現場の団結をバラバラにする攻撃をしている。先日、市長名で組合に対して、清掃のごみ収集を即時民間委託したいと文書で通告してきた。この攻撃の目的は組合つぶしと民間委託だということがはっきりした。絶対に許せない! あらためて、自分自身が本当に労働運動に人生をかける決断をして今後も闘っていきたい」と感動的な提起が行われました。
 さらに教育支部から「同じ現業の下水道の仲間が攻撃にあって苦しんでいるのを放っておくことはできない。同じ痛みとしてとらえて一緒に行動していく」とともに闘う決意が語られました。
 その後、東京自治体労働者部会と鈴コン闘争支援・連帯共闘会議から檄布が渡されました。続いて日教組奈良市、大阪市職の仲間、動労西日本から熱い連帯のアピール。
 女性部長の力強いまとめの発言の後、いよいよデモに出発! 太鼓が鳴り響き、怒りを解き放つ最高のデモでした。その後の交流会でもさらなる団結を深め、笑いと涙の感動で胸がいっぱいの行動となりました。
 この闘いで下水道の民間委託8・1強行を実力阻止できました。さらにともに闘っていきましょう!(奈良・岸元 華)

今日の献立

2016-07-30 15:40:15 | 食事療法


「ししとう」最後に大当たり!!
貴重な緑黄色野菜なので最後まで食べましたよ。
かしわは塩辛くなくちょうどよかったです。
☆☆☆☆☆


安倍政権の障害者抹殺・戦争政策こそ相模原事件の元凶だ! 労働者の団結で安倍を打倒し、社会を変えよう!

2016-07-29 07:22:43 | 生きさせろゼネストへ
安倍政権の障害者抹殺・戦争政策こそ相模原事件の元凶だ! 労働者の団結で安倍を打倒し、社会を変えよう!
前進 速報版 2016年7月28日 15:13

 7月26日、神奈川県相模原市の大規模障害者入所施設において障害者への虐殺事件が引き起こされた。3年以上も務めたとされる障害者施設の元職員が容疑者とされているが、繰り返される福祉・医療・介護現場での患者・障害者の殺傷事件の一切の責任は、日帝・安倍による障害者抹殺・戦争政策の遂行にある。
 安倍政権が推進する「一億総活躍社会」の正体こそ、「経済を立て直す」と称して、1%の資本家を守るために労働者階級人民を改憲・戦争へと動員する攻撃そのものである。そのもとで日帝・安倍自身が「安楽死」をはやしたて、「命の選別」をあおり、障害者抹殺をあおりたててきたのだ。安倍に屈服し協力して労働者の誇りを奪ってきた、闘わない野党も同じだ。新自由主義の民営化・外注化・非正規化と絶対反対で闘う労働組合の登場と階級労働運動の発展によってこそ、安倍を打倒し、「命より金」の資本主義・新自由主義の社会を根底から覆し、人間社会が本来もつ共同性を奪い返すことができる。

 事件のあった障害者施設「津久井やまゆり園」も、県立障害者施設でありながら、2005年から民営化による指定管理者制に移行していた。160人の障害者を入居させながら、職員待遇はまったくのブラック機関そのものだ。夜間割増もない県最低賃金の時給905円で18時から翌朝8時半までの14時間半勤務(休憩2時間)につかせる生活支援員を、「夜勤専門パート」の名で募集し、多用した。しかしこれはどこの福祉機関もまったく同じだ。1980年代の国鉄分割・民営化を突破口に労働者の団結を破壊する新自由主義攻撃が全社会に吹き荒れる中、とりわけ障害者自立支援法・総合支援法による民営化を皮切りにして、福祉機関のブルジョアジーへの利益配分機関への変貌が進み、これとの必死の攻防が至るところで闘われてきた。しかもそれは、障害者・患者と結ぶ日常的現場であればあるほど、労働組合破壊と一体の労働者への安楽死強制攻撃=障害者抹殺攻撃と激突する最大の戦場になってきたのだ。
 今回の事件の舞台となった「やまゆり園」も、「重度重複障害者・強度行動障害者の積極的受け入れ」を標榜してきた。障害者の生活など一顧だにせず、利益優先に走るアベノミクスこそ最大の戦犯だ。低賃金・非正規使い捨て労働の強制と一体で、入居者に対して「長期障害者収容所」さながらの現実を強制し、入居する障害者の運命も、そこで働く労働者の運命も、虫けら同然に扱ってきた。その結果が、「障害者は生きる価値がない」としてその虐殺を公然と正当化する恐るべき非人間的思想と行動をも生むに至ったのである。
 新自由主義の破綻が戦争と貧困、障害者抹殺を生み出している。障害者も労働者も、ともに闘う労働運動の砦を築いて、戦争・改憲、新自由主義と絶対反対で闘い、革命を切り開き命を守る闘いに立ち上がろうではないか。

韓国・民主労総 金属労組15万人が97年以来最大のゼネストに決起

2016-07-27 07:20:13 | 世界の闘い








韓国・民主労総 金属労組15万人が97年以来最大のゼネストに決起
前進 速報版 2016年7月25日 13:55

 韓国・民主労総は、7月20日のゼネストに続いて7月22日、金属労組組合員15万人が全国・全職場で6時間のストライキを決行した。1997年の労働法改悪阻止闘争後、最大規模のゼネストとなった。このうち3万人がソウルに上京し、市内2ヵ所に分かれて財閥大資本とパククネ政権を糾弾する大集会を行った。
 現代自動車・起亜車支部などの組合員1万5千人は、22日午後4時から現代自動車本社前で大集会を開いた。組合員たちは「財閥改革、構造調整阻止、共同交渉争取」のスローガンを手に手にかざした(写真)。会場には、悪質な労組破壊攻撃により命を絶ったユソン企業のハングァンホ烈士の遺影が掲げられた。キムサング金属労組委員長が「この地の財閥は憲法の上に君臨し、自分たちの腹を満たすために労働者を死に追いやっている」と、現代車資本とユソン企業による労組破壊・労働者殺しを糾弾し、「この責任を必ずとらせる」と戦闘宣言をたたきつけた。

 サンヨン自動車、韓国GMなど1万5千人は同時刻、ヨイドの国会近くの産業銀行前に集まり、政府に「構造調整」という名の一方的な大量整理解雇の即時中止を求めて闘った。現代重工業を始めとする造船労連の組合員もこの場に合流して闘いをともにした。
 これに先立ち、サムスン電子サービス支会の労働者700人はサムスン資本への糾弾闘争に立った。「財閥の世の中 サムスンからAS(=アフターサービス)します」の横断幕(写真)を掲げ、下請け労働者の労災事故死に対し「サムスン資本は責任逃れをせず、安全対策のための交渉に応じろ」と要求した。「「スーパーカプチルサムスン!財閥天国!労働地獄!」「行こう!今こそ財閥改革だ!」の声が、サムスン本館前に鳴り響いた。(「カプチル」とは弱者を抑圧する強者という意味)
 上京闘争を闘った金属労組組合員はその後、夜8時から光化門広場で行われた、財閥改革市民広場組織委員会が主催する「乙たちの合唱"財閥が問題だ"」と題する文化祭に合流した。(「乙」とは甲乙の乙で、強者により抑圧されている側を示す)

7・20〜22韓国で大ゼネスト 「労働改悪」粉砕・戦争阻止せよ 資本の支配を覆すと宣言

2016-07-27 07:11:19 | 世界の闘い


7・20〜22韓国で大ゼネスト 「労働改悪」粉砕・戦争阻止せよ 資本の支配を覆すと宣言
2016年7月25日 13:17 前進 速報版
 
韓国では労働者階級が民主労総(全国民主労働組合総連盟)を先頭に、パククネ政権の反労働者政策と戦争政策に反対して大闘争に立ち上がっている。7月20日には「終わらせよう、財閥の世の中、悪い政権!」を掲げて民主労総が呼びかけたゼネストに、全国250の職場で10万人が決起した。22日には金属労組15万人がストに入った。さらに全国鉄道労組を先頭とする9月第2次ゼネスト、11月20万人民衆総決起が呼びかけられている。これと連帯し、今秋11月を日韓労働者の歴史的な共同闘争として闘おう。

9月無期限スト突入の方針
 民主労総は昨年来、パククネが「労働改革」の名で仕掛けてきた攻撃をゼネストで粉砕し続けてきた。「労働改革」とは安倍政権が掲げる「働き方改革」と同じだ。従来の雇用や賃金制度を全面的に破壊して、解雇の自由化や賃金の大幅切り下げ、全労働者の総非正規職化・無権利化を可能にする。最大の狙いは労働組合の破壊と労働運動の圧殺にある。民主労総はこれに、「労働者の最低の生存権さえ奪う、こんな社会は終わらせろ!」と叫んで、資本家階級とその国家を真っ向から実力で打ち倒すために立ち上がっている。
 7月20日、全国14カ所で同時開催されたゼネスト大会では、昨年の闘争で実刑5年の判決を受け獄中にあるハンサンギュン民主労総委員長の釈放要求が高く掲げられ、9月第2次ゼネスト、11月民衆総決起闘争への進撃が呼びかけられた。首都圏の大会では、チェジョンジン委員長職務代行が「連帯し団結して闘争することが民主労総が進むべき唯一の道だ。労働者民衆を死に追いやる政権と資本に対し、2千万労働者の絶望ではなく希望を、闘いによってつくりだそう」と訴えた。
 さらに、公共運輸労組のチョサンス委員長がこの場で、鉄道・ガス・病院など公共部門の労働者が9月27日を期して民営化阻止の無期限ゼネストに突入すると宣言。鉄道労組のキムヨンフン委員長が、パククネによる鉄道全面民営化攻撃の撤回がなければ、再び2013年末の23日間の大ストライキに続く闘争に立つとの決意を表明した。
 続く7月22日には、金属労組15万人がストに決起した。金属労組としては1997年以来最大規模のストとなった。その中から3万人がソウルに上京し、現代自動車本社前など2カ所で集会を開き闘った。
 特筆すべきは大工業地帯の蔚山(ウルサン)での闘いだ。蔚山では7月20日、自動車・造船・建設職場を中心に5万8500人が一斉にストに突入した。大恐慌下の大量整理解雇攻撃に直面した造船労働者が民主労総のゼネストに合流して闘うことを決定し、その中心組合である現代重工業労組がこの日、民主労総所属の金属労組現代自動車支部やプラント建設労組などとともに、総力でストに入ったのだ。
 現代自動車と現代重工業の労働者が共同闘争に決起するのは、1993年以来23年ぶりである。1987年労働者大闘争の主役だった蔚山の基幹産業労働者がゼネストの中心に登場したことは、全労働者の決意をさらに高めている。
「サード」配備の撤回求める
 7・20ゼネストは同時に、米日韓軍事同盟のもとで切迫する朝鮮半島での新たな戦争への労働者人民の危機感と怒りを、決定的に解き放つ場となった。各地のゼネスト大会では、労働改悪粉砕のスローガンと並んで、米の高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD=サード)の韓国配備阻止が高く掲げられた。
 21日には、サード配備予定地の慶尚北道・星州(ソンジュ)の住民2千人がバス52台を連ねてソウルに上京し、配備の白紙撤回を求めた。これに先立つ15日には、「決死反対」の鉢巻きをしめた住民3千人が、現地に説明に訪れた首相と国防長官に卵を投げつけ、逃げ出そうとする車を取り囲んで6時間も立ち往生させる闘いが爆発した。
 慶尚北道星州郡はパククネの昔からの地盤であり、12年末の大統領選では住民の86%がパククネに投票した。それが今や、パククネへの支持を「血を吐く思いで反省している」と語り、絶対非和解の総反乱に決起したのだ。衝撃を受けたパククネは、「外部勢力、従北勢力(=北朝鮮の手先)が住民を扇動している」とわめき、民主労総への敵意をあおることで逆に墓穴を掘っている。
 韓国での闘いが今秋、パククネ打倒へさらに前進していくのは間違いない。今年の11月労働者集会を、日韓労働者の連帯を軸に、国際連帯の力で戦争を阻止する歴史的大闘争としてかちとろう。

6・23崇仁住宅追い出し判決弾劾!

2016-07-26 06:08:21 | 住宅闘争
6・23京都市の主張を丸呑みした京都地裁による崇仁住宅追い出し判決徹底弾劾!
Aさん、「即日控訴する」と戦闘宣言!団結の力で即時の追い出しを阻止しよう!
8月30日東三条控訴審第1回闘争を怒りの総決起で闘おう!午後3時、大阪高裁・別館74号法廷に結集しよう!
全国水平同盟ブログ 2016年7月25日



6月23日、京都地裁第1民事部・齋木稔久裁判長の不当判決に傍聴席からの弾劾の嵐が巻き起こる中、裁判長は脱兎(だっと)のように逃げ去った。判決は、京都市の住宅追い出し要求を認め、崇仁(すうじん)のAさんに部屋の明け渡しを求める許しがたい内容です。
 しかし、3月の東三条のBさんへの判決と同様に、即時明け渡しの仮執行宣言を付けることはできませんでした。これは、西郡(にしごおり)住宅闘争が大阪高裁判決(14年9月)で一審の仮執行宣言を取り消させた地平そのものです。即時の追い出しを阻止したのは、血と汗の西郡住宅闘争でつくり上げてきた団結の力です。
 直後に弁護士会館で報告会がもたれました(写真)。冒頭、Aさんが「判決は予定内のこと。全然負けていません。即日控訴を考えています!」と不屈の戦闘宣言を発しました。崇仁のCさんは、「これが裁判か。崇仁の住民は虫けらか。出て行った後、どうしろというのか。許せない!」と怒りを込めて弾劾しました。
 報告会は、全国水平同盟本部や西郡支部、高槻支部、弁護団が一体になって反動判決をはね返し、新たな団結をつくり強化する総決起集会になりました。






昨年4月のAさんの決起と東三条のBさんの合流以来、全国水平同盟の中で団結や「勝つ」ことの意味をめぐり議論してきました。そこでの「不安や疑問」「違い」を、不信ではなく根底的な信頼と団結を求めるものととらえて共有したことが決定的でした。「かみ合った話をするための七転八倒」は、文字通り「苦闘の繰り返し」ですが、その実践の端緒についたことも重要でした。

やむにやまれぬ決起が始まった


 今回の反動判決は、朝鮮侵略戦争が切迫する中で、市の住民追い出し・更地化攻撃に対するの労働者人民のやむにやまれぬ決起が、崇仁・東三条から巻き起こっていることに恐怖した暴挙です。
 AさんとBさんの決起に対して、京都市は異例の早さでAさんへの住宅追い出しの提訴を市議会で決議しました。委員会では日本共産党議員が「市の毅然とした対処を求める」と述べ、市と一体で追い出そうとしています。しかも、あろうことかその議事録にはAさんとBさんの住所と実名が記され、インターネット上で公開されているのです。絶対に許すわけにはいきません。
 市の暴挙は、AさんとBさんだけでなく一切の抵抗や怒りの決起を許さないという国家意思の現れです。新たな更地化攻撃そのものです。徹底的に反撃します。
 しかし、「人民が団結したら手も足も出ない」とうろたえているのは京都市です。市当局や安倍政権と国家権力を追いつめているのは私たちの絶対反対!の闘いと階級的団結の力です。
診療所の廃止を絶対に許さない
 6月26日の崇仁懇談会には、案内のビラを握りしめた新たな住民十数人が参加しました。屹然(きつぜん)と立つ崇仁支部(準備会)の旗は決定的です。懇談会では、八尾北・西郡闘争の教訓も得つつ、9月末を区切りに廃止が決定されようとしている崇仁診療所について緊急討論しました。闘いは新たな段階に突入しています。
 全国水平同盟は「更地化絶対反対! 生きさせろ!」を掲げ、地域の総決起を実現するために闘っています。ともに闘い水平同盟を全国に組織しよう。
(京都 山野 道)



田圃によく来る鳥たち

2016-07-25 21:22:55 | 私の趣味


30年くらい前のことです。

ガレージに、黒っぽい鳥がうずくまっていました。

家族はみんな動物好きなので家の中で介抱することに。
何を食べるのかわかりません。
いろんなものをあたえて一週間後やっと元気になりました。

すっくと立ち上がったその瞬間、みんな え~~え~~??。
脚が長く!羽は白い!予想もしなかった姿です。

ネットで調べて初めて「けり」と知りました。

第二寝屋川に向かって飛び立ったあの日を思い出します。

愛媛県職労 伊方原発の再稼働阻む 松山市繁華街で集会・デモ

2016-07-23 06:42:00 | #すべての原発いますぐなくそう




■愛媛県職労 伊方原発の再稼働阻む 松山市繁華街で集会・デモ
前進 速報版 2016年7月21日 12:56

 伊方原発再稼働情勢と真っ向から対決して、7月17日、「住民も労働者も被ばくしてはいけない」坊ちゃん広場前集会とデモを行いました。午後1時から歌のアピールの後、1時半から集会開始です。坊ちゃん広場は松山一番の繁華街の入り口で、会場周辺では多くの人たちが足を止めて発言に聞き入りました。
 事務局の愛媛県職労・宇都宮理委員長が経過報告を行いました。なんとしても再稼働を止めたいと3月に続き集会を呼びかけ、「事故が起これば住民も労働者も被曝は避けられない。県庁の一部上層部が再稼働を進めているだけで、多くの県職員は県民と同じように再稼働には反対。そこで声を上げるのが労働組合の役割です。みんなが職場で声を上げ、原発労働者と一緒に闘えば廃炉はできる。労働者として頑張っていきたい」と力強く訴えました。

 リレートークでは県内から、伊方原発を止める会、愛媛県平和運動センター、原発さよならネットワークがアピール。7月24日の伊方原発現地集会と抗議行動に対し、県警が原発周辺道路の通行禁止の弾圧をしていると弾劾しました。NAZENえひめの徳丸真一共同代表は「福島第一原発事故との闘いは、労働者が誇りを持って働ける職場にしなければ勝てない。一人ひとりの労働現場で労働条件をかちとって、それをつなげていこう。子どもたちへの荷物を一つでも減らそう」と怒りの声を上げ、松山の非正規女性労働者は「声を上げたら何かが変わります。変えましょう!」と熱烈に訴えました。
 8・6ヒロシマ大行動の中島健さんは「先制核攻撃のオバマと核武装の安倍打倒の8・6ヒロシマへ」。高浜原発の地元、京都府職労舞鶴支部の長岡達也さんは「『行政機関が住民をだまして再稼働を進めるなら、こんな行政はいらない』という声に応え、住民を守る。廃炉の先頭に自治体労働者が立つ」と決意を述べました。NAZEN東京で労組交流センター自治体労働者部会代表、江戸川区職労の佐藤賢一さんは「オリンピック会場の土を掘ったら1万6千ベクレル。東京オリンピックで被曝と被曝労働が強制される」と訴え、動労東京がともに決起した常磐線運行再開反対7・12動労総連合統一行動に続き、7・22東京集会を開催し、被曝労働拒否を闘う決意を表明しました。
 集会アピールで「原発をなくさなければ住民も、職場の仲間も守ることはできません。原発の廃止を求める闘いは、地域の課題であるとともに職場の安全衛生の最重要課題です」と伊方原発の再稼働阻止・全原発廃炉を全体で確認した後、150人のデモでアーケード街にくり出し、再稼働阻止を訴えました。
 伊方原発3号機はこの日、配管の水漏れが発見され、「7月末再稼働は無理。8月上旬再稼働」と発表されました。あまりにも危険な再稼働への怒りはますます高まっています。8・6ヒロシマ闘争を闘いぬき、8月上旬再稼働を阻止しましょう。(NAZENえひめ事務局 平野明人)