自分がちびの頃からこどもの日はあったけれど、今更ながらこの日は何の為にあるのか? GWの中に入り込んでいるからあまり考えた事はないが、ふと不思議に思えた。それを伝えるニュースも大抵は子どもの数が減少している、体力が昔の子に比べて落ちたなどで代わり映えしない。最近、それに加わったのが子どもの貧困化。給食費が支払えない事が話題になったのは何時だったか。もっとも支払えるのに支払わないモンスター的な親、として話題にのぼった時代もあったのは確か。自民党の国会議員が奨学金制度の拡充をめぐりこんな発言をした。「義務教育は国がしっかりやるが、高校や大学は自立してがんばってもらわないと」意図が分からない。何を言いたかったのか。所得が真ん中の半分に満たない人の割合を示す相対的貧困率が日本の子どもは6人に1人の割合で先進国の中では悪い方だそう。先の国会議員がそれを把握した上で発言していたか否かは不明。子の貧困は親の責任。親がその責任を果たせない、果たさない場合には社会全体で支えるしかないのが現実? なのか。そう伝える新聞記事を読んだがイマイチ納得がいかなかった。何度も無意味にこどもの日を過ごして来たが、今日は真面目にこどもについて少し考えた。答えは出ない。