リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2013年10月24日 プロ野球・ドラフト

2013-10-24 20:26:57 | Weblog
 今年のドラフト注目選手は誰? 高校生は桐光学園の松井裕樹投手? 大学生は九州共立大学の大瀬良大地投手? と問いかけたいくらいに大物選手はいない。(彼らの関係者方々、失礼をお許し願います)だからと言って東京六大学がなんぼのもんじゃい、と言われても否めない。今回の優秀選手(プロが目星をつけている選手)が六大学(これも死後っぽくない? )野球で活躍した選手がいたのかどうかも分からんし。社会人野球選手や高校野球で活躍した人の方が即戦力で使えるかもしれないしね。どう転ぶかは誰にも分からん。ただ、プロのスカウトがこの人、と決めたからには素質はあるはず。それを無駄にせず、どれだけの努力をするかにその人のこれからがかかっていると思う。ドラフトが全てではないがそこから始まる人生をいかに生きるか。幸運な若人たちには多少辛くとも切り開いて行って欲しい、と願う。

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2013年10月23日 作家・田中慎弥

2013-10-23 20:04:33 | Weblog
 遅ればせながら田中慎弥さんの芥川賞受賞作・”共喰い”を読んだ。とても読みやすく、情景が目に浮かぶ素晴らしい表現力のある内容だった。今までにも彼の作品を読んだがそれは理解し難いものだった。あまりに難しくつまらなかったのでタイトルも忘れてしまったけれど。今回もどーなんだろーかと、半信半疑で読み始めた。けれど直ぐにそんな不安は消えた。ともすればやりたがりの少年の話だね、で片付けられそうなものでもあるがそれにとどまらず、作者の主張が感じられ楽しめた。文庫本の最後に瀬戸内寂聴さんとの対談が載っていた。これも面白かった。寂聴さんの言葉の中で興味を持ったのは純文学は売れない。だから金持ちの未亡人を引っかけて~の話。それを田中さん相手にしゃべったところが面白い。他の人が話したら田中さんはそっぽを向いてしまっただろう。けれど彼女が話すと困りながらも対応をしていた。寂聴さん対田中さんの場を設けてくれた編集者に感謝したい。

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2013年10月22日 笑っていいとも!

2013-10-22 18:38:45 | Weblog
 長寿番組、お化け番組と揶揄される事もあったけれど放送開始当時を知る者としては、終わってしまうのがちょっと寂しい。だけどよく続いたよなー。このところは見る機会も殆どなかった。ただタモリさん頑張っているなとは思っていた。永遠に出来るはずはないのだからどこかでお終いにはなるのが当たり前。彼もすでに70歳近い老人。週5で生放送を背負っていられたのは桁はずれた精神力の持ち主だったから。凄いよなぁ、全く。テレホンショッキングのコーナーは開始当初から変わらないし、あれが面白くて見ていた人も多いと思う。あの時代では生放送・観客の前でタレントがしゃべるのも斬新だった気がする。しかもタモリさんの好み(?)か否かで話す時間も長かったり短かったりでそこもおもろかった。好き嫌いがハッキリしているところが好きだったな。相手に好意を持っているかいないかを顔に出してしまっているのに番組内容を変更しなかったのも素晴らしかった。この大役を降りたらとドッと疲れが出て一気に爺さんになってしまうのか? ”Mステーション”や”タモリ俱楽部”は続投するのかしら。これらを辞めるのはもうしばらく先であって欲しいな。

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2013年10月21日 天野祐吉・広告批評

2013-10-21 20:12:06 | Weblog
 昨日亡くなった、天野祐吉さん。80歳だからいいところまで頑張ったとは思う。それに亡くなる少し前まで新聞のコラム記事も書いていたのだからご立派。ただ、本人からすればここでお終いにはしたくない、まだまだとの気持ちがあったのでしょう。まわりの近しい人たちからするとそんな逝き方もつらいのかな。けれどしたい仕事をしてその年齢まで続けられたのは幸せな事。本人の努力はもちろんだけれど、そこに生きていられたのは幸運だった。広告を批評するなんて突拍子もない仕事。なのにそこに精力を注いだ天野さん。着眼点は面白い。彼の言い方、批評の仕方も独特で魅力があった。似たタイプの人はなかなかいない。50、60代で似通った考えの人が出てきてもいいと思うのに何故かいない。もっとも彼がそこにいたから出てこられなかっただけかな。次を行く人の考えを聞きたい。

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2013年10月20日 大島・自然災害

2013-10-20 21:16:09 | Weblog
 台風の影響で大変な目に遭った大島町。しばらく前には三原山の大噴火で多くの人々が都内に避難。それ以来の大ダメージを受けた感じでしょうか。同じ都民とは言っても住んでいる場があまりにも違う。暮らし方も異なっているし感じ方も違うようで・・・・。私と同年代で家を失った女性の談話が新聞記事にあった。彼女はこれからの生活に大いなる不安があるので、町役場の人に補償問題について尋ねた。ところが返って来たのは「亡くなった人のことを考えて~」との事。「大丈夫ですよ」の一言が欲しかったのにそれはなし。その為、更に不安が高まったそう。確かに、役場の人の台詞の意図も分からないではない。だけど、生きていく事を考えたらさー、とも言いたい。役場勤めの安定した人たちには、不安定な生活を送る市民の心情なんて理解出来ないのだろうからさ。どこまで行っても分かり合えない部分はあるんだ、と改めて思った。

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