リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2016年5月28日 映画・ソロモンの偽証<後篇・裁判>

2016-05-28 22:23:16 | Weblog
 終わってみれば分かり易い、子供向けの内容だった。公開当時の宣伝が上手だったので、どれだけ内容の濃い面白みのある映画なのかと思っていた。結果として、やはり観に行かなくてよかったー。中学生が主人公だから仕方がないのかも知れないが、分かり切った結末。いじめ問題を取り上げたかったのか、命の大切さを訴えたかったのか原作者の意図がイマイチ分からず。主人公役の藤野涼子さんは見事に演じきっていて称賛すべきだと思う。彼女の演技によって映画の中に引き込まれたし、本当の世界の出来事の様にも思われた。それは凄い事。逆に彼女以外の大人たちの演技はどうだったか。難役ではあったが永作博美さんや藤野さんの両親役のふたりはあまり上手くなかった。誰が演じてもあんな感じなのかな? 誰だったら、と任せられるほどの演技派俳優が少なくなった。理由は分からないがそう思わされる機会が増えたように感じる。映画界も人材不足? 困った傾向だなぁ。

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