このところたて続けに(テレビでだけれど)邦画を観賞。昨夜は箱根駅伝の題材にした”風が強く吹いている”を観た。幾ら懸命に練習をしたからってどー頑張っても無理だろ、の箱根駅伝に出場する大学生たちの頑張り。ところどころでクスッと笑えてしまいそれなりに面白かった。その前に観たのはこれまたコメディ調の”南極料理人”。前にもチラッと観たことがあったけれど今回はマジで長々と観たので内容が理解出来た。ふーむ。そんな話しだったのかと思えたり、映画にするようなものでもないようなと思ったり。同じ夜に多少時間がかぶりながら観たのは”麒麟の翼~新参者”。お馴染みの東野圭吾原作。この人の物語はいつもこんな感じ。思わせぶりで深そうなんだけど実際にはそうでもない。この最後も期待していた割には大したことなし。それでも上手くまとまっていたところが憎い。最近の邦画ってコメディかミステリーに頼りがち。他にテーマはないのか。万人受けを狙うにはこれしかないのかなぁ。
冬山のあちらこちらで遭難事故が相次いでいる。ニュースで伝えるもの以外にもそれらはたくさんあるようだ。昨夜、ダンナが所属している山の会から連絡が入った。年末から出かけている山の仲間が、天候悪化のために身動きが取れなくなっているとの救助要請。ヘリコプターも天気が悪いので飛べないとか。そんなところに助けに入らなくても、と思う。それでも山男の意地なのかダンナは装備の準備をし出かけて行った。その後何の連絡もない。元々連絡不通の夫婦なので連絡がないことは、気にはならない。それでもどーなったのかなと状況については気になる。なんてことはなかったよ、と元気に帰ってきてくれると信じてはいるが。「人に迷惑をかけないで自力で帰って来いよ。全く人騒がせな」と捨て台詞のように言い放って行った彼。そんな風に楽しくなさそうに山に出かけたことはない。救助は明日かな。皆の無事を祈る。
それなりに頑張ったのだろうけれど、総合2位に終わった東洋大。応援していたのになぁ。残念だったなぁ。けれどあの日体大の強さは何だったのか? 昨日の山登り・服部君は凄かったけれど。彼以外の選手たちも自分の力を発揮してくれちゃっての結果がこれか。苦節ウン10年? の雪辱を果たせた感を持った先輩たちには感無量の思いがひしひしと沸いたことでしょう。その多くは体育教師かなんかで、日頃は生徒たちに威張り散らしているトンデモナイ奴らだったりするんだろうけどね。ま、それにしても総合優勝はご立派。来年はどうなるのか。東洋大は頼みの設楽兄弟が4年生。今日力走していた1年生・服部優馬選手の強力な弟(高校生の有力選手)も入部予定。優勝! 出来ると信じて応援を続けます。
応援している東洋大学が頑張っていた。エース級の双子・設楽啓太・悠太は共に素晴らしい走りで安定感もあって、安心して見られた。その後の山登り5区のなんたらさんが、本人なりに精いっぱいの走りをしたのでしょうけれど日体大の服部選手と早稲田大の山本選手に敵わなかった。それはそれで仕方のない結果。このままだとどうなるの? もっとも大嫌いな駒沢の選手たちが出しゃばって来なかった事をよしとしましょうか。明日の復路で彼らがどんな走り方をして来るのかが見もの。たとえ東洋大が優勝できなくても本人たちが納得のいくレースをしてくれるかどうか。一ファンはそんなところで見守りたい。