２０１２年４月１１日 映画・シコふんじゃった

　山田洋次監督が選ぶ日本映画・喜劇編の中の１本に数えられた、周防監督の”シコふんじゃった”。以前にもテレビで観たことがあったけれど相当前のことなのでどんなものだったのか忘れていた。竹中直人さんもぷっくりしていて若い！　主人公役のもっくんもまだ２０歳くらい？　ナンパな学生風でおもろかった。そして何より新鮮（？）だったのが柄本明さん。ああ、あんなだったと当時を思い出させてくれるヌボーッとした感じがいい。いつの頃からかキャラクターが変わったけれど（そう感じるのは私だけ？　）何とも言えない雰囲気を持っていて好きだったなぁ。息子の佑くんに通じるものがあるかな。映画自体はそこそこに笑えるが喜劇というにはどうなの？　と。でも頑張っているのに全く成果の出ない役の竹中直人はやっぱ喜劇役者なのかしら。こちらも今となっては柄本さん同様キャラが変わったようでそこはちょっと残念。彼は周防監督の代表作でもおもろさの要役をしていたものね。最近はマジな役が多くてつまらないなぁ。