リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2016年5月4日 憲法改正

2016-05-04 13:11:52 | Weblog
 次の選挙で争点のひとつとされる、憲法改正。101歳のジャーナリスト、むのたけじさんが車いす姿で参加した映像がニュースで流れた。「9条こそが70年間、国民や他国民の誰をも戦死させなかった」の言葉が全てを物語っていると思う。けれど、物事には必ず反対側がある。改憲派たちはそれぞれに物申した。気になったのは下村博文・自民党総裁特別補佐が主張したセリフ。「憲法9条があるから戦争に巻き込まれずにすんだと信仰の様に感じている方があまりに多い」これをどう捉えたらいいのか。信仰の様に、の言い方に違和感あり。信仰の自由はこの国にないの? 信じるものは救われる、とも言うじゃないか。そもそもそれを信じる事は間違いだと言い切れるのか。私だって戦争そのものを知らない世代だが、下村さんやその他の政治家は殆どが70年前の時代を知らない世代。戦争を知らない世代が妙な懐古趣味を持ちだして、その時代へ帰ろうとしているようにしか思えない。天下をとる、が大好きな男たち。その為には手段を選ばず、多くの犠牲者を出して来た。当時のアホ殿様と今の政治家たちがダブって見え、ほんまに気色悪いわ。

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