いやー、びっくり。名著”ライム麦畑でつかまえて”の作者JDサリンジャーさん。こう言っちゃーなんだが、この人まだ生きていたんだ。夕刊紙のトップに死亡記事が出ていて驚いたのですが・・・・。しかもこの作品、1951年のものだそうで。いったいいつの話? って今となっては古い、むかしむかしのお話じゃないの? それでも我が青春(?)時代には愛読書とよんでいいのかどうかは分からないがとにかく好んで読んだ。当時も今もアメリカ文学は貴重な存在。他には浮かばないほどこれは優れていたと思う。最初は父の書棚に合ったものを読み、その後は自分でも購入して読みふけった思い出がある。こんな作品は他にはないかもしれない。どこにそれだけの魅力があったのか。答えは簡単には出せない。けれども間違いなくこの作品にはそれだけの力が備わっていた。素晴らしい。
合掌。
合掌。