来週は1月最終週となり日本ではとうに正月気分は失せていますが、台湾では2月10日の春節を前に盛り上がっています。台北市の問屋街廸化街では昨日26日から春節の食品・お菓子などを販売する年貨大街が開幕、コロナ禍で休止していた試食も一部で復活し大勢の買い物客で賑わいました。春節前の来月8日まで連日開催されるのでこの時期台北を訪れる機会があればぜひ年貨大街の熱気を感じてほしいものです。一方、花の卸売市場である内湖の台北花市(セリは卸売業者しか参加できないが一般人は仲卸から購入可能)は、通常午前2時頃のセリに始まり正午頃には営業終了しますが、春節需要に対応するため26日から午後3時まで延長、更に2月5日から大晦日(除夕)に当たる9日正午までは休みなしの連続営業になります。台湾では真っ赤な剣蘭や胡蝶蘭・ネコヤナギを家中に飾り付け春節を迎えるのが定番となっており、通常は土日開催の建國花市も2月3日から8日までは朝9時から夜8時まで除夕の9日は夕方5時まで連続営業します。台北花市はバスしか公共交通機関がありませんが建國花市は捷運大安新林公園站で降りれば永康街と合わせて楽しめるアクセスの良さがウリですから観光客にもお勧めです。
さて早くも忘年会の2回目はコース中盤からの料理を紹介します。
鶏のロースト 北京ダックは甘味噌と葱を皮で巻きますがこれは醤油タレで食べます
佛跳墻(fótiàoqiáng)日本ではぶっとびスープなんて呼ばれ方をしますが干し貝柱・フカ
ヒレ・金華ハム・干しナマコ・魚の浮袋etc高級食材のエキスが味わい深いスープです
石斑魚(ハタ)の蒸し物 最後に熱した食用油を回し掛けると香ばしい香りが堪りません
鮑・干しナマコ・海老・ブロッコリーの中華風炒め
紹興酒と朝鮮人参で蒸しあげた大海老
台湾ではコース料理でもう一度最後にスープが出ます クコと編笠茸の薬膳スープ
鰻のおこわ あと甜點とフルーツで尾牙のコース料理は終わりました