２０１３年１０月３０日 不思議な人

　街中で不思議な人に出会うと近寄ってくれるな、と心の中で念じる。最近は人ごみに出るのが怖いと感じる時もある。考え過ぎ？　と思う時もあるがどこにナイフを持ち歩いている人がいるかもしれないとの恐怖は拭えない。相手が男でも女でもそれは分からない。おかしくなった女の方がもしかしたら女相手にぶつかってくるかもしれないし。今日もそんな場面（やはり神経質になり過ぎか？　）があった。某ビル内のベンチに座って時間つぶしの為に本を読んでいた。横長ベンチはつめれば６人は座れそうな広さ。私が座った時には誰もいなかったので端を少し空けて右側に座った。しばらくして左端にオッサンが座る。次に若い男性が大きな荷物を持って真ん中に。最後に年齢不詳の女性が来て私の直ぐ脇にかけた。そこまでは普通。次の行動が変。私の右端のあいている部分に自分の鞄を置き、自らは化粧直し？　をし始めた。動きが変でまともには見ていなかったしこちらは本を読んでいたのではっきりとは分からない。それにしても鞄を置くスペースが欲しいのなら一声かければいいじゃないか。人を挟んで鞄を置く行為が信じられない。仮に私が持って逃げたらどうなるの？　持って行かれても構わないものだったにしても並みの人はそんな事しない。その後、右端のオッサンが席を立ち、若い男性が右端に移動。年齢不詳の女性は自然に真ん中にスライド。その際に鞄を膝に抱えた。動きがおかしいので早く立ち去ってくれないかと念じていたら、直にいなくなった。何事もなくて良かったがこれからは街中でこのような場面に出くわす事が増えるのでは？　と不安に思う。