死ぬまでロックンローラーであり続けるであろう、内田裕也。だったのになんですか今回の逮捕劇は。恥ずかしくないのか。しかもって言うのかいかにもと言うべきか女性に脅迫文を送り付けたなんて最低! 彼らしいと言えばそれまでで話は終了してしまうがそんなんでエエんですか? それに結婚して何年になるのか知らないが数年間同居しただけであとは長々と別居生活。男にとっては何と都合のいい結婚生活のあり方か。女房が彼女だからやって来れた(?)。不思議なのはどうして離婚しないのか? ってこと。そんな話をし出すと暴れ出すからなのか。19や20歳の若者じゃない。71歳になってまでそんなやり方をし通すアンタの心は全く理解できない。ま、理解する立場にないしその必要もないからいいけど。でも、こんな馬鹿馬鹿しいことをしたのだからせめて今日からは”ロックンローラー”を名乗らないように。そこに大した思いいれはないがなんか違うと思うんだよね、方向性が。まともなロッカー(今も存在すればの話ですが)に失礼でしょ。
だいぶ前から不景気ではあった。やや回復傾向を見せ始めた頃に今回の大震災。で、やっぱりって感じで不景気の波がまたしても押し寄せている。こんな話をしたら当事者の方々には大変申し訳ない。大切な家族の命や家、思い出の品々、仕事などを失った人々も多数いらっしゃるのだから。でもなぁ、我々被災地以外の者にとってもこれは大打撃。仕事が激減した。しかも今の仕事(これは7年前から就業しているパート従業員ですが)はリサーチ関連のもので世の中にあってもなくてもどーでもいい業種。だからこそ激減しているのだがなんだかなぁ。雇われ出した頃は月に10数日あった(その程度がちょうどよかったので応募した)のが今や数日あるかないか。これがいつまで続のか。ま、途中から仕事量が減ったので私は個人的に様々な短期バイトに出ているがこのままいったら長期バイトを探さないとあかんのか? そうだよなぁ、リサーチなんてしとる場合じゃないものなー。などと思うがうーむ。景気回復を祈るのは私だけではあるまい。
大震災から早くも2か月。ひと月前と比べると「今日で2か月です。黙祷ー」なんて報道は見かけない。言ってはなんですがひと月前はどのニュース番組も同じ事を同じ様に伝えていた。ここに来てTVや新聞の報道の仕方がちょっと変わった。もちろん変わらない部分もあって早いとこ、元に戻してもらえませんかと言いたい時もあり。現地の人たちがどう思っているのかは分からないし知らなくても構わないと思う時も多々あるけど。そんな中、朝刊に被災地の高校生の様子が載っていて興味深く読んだ。そこには「頑張っているのだから敢えて、”頑張ってください”などの声かけはやめて欲しい。大人たちは当時の事を口にするけれど僕たちはあの時の話はしない。普通の暮らしがしたいだけ」とあった。言われてみればその通りなんじゃないかと感じた。昨日は映画監督の山田洋次さんが「がんばろう日本、つながろう日本と言うがそれはちょっと違うんじゃないか」とおっしゃっている記事を目にしてほっとした。彼が言うのともしかしたらこちらの思いは違うかも知れないが私自身、あの“がんばろう、つながろう”には辟易していたから似た事を感じている人に出会って気持ちが和んだ。高校生の彼が言うように人ってさほど頑張れないものだし、山田監督がおっしゃるように頑張らなくていいもの。だと思う。新聞やTVニュースの原稿を書く記者たちはどこまで考えてその言葉を使っているのか。小さな言葉だけれどこの2カ月は繰り返し耳にするので考えさせられる言葉でもある。
被災地から非難していた人たちの一時帰宅が始まった。それも約2時間の短時間。気の毒な話。何度この手の話を聞いても納得がいくものはない。けれど危険な地帯だからしょーがないのか。なんだかなぁ。TVのニュース映像で見ているを殆ど他人の話で終わってしまうがこれを自分自身に置き換えると・・・・。2時間で何をどうするのだろう、私だったら。多くの人は位牌と思い出のアルバム、通帳、印鑑を持ち出していたようだが。どうする? 位牌はないから持ち出しようもないがやっぱり写真、通帳、印鑑は必要だよなぁ。それ以外には何? 考えてもしょーもない事だけど重く考えさせられた。
おもろかったなぁ、鶴瓶のおとうと。あれなら小難しい小百合ねえさんも許してくれはったんとちゃうのん。山田洋次監督ってどんな育ち方をしはったんやろか。相当な苦労人? 或いは真逆のお坊っちゃま? どっちにしてもその後の人生で修正しはっての今があるのんか。心のうちをしっかりと捉えているから凄い! 映画の全体を見たらそりゃかっこええ仕上がりにはなってへん。けどそれでもええんちゃう? 心の中を表せるなんて凄いことだもの。それでいて時代の旬の俳優もつこうてはるしなぁ。今回は蒼井優ちゃんと加瀬亮くん。寅さんの時のゲスト出演者のように彼らはその場に馴染んではった。これも監督の力なんやろか。気になったのは小百合ねえさんの声。若い時分からそうやったけどあの声の悪さはどないかならんのか。やっとしゃべってはるようで聞き苦しかったわぁ。彼女が舞台がでけへんの分かるわ。あれじゃ無理。本人も声出し、辛いんとちゃうのん。あれでよーやってはるわ。