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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2017年5月25日 阿川佐和子・結婚の波紋

2017-05-25 16:41:50 | Weblog

 文章が読みやすいし、物事の捉え方に共感できるしで素敵な人だな、と思っていた阿川佐和子さん。テレビで拝見しても明るく、爽やかな好印象。失敗しても一晩寝ればケロッと忘れていそうなところも魅力だった。もっともそれらはこちらが勝手の思い込んでいただけの事なのかも。先週の週刊文春に結婚報告の手記が載った。彼女の古巣だし編集者にも勧められたのだろう。でもあれはいただけなかった。世間をだましたつもりはないとあったが本当にそう? 結婚は諦めたような事を言いながら陰ではいい人との繋がりがあったのではないか。それは表立って付き合える人ではなかったから、隠しとおしていたように思える。どういった経緯で相手の人が離婚をしたのかは分からないが、一時は不倫の関係だったのではないのか。相手の家族にも不快な思いをさせたに違いないし。離婚は阿川さんのせいばかりではないだろう。夫婦にはそれぞれの事情があるから。あの手記を読んで、今までの潔い女性を感じさせる阿川さんが存在しなくなっている事にがっかりした。週刊誌の見出しに「前妻が語った20年不倫への胸の内」を見たが、老域に入ってこんな記事を書かれるなんて恥ずかしくはないのか。入籍なんてしないでそれまでの関係を続けて行けばよかったのに。阿川ファンの多くはあーあ、と思っているのではないでしょうか。


2017年5月23日 政治家・失言

2017-05-23 16:37:52 | Weblog

 失言を繰り返す国会議員。そもそも何が失言なのかを理解していないのではないか。だから平気な顔で言いたい事を言う。誰かに言われて初めて、記者会見を開いて陳謝。本心で謝っているのかどうかも怪しい。今回は自民党内での会合で問題発言。しかもヤジ。ヤジを飛ばすのも議員としてどうなの? 内容も酷かった。自らもがんを克服して議員として働く三原じゅん子議員に対して「がん患者は働かなければいい」と。元がん患者である彼女としては聞き捨てならない言葉だった。喫煙問題に関する事であったが、がん患者でなければ分からない(健康を害するものに)大変な気の使い方をして生きて来たからこそ余計に許せない発言。彼女に対してだけでなく、多くのがんを患いながらも働く人々やその家族の心情を踏みにじる言葉。発言からしばらく後にヤジ議員は釈明したが、撤回する気はないとも話した。どういう神経なのか? 彼は年に1度の割合で失言をし、その度に釈明もしている。4年連続だそう。こんな人は議員失格。思っている人は多い筈なのに何故か選挙では当選する。このおかしな仕組み、何とかならないものか。人間性重視で議員を選びたいものだ。


2017年5月22日 映画・目撃

2017-05-22 18:35:21 | Weblog

 クリントイーストウッドさんと言えば、サンフランシスコ警察の刑事役・ダーティーハリーが思い浮かぶ。かなり前の作品だけど印象に残っている。拳銃の打ち合いシーンやカーアクションシーンが多く、しばらく前のアメリカ映画の代表、って感じ。今やかなりな高齢俳優となったが、監督業も務めかなり精力的に活躍している。”目撃”も20年前に制作されたものだが、主演件監督。自分で演じながら監督をする、ってどうなの? 日本でも北野武さんがやっていたか? 自分の演技を客観的に見られるものなのか。アドバイザーがいるの? この頃で推定60代半ばの年齢。渋みを増し、深みが出ていた。爺さんの年齢なのにそれを感じさせない。凄い。あれは生きる姿勢の問題なのだろうか。なかなか真似は出来ない。


2017年5月21日 NHK杯・体操選手権

2017-05-21 18:05:23 | Weblog

 終始リラックスムードが漂っていたのは白井健三選手。笑顔を振りまき、他の選手を応援する余裕もあった。妙にはしゃいでいる風にも見えたけど。反対に内村航平選手はひとり床に座って、精神を集中させている姿が印象的。テレビ画面を通じてだが、その表情は対照的だった。最初にリードしたのは白井選手。得意の床で貫録すら感じさせ、1位に。途中で逆転に次逆転で、見応えがある試合。内村選手にしてみれば、世界で戦うには物足りない内容だったのかも知れない。でも、9連覇の偉業をし遂げたのだから素晴らしい。毎度感じるけれど、最後の鉄棒の演技。これは他の人とレベルが違う。今回は着地にややミスがあったようだが、スピード感が凄い。フィギアスケートでもレベルの差はスピードの差、と感じるがそれと似たような感じ。いつまでも彼がトップにいる筈はないが、次の世界選手権まではその地位を死守して欲しいな。頑張って、内村選手!


2017年5月20日 映画・家族はつらいよ

2017-05-20 16:34:09 | Weblog

 80代になっても映画作りを辞めない山田洋次監督。凄いエネルギーの持ち主。仕事以外に生きがいはないのだろうな。でも素晴らしい! 5/27に新作が公開されるのを前にテレビで昨年制作の”家族はつらいよ”が放送された。その前に作られた小津安二郎監督へのオマージュと言われた”東京物語”と出演者が似通っている。その為、妻夫木聡さんと蒼井優さんの関係に違和感が多少あった。けれど、芸達者と言われる俳優たちばかりなのでいろいろと面白かった。ただ、中で気になったのは長男役の西村雅彦さんの演技。元々上手い人ではないと思っていたが(失礼!)、この映画の中では下手さが浮いて見えてつまらなかった。妻夫木さんもこの役は彼でなくてもいいんじゃない? と思える役なのであまり好ましくはなかったが西村さんほど酷くはなかった。頑固爺さんの橋爪功さんは流石。それに絡む事の多い役どころの夏川結衣さんも見事な嫁さんぶり。以前は綺麗ですました感じのお嬢さんだったのに年を経たねー。でもいい感じ。逆に姑役の吉行和子さんはその昔意地悪な独身女がはまり役だったのに、今や優しいお姑さん。分からないものだね、女優って。それらを上手く引き出す監督はやはり凄い。周りのスタッフは孫年代? 出来得る限り頑張って頂きたいものだ。