昨年の4月からヨーロッパ方面を自転車旅中の次男。彼の帰国が2月5日に決まったと数日前に知った。喜びよりも戸惑いの方が大きい私。母親としてこれはいけない感情? 1年の予定で大学も休学しているので今、帰って来なければならない状況ではあるのだが・・・・。こちらとしたら勝手に3月に入ってからかな、と思っていたので早めの帰国に、えっ? と思いついでにやや鬱陶しいなぁ感も入り混じっている。旅立つ時には無事に帰って来られるのかこの子は。と不安に思い涙ながらに送り出したのに。半年を過ぎたあたりから、この子は大丈夫だと思う様になりあとは勝手に好きなように生きていってくれ、と思うほどになっていた。人の事より自分の事との思いもあり。そしてここにきて父の病気の事もあって、息子の事ばかりを気にもしていられない心理状態にもなっているのかもしれない。♪~ひとはみなひとりでは生きていけないものだから~♪なんて歌があったけどさぁ。ひとりで生きていけたらなぁなんてちらっと思ったりもして。
年老いた父の体調が思わしくないらしい。”らしい”なんて言うと他人事で冷たい言い方かもしれないが、今はそんな風に言いたい気分。何故なのかはよく分からない。一緒に暮らす母はかなりなショックを受けている様だ。それは自然な流れだと思う。ここでショックを受けなかったらおかしいよな。娘は薄情でごめんなさい。もっともここで落ち込んだらふたりはもっと辛い思いをするだろうしな。℡で本人から状況を話されても「ふんふん」と話を聞き流せたし。これから本当の結果が出て、月日が過ぎたらどうなるのかは不明。このままずっと同じ時間が過ごせるとは思わない。命って永遠じゃないんだなぁ。分かってはいたけれど現実味がこれによって増してきた。日々、真剣に生きないと。父の無事を祈る・・・・。
劇場に行こうと思いながらも行きそびれて、見られずにいた映画。当時見てきた友達の話だと面白くてゲラゲラ笑っちゃったとは言っていたけれど、あんなにもコメディタッチだとは思わなかった。マッシュルームカット(?)のナイーブ青年とバリバリのヘビメタ野郎。どちらも上手に演じ分けていた松ケン。いい味出してるなぁと感心させられた。あれは歌も歌っていたのかしら。だとしたら凄い。声がいまいち分からなかったけど、どうなのだろうか。ギター演奏は、本物? 確か映画・”ナナ”でもギターを弾く場面があったからあれは本物でしょうか。それと所属会社の社長兼マネージャー役の松雪泰子。彼女のヘビメタ振りが凄まじくてある意味感動。あそこまでやるんだ、って。良いお母さん役とかやらないでこれからもあの路線で突っ走って頂きたい。元々は「白鳥麗子でございまーす」と高飛車な役でヒットした人なのだから当然か。それにしても松ケンって不思議な人だ。いつも面白い役がらをなんなく演じてしまえるのだから。
世界的に活躍するトランペッタ―の日野さん。彼が北海道・室蘭市の中学生ジャズバンドにコーチする姿を昨夜、BSTVで拝見。いやー、カッコ良かった。相変わらずの力強さに圧倒されっぱなしで。還暦はとっくに過ぎて体力的には相当大変な部分もあるのではないか? と思うのにそんなところはひとつも見られなかった。それどころか引き気味の中学生相手に「あんたが吹くのを先に辞めてどうするの。唇が痛かろうが切れようが今、ここで命張って吹かなきゃ。俺はいつもその気持ちでやってるよ」と。トランペットを吹くのに命を張るってどういう事? って思うけど。その凄さこそが彼の源なんだろうな。対していた中学生たちも次第に本気モードとなり最後に演奏会を行った。ここでの日野さんのステージもエネルギッシュで素晴らしかった。サックス、トランペット、ロンボーンと各パートでソロ部分があってそれもなかなか良かった。すべて女子ってところが今時だなぁと感心させられたようながっかりさせられた様な・・・・。ただ、ドラム担当の男子(しかもまだ1年生)は頑張っていて素人目には将来有望なんじゃないかと。日野さんと対でソロパートも堂々とこなしていて頼もしかった。嫌にならずにこのまましばらく続けて行って欲しいなぁ。陰ながら応援していますぞ。そして数年後の彼らの姿、演奏をまた見たい、聞きたいと思う。叶うならば。
いや―、このところの短期バイト開始以来なんとも肩こりがひどい。このままいったら一体どうなるの? って誰かに聞きたいくらい。聞いたからってどうなるものでもないけれど。以前はハリ治療もしていたけど、ここ数年ご無沙汰していて。しばらく様子をみて治らない様ならまた行ってみようかな。自宅からやや遠いので足が遠のいてしまうのだ。どこか近くに良い治療院はないものか。口コミから探し歩いてもいいけれどそれもなぁ。ちゃんとした信用のおける人からの口コミ情報じゃないとね。昨年末に大阪で肩こりの治療を受けた女性が亡くなったじゃない。あれは確か資格を持たない学生が携わっていたのでしたか。運が悪かったとしか言いようがないけれど。そんな事になったら困るしなぁ。うーむ。どないしよ。