亜熱帯天然色百科

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台湾鐵路局から日本製気動車が引退と原住民の故郷 @ 屏東縣瑪家郷

2023-04-30 12:53:11 | 台湾鐵路
昨年春の復興號に続いて、今月26日1982年台湾鐵路局の非電化区間に投入され自強號として走ってきた日本製気動車3系列が樹林花蓮間でラストランを行い引退しました。引退したのは東急車両製のDR2800型と日立製作所製のDR2900型・DR3000型で新製導入された日立製作所製EMU3000型電車の増備による置き換えです。気動車自強號といえば一部西部幹線へも乗り入れていましたが主舞台は宜蘭・北廻・台東の東部幹線と南廻線、特に夕方の樹林発台東行きは15両の超大編成で轟音を響かせ軽油の煙を残しながら板橋・台北・松山の地下区間を疾走していました。初期車は車齢40年、老朽化も進み更新は必然ですが一抹の寂しさを感じてしまいます。
さて南部屏東の三地面といえば原住民パイワン族が多く暮らす地域で彼らの文化や暮らしに触れることのできる台湾原住民族文化園区もあります。その南に位置する瑪家郷は住民の8割がパイワン族といわれ独特の街並みや家屋を残しながら三地面ほど観光地化されておらず静かな街を楽しむことができます。

良い写真が見つからず小さいですが地上時代の松山車站へ進入する気動車自強號


これもブレちゃっていますが三貂嶺車站を通過する自強號


瑪家郷の入り口に建つ石標


鮮やかなブーゲンビリアが迎えてくれます


喉が渇いた猫2匹 水耕栽培の水をなめていました


宣教師の布教により原住民にはカソリック・プロテスタント信者が多くいます


原住民のカフェ 日差しは強いですがカラッとしており店内に入れば心地よい風を感じられます


静かな静かな瑪家郷 喧騒を離れのんびりするには最適です


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