２０１１年５月７日 親孝行

　今どき、そんな言い方が存在するのかどうか？　って気もするが親孝行――。で、ここ数日やってきたつもり。年老いた両親と対峙するのはやっぱり辛かった。当人たちがどう感じているのかは分からないがそれでも手助けを必要としているのは明らか。「給料を支払うからここに来ないか」とまで言い出す父。無理なのは承知の上とは思うが冗談にしろきつい発言。そこまで切羽つまっているんだ、とは思うがこちらとしてもどうにも出来ない。辛くならないような暮らしを６０歳くらいから考えて作っておかなかった事に問題があるのかも。彼らがその年代には母の長生きした両親の存在があったのでそれどころではなかった。とは思う。親の世話が大変で自分たちの老後について考える間がなかったのだろう。気の毒には思うが彼らが亡くなってすでに１０数年にはなる。だったらその間になんとかしようとは思い至らなかったのか。娘を頼っていたわけではないのでしょうがちと詰めが甘いような・・・・。どこかに頼り、頼られの精神が残っていたのかもな。同じ過ちを繰り返すまい、と改めて誓う。