一度は行きたいと思っていた目黒川へ花見に出かけた。満開に近いけれど七、八分咲きのところもあって見るにはいい感じ。平日の午後のせいもあって人出もやや込み程度。川面に散る桜の花って本当にきれい。若い時分にはこんなこと思いもしなかった。花見はしたけれどもしかしたら花をちゃんと見てはいなかったのかも。男の子たちと桜の木の下でヤンヤヤンヤの宴会をして大いに盛り上がったり、大阪造幣局・桜の通り抜けは経験しているけどそんだけ。今にして思うと何をしていたんだ、とも思う。いい年にならないと桜の良さなんて分からないのでしょうか。ま、そんなものか。生きているうちに良さに気が付いたのだからマシかな。来年もまたこんな花見をしたいなぁ。叶えばしあわせ。