父が亡くなって3カ月。それまでふたりで暮らしてきた母がひとりになって…・3カ月。いつかはこんな日が来るのは分かっていたのだからそれなりに心構えはしていたはずなのに。なかなかそうはいかない様で。困ってしまう。こちらにしても母に冷たくするつもりはないが、尽くすにも限界がある。それもあちらが思っているよりも早い段階での限界かも知れない。母と娘でも人それぞれに考えている事が違うので何とも難しい。分かりあえそうで全てOKとはいきそうにない。あー! と叫びたくなるのはこちらの方でもあるのにこんな時でも母は医者から精神安定剤をもらった来て云々と言う。そこへ何と言ってあげたらいいのか。考えたくもないのが今の心境。明日、明後日と100か日法要のため実家に帰る。それも母に言われたから、との思いが強い。納骨が済んだからそれで終わりとは言わないがもーいいんじゃない? と父に問いたいがそれは親不孝なの? それぞれでいいと思うのだが。
聞いてびっくりだった、埼玉県の教職員達の早期退職話。年度末まで(これがあるべき職員の姿だと思うが)勤めて退職するとその時、手に入る退職金が減額される。そんな制度が導入され、その為に今月末で早期に退職する意向の教職員が多数いるとの事。これが大阪市で起こったらどうなるか。またしても、の橋下市長が出てきて物議を醸しだすかもしれない。けれども、今回話しが持ち上がったのは埼玉県。今のところニュースで伝えられた後、誰も訂正せずこれってどうなの? の話題にしかなっていない。しかし、本とこれって許される行為なのか。教育者ってなんなの? と問いたい。早期で退職せずに年度末まで勤めるともらえる退職金がだいたい150万円ほど減るそう。ただ1月末で職場を去れば2月3月の月給分の約80万円を引いても70万円ほど多く手元に入るとか。なんだかせこい話し。確かに70万円は大きな金額。それがもらえるはずなのにもらえなくなるとしたらうーむ、と考える人は多いだろう。だけどそれが教師達によって考えられ出された結論だと思うとちょっと悲しい。しかもひとりやふたりではなく100人以上だとか。中には学級担任を任されている人も含まれるそうでおかしいぞ、先生! と我が子の担任ならば学校に申し出たい、と思うがそれって間違ってるのか? ゆとり教育に染まっているのは子どものみならず。つらい!
受験生と在校生にとっては、思いがけないかつとんでもない事件。と言い切っていいのかは分からないが、教師の体罰によって自殺したと思われる事が起きてしまったのは事実。それを重く受け止めた橋下大阪府知事。生徒たちに直に話しをしたのは流石の対応、とは思うけれど受験生たちにはイマイチその思いは伝わらなかったかも。それに勝手な判断だけれど、そこに子を通わせようと考えている親は案外教師の体罰なんて大した事ではない、と思っている人が多いのでは? 受験しようと思う子どもも然りなのでは? と思う。ある意味宗教的な感じ。指導者は教祖。我が子が自殺に至って初めて目が覚めた、とでも言いましょうか。もっとも彼に保護者がそれまでどんな対応をしていたのかつかめないので何とも言えないが。スポーツ系の学科の入試はなくなり、今回は普通科のみで入試は行われるとか。これによっていままでのおかしな制度が改善される事を強く祈ります。
録画された試合をテレビで見た。どちらのチームにも思い入れが全くなかったので、どちらが優勝してもいいや、の思いで見ていたせいかちっともおもろなかった。しかもラストは延長戦でも勝敗がつかずPK戦。同点での両校優勝よりはいいのでしょうけれど、見ていて物足りなさが増した。可愛そうになったのは京都橘の仙頭くん。折角そこまで活躍していてエエ感じで来たのに、PKを外したがために気の毒な試合終了となった。他人の事ながらあれでは一生悔いが残るのだろうな。甲子園でエラーをした球児みたいに。トップで蹴る事への重圧だったのか? この後進路はどうなっているか知らないけれどサッカーを続けるのであれば、毎度付きまとわれそう。決勝戦に限ってはPKでの決着はやめたら、と思うのはど素人考えでしょうか。どちらかに点が入るまでフィールドで戦わせてあげたらいいのに。
家族葬が流行り出した(?)とNHKの番組が伝えていた。流行始めたのは本当かも知れない。ただ、その番組の伝え方だと最期の時間をその人とともに静かに迎えるように言っていたが果たしてそれだけ? と疑問に感じた。お葬式にはそれなりの費用がいる。その為にお金を残している人もいると聞く。だから、と言い切るのは卑しいのかも知れないが、費用を掛けたくなくて家族だけの葬式で済ませる人たちもいるのではないか。番組を見ている途中であまりにも美化した家族葬話に嫌気がさして来て、こんな事を言いたくもなった。こじんまりとした粛々とした葬式。それはそれでいい。先日の父の葬儀も本来は彼の望んだものはそんなものだった。けれどもやっぱり、の母の意向でそれはかなわず立派な葬儀が執り行われた。父の一番身近な存在の母がそう言うならばと許したが、何だか違うんじゃない? と思っていた。今もその気持ちを母には伝えていないしこのまま伝えずに終わるのだろう。彼女が望んでした事をけなすつもりはないから。それにしても葬式は難しい。亡くなった本人以上に回りがあーだこーだと言い、それをまとめるはずの本人が亡くなっているのだから。あーやだ。