真冬の京都を走る、高校駅伝大会。男女ともに頑張る姿が爽やか。若者たちが頑張っている姿を見るのはすがすがしい気持ちになる。女子の方はちゃんと見ていなかったので大阪薫英高校が優勝した事と47位で競技場内に入って来た新居浜の選手が脱水症状なのか、フラフラの足つきで最後まで走り切った姿が痛々しかった事くらいしか印象に残っていない。あんなになっても襷をつなごうという気力は残っているんだね。凄い。倒れる事なく終えられて良かった。けど、あの子はその後回復したのだろうか。命に別状はないにしてもあそこまで頑張る必要があるのか。男子はあそこまで大変そうな子は見受けられなかったがそれぞれに事情があり、思ったように走れなかった子も多かったのではないか。特に気になったのは優勝候補の一角と言われながら、一区で出遅れた広島・世羅高校の吉田選手。走る前のインタビューでは好調そうに見えたがコンディションはイマイチだったのか。その後の留学生の頑張りで最後は順位をかなり上げてたいたが、三連覇と騒がれた事も影響したのだろうか。今日の走りを一番悔いている選手だろう。男子の優勝は予選タイムが最速だった岡山・倉敷高校。どの選手も自分たちなりに頑張った結果が出た。本番で力を発揮出来たのだから素晴らしい。この子たちの中から再来年の箱根駅伝の選手も出る。楽しみだー!
いつも見ても生田斗真さんはカッコイイ。だけど、この映画は思っていたとおりのハチャメチャで面白い内容とは言えなかった。但し書きに”5分に1度衝撃展開”とあったが、あれを衝撃展開と呼ぶのかどうか。流石にクドカン。とも思うが彼にしてはイマイチ。もっともクドカンって映画は案外つまらない。テレビドラマの方がよっぽど面白い。しかも一番はやはり朝ドラか。「あまちゃん」がヒットした後に某評論家が15分くらいの短いものでこそ彼の才能は発揮される、と言っていたがその通り。今までに数本の映画も観たがどれもイマイチ、の感想したもてなかったしな。今回も”土竜の唄”第2弾が公開されるにあたりテレビ放送をしたのだろうけど、なんだかね。これを観て次回作を観たい、と思う人いるのか。いるよね、だからやってんだし。でもつまらなそうだな、と感じた人も少なからずいると思うよ。主役が彼だからもってる感じ。クドカンではお馴染みの面々も出ていたのでそこは面白かった。魅力があったのはそこ。ああいう役者を上手に使うのはやはりクドカンならでは。感心しました。
昨日の大火は凄かった。なかなか鎮火せず、本当に鎮火したのはいつだったのか? 多くの家屋が焼け気の毒、としか言いようがない。我が家がそんな事に巻き込まれたらどーなるのか。考えも及ばない。幾つかの負の要素が重なって今回の惨事になったそうだが、それにしても酷い。糸魚川市の消防体制もイマイチだったらしいが、そこだけを責める訳にもいかないだろう。そこを責めるなら日本国内どこにでも危ない地域はあるのだろうし。それにしても、我が身を守るのは我が身しかない、と改めて思う人々も多かったのではないか。もっとも火事や地震に関しては我が身で守るのも限界がある。そこを如何にして我が身以外に委ねるか。決断も案外難しい。
久々に訪れた渋谷。駅前開発が進行中のようで工事現場ばかり。駅から出ても工事の為に囲まれた地域を進む。何だか変な感じ。人波に任せて歩くうち、見慣れたハチ公前に出る。相変わらずの人ごみ。平日の午後なのに何だってこんなに混んでいるのか。スクランブル交差点を渡る。ガラガラとトランクを引きながら歩く観光客が多い。たぶん皆、外国人。渋谷に何しに来るんだよー。お目当ては何? 目的地のひとつの東急ハンズ渋谷店に到着。ここも古くなった。30数年前、初めていった頃は最新、って感じで行くだけでワクワクした。今やその影なし。陳列された商品も古めかしく思える。あれじゃダメ。近いうちつぶれるね。つぶれないまでも相当の赤字じゃないのか。全国展開のハンズだから持っているのかもね。ちょっと寂しい気分。結婚前にダンナが恵比寿に住んでいたのと彼の戸籍がそこにあったのが縁で、婚姻届けを渋谷区役所に出した。なので渋谷には思い入れがある。寂れていく渋谷なんて見たくない。駅前開発によってますます発展するのだろうか。工事が終了した頃にまた訪れるとしようか。頼むよ、渋谷!
一兆円以上のお金をかけながら、たった250日しか運転されなかった高速増殖炉。”もんじゅ”の名前だけは耳に残ってはいるが、それが何だったのか未だに分からず。そうこうしているうちにもんじゅの廃炉が決定。福井県側はこのまま廃炉にするわけにはいかないと話し合いや検討の場を設けようとしていたが、国は廃炉の決定を下した。文部科学大臣や経済産業相が協議会を開催し、そう決めてしまったのだから知事は太刀打ちできない。県民の多くは”もんじゅ”に頼っての暮らしだったのだろうか、廃炉に反対の声が街の声として聞こえて来た。気の毒、と言えば気の毒だがこれ以上無駄に税金を使うわけにはいかない。そもそも作った事自体が間違いだったのだ。こうなってみると。1995年12月8日のナトリウム漏れ事故では職員のひとりが自殺している。その為に死んだなんて本当に不幸な事。国が決めて作り、勝手な判断で無かったものにする。そこに納得のいく説明なんてありゃしないのだろうけど、酷いのはやはり国のやり方。誰か責任を取りなさいよ。