リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2016年12月1日 ユネスコ無形文化遺産

2016-12-01 21:34:26 | Weblog

 ユネスコの政府間委員会が「山・鉾・屋台行事」と無形文化遺産に登録すると決めた。登録が決まった行事が新聞記事やTVニュースで伝えられたが、知らないものばかり。元々祭りに興味がないからなのか有名ではないが残すべき産物として選ばれたのか。各地の地元ではそこここでお祭り気分が盛り上がり、祝杯をあげる姿もあった。それにしてもユネスコって何なんだろうね。しかも登録されるとどんなご利益があるのか。観光地化されて客が来てお金が儲かるって話? 今なら外国人観光客を狙うか。彼らに来てもらうにはそれがあった方がいいのだろうね。呼び込みやすいしパックツアーにも盛り込んでもらえる。しかし、本当にそれは価値のあるものなのかい? テレビで見ているだけで何を言ってんだ、と現地の人々には叱られるかも知れない。だけど本当の良さは観光客に見せびらかすものでもないよね。遺産となっても本質から喜ぶ人なんて、僅かしかいないんじゃないかと思うのはいけない思い込みだろうか。文化遺産登録、を耳にする機会が増え安っぽさしか感じられない。


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