可愛い子だなぁとは思っていた。でも普通かなぁとも思っていた。昨夜、NHKテレビ・鶴瓶の家族に乾杯にゲスト出演。自然の多いところに行きたくて、との希望で訪ねたのは屋久島。そこで母親たちにいろんな話を聞きたいというのが旅の目的だった。彼女が登場した場面で鶴瓶さんが「吉永小百合さんに似てる。そのくらい綺麗よ~」と親しげに話しかけた。そこでの彼女の切り替えし方。「ほんとですか? そんなこと言われたの初めてです」「だから今初めて言うたんや」「でも私は引きの方が綺麗です。近くではあんまり・・・・」「引きの方がええんの? そんなことないと思うけどなぁ」そこでカメラマンが引きで彼女を映す。「あ、引いてくれた」その会話が台本に書かれたものだったとしても(それはないと思うが)さらりとなんて事を言ってんの、この娘は。と妙に感心しとても好感が持てた。チャラチャラしたアホなガキが多い中、ちゃんとしてる。頑張ってや~。昨夜は体が難儀でテレビをちょこっとしか見なかった。それが残念。
いい夫婦の日を記念してってわけでもないが暇だったのでダンナとふたり、2か月前に開通した東京ゲートブリッジに行ってみた。今にもふりだしそうな空の下、東京の大きな建物が海を通して見渡せた。東京タワーや汐留、台場、六本木、そして開業までひと月と迫ったスカイツリーも彼方にぼんやりと見えた。だからって何? と言った話しではあるけど橋を歩いて渡るのもなかなかいい。隣りは車の道なので排気ガスがひどいかなと思っていたが全くそんなことは感じず。時折バイク集団がババババーッと飛ばして行くのでその音だけが煩かった。日曜日の午後だから子連れも結構いたが、あれを歩くだけでもこどもは楽しめるのか? 景色が眺められるからそれで興奮するのかな。我が家にちびがいた頃の時代はかなり昔になったのでその感覚を忘れた。そう言えば今日は27年前に長男がお腹にいることを確認し、母親になれるんだーと感激した記念日!
亡くなられた従業員のふたりは気の毒なことだったが、ニュースでも伝えられているようにあまりに管理が不十分だったのでは? 雪が積もって固くなれば当然そこに乗って外に出るくらいの知恵は熊にだってあるでしょう。不幸中の幸いは犠牲者が従業員だけでおさまったことか。近所に住む人に餌やりだけを頼んでいたのかしら。それにしても働くには高齢のふたり。そこまで元気に生きてきて終わり方がこれでは浮かばれない。交通事故に遭ったようなものかもしれないが、遺族にとってはたまらない別れ方になった。ここ以外に同様の牧場があるとは思いたくはないが実際はどうなの? 夏の北海道で数匹しか飼われていない熊牧場を見学したことがあったが猛獣虐待って感じで何だか可愛そうだった。今回の事故にしても逃げ出した熊は射殺されたそうだけど、それもちょっと違うんじゃない? と思う。動物との共存はちゃんと考えた上で実行しないと。じゃないとどっちも不幸な結果に終わる。管理者たちよ、しっかりして!
平日で暇な時、よく見ていた”ちい散歩”。地井さんの年齢が高い割には元気に歩く姿が好評だった番組。体調を崩し療養生活に入っても近いうちに復活してくるもの、と信じていたのにどーもそれは叶わなくなったようで。そんなにも重病なの? 陽気すぎて時にはこの人、アホちゃう? と思う時も多々あったけどそれが散歩番組にとっては面白いネタにつながるところもありでいいキャラだった。後任はかつての若大将(?)加山雄三さん。しかも75歳って大丈夫なのか? その年には見えないがそれでもまだ、お仕事してらしたんですね、と聞きたくなるようなお年。俳優には定年がないけれどそれにしてもなぁ。同じく散歩番組の”ぶらり途中下車~”の名物ナレーターが亡くなり高齢の藤村俊二さんが交代し、いつまで続けられるの? と思ったのと全く同じ気分。も少し若い人を選んでくれてもいいのに。そこまで人材不足なの?
山田洋次監督が選んだ日本映画の喜劇編のひとつ。ってことで昨夜BSで放送。以前にもテレビで観たことがあった作品。で、前回も途中で飽きた記憶がある。今回も同じ結果になり途中で終了。面白い部分も確かにあるのだけど、ヤンキーものがやっぱり苦手。イチコ役(でよかったんだっけ? )の土屋アンナははまり役っぽくて観ていて気持ちいいほどのヤンキーぶり。見た目はカッコいいと思う反面、しゃべりが駄目。ちゃんとした日本語をお願いします、と言いたくなる。ロリータ風の出で立ちの深田恭子ちゃんも衣装が妙に似合っていて可愛かった。だからあのふたりなくしては成り立たなかった映画だと思う。映像も”嫌われ松子の一生”のように鮮明な色が際立って綺麗だったし。そこらは見事だった。あとは何が足らなかったのか? それと山田監督がこれを喜劇編の一本に選んだ理由もイマイチ分からず。彼はこれのどこに反応したんだろうか?