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現状の台湾への入国日本への帰国について @ Visit Japan Web

2022-11-25 12:28:13 | 台湾路地
台湾に住んでいた頃、毎年年末になると日本から10人ほど製糖鉄道ファンが訪れ、台湾の鐵道迷と合わせて20人ほどで南部虎尾の製糖列車撮影に行っていました。帰国後は参加できず、またコロナで撮影会自体ここ3年ほど実施できていませんでしたが仲間としての付き合いは今も続いています。そんな仲間の一人が11月第2週から3週にかけて台北で催された鐵路便當節にスタッフとして参加することになりコロナ後初めての台湾入国の様子を教えてくれたので、来るべき台湾旅行に備えて皆さんの参考になればと許可を得てリポートします。

台湾への入国 東京羽田空港から台北松山空港へ
飛行機を降り入国審査に行く通路の途中にブースがあり簡易検査キットが一人一人に渡されるそうです。その後にあるサーモグラフィーも発熱が無ければそのまま歩いて通過すればOKだそうです。パスポートチェックが終わると預け荷物を引き取るターンテーブルに向かい荷物が出てくるのを待ちますが、その間にも「果物とかないですか〜?」と何人もの職員に聞かれ植物検疫を強化しているようです。彼の印象によればコロナ対策よりも植物検疫のほうが重点課題となっていると感じたようです。
さて空港からホテルへ向かうに際し、原則公共交通機関を利用できるのは検査キットで陰性が証明されてからとなるので、空港で検査する、もしくはタクシーでホテルに向かって自室で検査となります。検査キットの説明書は中文ですが、イラスト多用ですぐ分かるそうです、あと台湾滞在中は2日毎にキットで自主検査し陰性であれば外出OKということだそうです。
🛩台湾→日本(羽田空港)
厚労省のサイト等に「ファストトラック」なる新語がありますがVisit Japan Webを使って行う検疫手続を指すそうです。ファストトラック使用に際してVisit Japan Webアプリへの登録をします。厚労省の水際対策のページからデジタル庁が管理する入国審査オンラインサービス(Visit Japan Web)へ飛べるようになっています。日本に入国する日付と便名、座席番号が分かっていれば出発前でも登録可能で、彼は出国2週間前の10月末に日本の自宅で登録を始めたそうです。私自身も内容を確認しましたが旅先で入力するより時間がある出発前に入力を済ませておいたほうが良さそうです。あとはアプリの指示に従ってパスポートやワクチン接種証明書の写真を撮って送ると、しばらくして認証が完了した通知が来て、必要な認証がすべて終わるとメイン画面が青く変わるそうです。空港ではQRコードの提示を求められますので、空港に着いたらすぐ出せるように練習しておくと良いそうです。
さて羽田空港に着いたら出口に向かって歩きます、途中「健康カード」と言うピンクの紙を渡されますので手に持って行きます(何か記入するとかは無くただ持っていればOKだそうです)。さらに進むとファストトラックの入口になり、職員さんからQRコードを出すように言われますのでアプリを起動しQRコードを提示します。予め用意したスクリーンショットはNGだったそうです。QRコードを装置でスキャンするでもなく、目視によりQRがあるかどうかのチェックのみだそうです。そしてそのまま入国審査場への通路に誘導され入国審査を終えて機内預け荷物を引き取り税関審査を終えれば入国完了です。なお日本でも検疫を強化しており新東陽の肉製品はもちろん、機内で出たフルーツの持ち込みなども一切禁止だそうですので気を付けたいところです。

厚生労働省水際対策でguguります


下へスクロールするとVisit Japan Webへの入り口が現れます


クリックしてVisit Japan Webへ入ります


利用の流れに従いパスポート情報や航空機の日程などを入力します 同行者分も入力できます


入力が終わったら帰国時に必要なQRコードの提示方法を確認して完了です それほど難しくは無いようです
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