亜熱帯天然色百科

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阿里山森林鐡路を蒸気機関車列車でチョイ乗り @ 嘉義市北門火車站

2022-04-15 15:09:00 | 台湾鐵路
一昨日の暑さから一転、昨日今日としとしと雨が降り肌寒くなってしまいましたが台北もこのところ連日雨続きで湿度も高く甥1號などは身体に黴が生えそだとボヤいています。 
そこで先日姪3號が快晴の嘉義で訪れた阿里山森林鐡路の様子をお届けします。度重なる災害によって今も十字路から第一分道間が不通、バス代行輸送となっている阿里山森林鐡路ですがこの間にある42號隧道の補修工事が3年前から行われており早ければ来年中には完成、全線復旧がなされる見込みです。一方嘉義・北門間1.6kmには復活した25號シェイ式蒸気機関車を使った檜木列車が運行されています。わずか10分ほどの短い乗車時間ですが嘉義の家並みを縫って走る蒸気機関車は多くの観光客に支持されています。
   以前はコンクリート造りでしたが木造で新築された北門駅舎

2005年に檜木列車が走り始めたころは竹崎・北門間をディーゼル機関車牽引で約30分で走っており乗車したこともありますが現在は嘉義・北門間になっています
 檜木車両を従えて25號シェイ式蒸気機関車が入線してきました

急曲線・急勾配を運行するため導入されたシェイ式蒸気機関車 直立式シリンダからクランクシャフトを経て傘歯車を用いて動輪を駆動する独特の構造です 25號機は1973年の引退後30年間ほど公園に展示され雨風で腐食が進んでいましたが大規模な修復を経て2007年運転を再開しました
  客車は2005年に製造された台湾産檜を使った檜木車両です

4両の檜木車両に満員の乗客を乗せ列車は嘉義へ向け発車しました

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