一兆円以上のお金をかけながら、たった250日しか運転されなかった高速増殖炉。”もんじゅ”の名前だけは耳に残ってはいるが、それが何だったのか未だに分からず。そうこうしているうちにもんじゅの廃炉が決定。福井県側はこのまま廃炉にするわけにはいかないと話し合いや検討の場を設けようとしていたが、国は廃炉の決定を下した。文部科学大臣や経済産業相が協議会を開催し、そう決めてしまったのだから知事は太刀打ちできない。県民の多くは”もんじゅ”に頼っての暮らしだったのだろうか、廃炉に反対の声が街の声として聞こえて来た。気の毒、と言えば気の毒だがこれ以上無駄に税金を使うわけにはいかない。そもそも作った事自体が間違いだったのだ。こうなってみると。1995年12月8日のナトリウム漏れ事故では職員のひとりが自殺している。その為に死んだなんて本当に不幸な事。国が決めて作り、勝手な判断で無かったものにする。そこに納得のいく説明なんてありゃしないのだろうけど、酷いのはやはり国のやり方。誰か責任を取りなさいよ。
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