いつの頃からだか忘れたが楽しみに見ている。鶴瓶さんがゲストと共に全国のあちらこちらに出かけて行って、現地をレポート。”ぶっつけ本番”とうたわれているだけあって本当の姿が見られてなかなか面白い。もっともこちらが来られる側だったら堪らないけれど。訪ねる場所が殆どは田舎。そのせいか皆、暖かく彼らを迎え入れている様に見える。都会のへの旅ではそうはいかないのではないか。現地のおじいさんやおばあさんたちのもてなし振りが楽しい。鶴瓶さんは深夜の番組で酔っ払って裸になった事で私の中では? って感じだった時もあるがここでの彼は紳士だし何よりも初対面の人からその人となりを導き出すのが上手い。それがこの番組の魅力だろう。それによって多くの視聴者が引きつけられているのだ。素晴らしい。今夜のゲストは俳優の八嶋智人さん。とぼけた味のある方なのでどんな旅になるのか楽しみだ。期待を裏切らない様に頼んまっせ。
96歳(!)での大往生を遂げた森繁さん。追悼番組の映画を観た。50年位前の作品で時代錯誤の場面もたくさんあったが、それでも面白かった。とぼけた感じとさらりとしたいやらしさが何とも言えない。他の人にはない味とでも言うのだろうか。似た様な俳優はたくさんいるのだが、その中でこの人、と思わせるものを持っているのは凄い事なのかも。俳優の世界でも高齢者で頑張っておられる方は大勢いらっしゃる。時にはあれ? この人もう亡くなっていたんじゃなかったっけ、と思わせる人もときどきいたりもして。それはこっちが勝手に勘違いをしていただけで失礼な話なのですが。”釣りバカ日記”のスーさん役の三国連太郎さんや、TV画面では拝見する機会はないがナレーションで活躍していらっしゃる久米明さんなどかなりの高齢者でしょうけれどご活躍中で。人前に自分の姿をさらけ出しての仕事。どんなに大変な事かと思うがそれでも96歳まで長生きをした森繁さん。よほどご自分に合った仕事だったのでしょうね。合掌。
初めて”事業仕分けって言葉を耳にした時、何? と思った。意味が分かり難くて何の事を言っているのか理解出来なかったのだ。一昨日、昨日とニュースで再度耳にしたところ何となくではあるけれど理解出来た。でも、おかしな言い方だよね。TVドラマの必殺仕事人にも似た感じでやや笑える。なんて言ったら真面目に取り組んでいらっしゃる方々に申し訳ないか。彼ら彼女らはマジでこの問題に対決しているのですから。今更ながらこれまでの自民党のやり方も問われてもいいんじゃないかとも思えるよね。なーなーで来てしまったからこその今、なわけでしょうし。仕分けの対象となった方からしたら「何で我々がやり玉に上げられるのか分からない」なんて戯言を言っていた人もいらしたが、それは違うんじゃない? そこを理解していないからこその対象者なのでは? 仕分け人(これも笑える言い方じゃ)の仕事はまだまだ続く。どこまで追及出来るのでしょうか。期待は膨らむがさて?
朝刊の片隅に”天皇陛下御即位20年記念式典”の文字。政府広報だからこんなものなのか、とは思うが少し気なった。「天皇陛下御即位20年を記念し、国民こぞってお祝いするため、本日(11月12日)、天皇皇后―以下省略」とあった。ここでうん? と首を傾げたくなったのは”国民こぞってお祝い”の部分。これは強制されて祝うものなのか。国民の義務なのかと。そもそもなんだって本日が即位の記念日なのかも分からないし。前天皇が亡くなって”平成”となったのは1月8日の事。元号が変わって直ぐに即位したわけではなかったのでしたっけ。10か月も経ってからの即位でしたっけ。ま、細かい事はともかく、内閣府のこの広報には納得がいかない。それに夕方のニュースで黒装束の大男どもが、彼らの前で歌い、踊っていたけれどあれにも違和感あり。祝うためならなんでもあり、って事でもないのでしょうがエグザエルに祝い曲を打診し、了承され実現したってものどうなのか? 妙な組み合わせ、と吹き出したくなった。それは許されない行為でしょうか。誰か教えて!
ランチタイムにファミレスに行った。時間がなかったので急いでお得な”ランチセット”を注文。「ドリンクバーもご一緒にいかがですか」と店の人に聞かれたが、時間がないので「結構です」と断った。けれど、”ランチセット”にはスープが付いていてそれはセルフなので「あちらでご自分でどうぞ」と。猫舌の私。ゆっくりと食べている時間がない状況なのでとりあえず早めに用意しておこうか、と席を立ちスープのコーナーへ。そこには先にスープをカップに入れている女性がいた。スープの鍋はふたつ並んでいた。彼女が使っていない方の鍋のふたを開け、カップに注ごうとした途端その女性が自分のカップを持ったまま派手に転んだ。手をつかずお尻からステンと。すでに注がれていた彼女のカップの中身は飛び散り、こちらは呆気にとられさて、どうしたらいいのかとしばし呆然。こちらが押したわけではないし(彼女には一切触れていない)あちらが勝手に転んだのだ。店員は直ぐには気がつかない。声をかけ怪我もやけどもしていない事に少し安心。後始末を店員に頼んで自分の席に戻った。でも後味が悪い。あれで怪我をしていたら、どうなっていたのか。たまたま彼女はひとりだったが連れの人がいたらこちらに文句を言ってきたのではないか。また、おとなしそうな人だったので何も言わなかったがタイプが違う人ならトラブルになっていたかも等々。考えたらキリがない。こんな事からお年寄りと関わるのが嫌云々を言ってはいけないのかも知れないが、やや引きたい気持ちになった出来事だった。本当に何もなくて良かった。家に帰ってからどこか痛んではいないかしら。ちょっと心配。