観たかった映画”69”をTVでだけれど観た。期待し過ぎたのか思っていたほどには面白くはなかった。長崎県佐世保市が舞台なので訛りがきつくて何を言っているのかよー分からんところがあった点がひとつ。初めの部分、特にタイトルバックのあたりは物凄くかっこよくて期待はますます広がった。にもかかわらず前半の勢いはいつの間にかどこへやら、になって後半だらけた。それに原作本を読んでいたから内容を理解出来たけれど、本を読んでいなかったら話しの筋が理解出来たのかどうか。と思ったのだけれど・・・・。クドカンの脚本だしつまらないって事はなかったが。音楽も相当に考えての選曲だったし。もうひとつ言えば”ケン”の担任の先生はミスキャストでしたね。若い頃から病弱でやや存在感の薄い教師でありながら、教え子の事を思いやるその優しさが何とも言えない、って役柄。それをあの、岸部一徳サンが演じていたが変でしょう? もう少しあった人がいたと思うよ。ま、映画全体の魅力にそれが影響しているとは考え難いか。ま、今年初の映画としては合格点かしら。次に期待!
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