平日の午後、久々にのんびり在宅。2009年に制作された松本清張さんの生誕100年記念ドラマが放送されていると知り、見ていた。台詞は少ないけれど長くまわされたカメラで撮られたシーンが多かった。刑事役の役所広司さんと殺された男性の愛人役、深津絵里さんの演技が良かった。昨日観た映画と同じ様に、その役が似合う人がやらないと作品として成り立たない事が分かる。演技の上手い下手はもちろんあるが、配役を決める事も映画やドラマの成功を握る重要なポイント。それにしても松本清張さんは女性の心理をどうしてああまで分かる人だったのか? 表向きと違って内面は女性的だったの? 取材力も確かだし着眼点が面白い。こうした作家は数少ない。次の松本清張はなかなか誕生しない。だからいつまでたっても彼の作品が映像化されるのだろう。フジテレビ開局55年を記念したドラマが今夜放送される。これまた彼の原作を使っている。時代は昭和20年代。その古さに視聴者たちが付いて行ける限り、彼の新作ドラマが生まれるのかしら?
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